住まいづくり・住まい探しの情報ガイド
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【目次】
リゾートホテルのような家にあこがれる方もいるのではないでしょうか。忙しい日常から離れ、ゆったりとした時間を過ごせる空間があれば、自宅が心身ともにリフレッシュできる場所になります。リゾート感を得られる家づくりのためには、デザインや間取り、インテリア小物の細かい部分までこだわることが必要です。
そこで本記事では、リゾート風の家を実現するための間取りやインテリアの工夫、外観デザインのポイントについて詳しくご紹介します。ぜひ、非日常を味わえる素敵な家を手に入れるための参考にしてください。
リゾート風の家を実現するための間取りのポイントを3つ紹介します。日常の中でリゾート気分を味わえる家づくりの参考にしてください。
リゾート風の家では、広々としたリビングが欠かせません。リビングは家族や友人とくつろぐメインの場所であり、大切な時間を過ごす空間です。リビングを広く感じさせるためには、天井を高くすると効果的です。
また、壁紙や床材を明るいカラーで統一すると、より広がりを感じさせながら落ち着いた雰囲気になります。家具は大きすぎず、シンプルなデザインを選ぶようにしましょう。空間全体が重たくならず、スッキリとした印象を与えます。
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リゾート風の家をつくるには、開放感のある窓の配置が大切です。大きな窓をリビングやダイニングに設ければ、自然光をたっぷり取り込み、室内が明るくなります。特に南向きの窓は、一日中光が差し込み、暖かく心地よい空間をつくれるのでおすすめです。
窓の外に美しい風景が広がっている場合は、窓枠をフレームとして景色を楽しめるようにしてみましょう。また、フルオープンできるガラスドアを使用すると、室内と屋外の境界が曖昧になり、より開放的な空間が生まれます。
さらに、窓枠やガラスのデザインもリゾートらしさを演出するポイントです。木製の窓枠やシンプルなデザインのガラスを選ぶことで、自然素材の暖かみを生かしたコーディネートが可能です。
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リゾート風の家で欠かせないのが、屋外とつながるテラススペースです。テラスは内と外をつなぎ、日常生活を豊かにしてくれます。リビングやダイニングから直接アクセスできるテラスは、アウトドアリビングとしても活用できるでしょう。
ここで大事なのは、テラスのデザインと使いやすさです。まず、デッキやパティオの材質には耐久性と自然素材感を持つウッドデッキやストーンが最適です。テラスを快適な空間にするためには、リゾート感ある家具を置くのがおすすめです。ラタン製のソファやテーブルやハンモックなど、リラックスできるアイテムを取り入れると統一感のある空間が実現します。
照明にもこだわりを持ち、間接照明やキャンドルライトを利用することで、夜の時間もロマンチックな雰囲気を演出できます。また、グリーンや花を配置するのもよいでしょう。
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リゾート風の家を実現するためには、インテリアの工夫も大切です。ここからは、リゾート風の家をつくるためのインテリアの工夫を紹介します。
リゾート風の家をつくるために、自然素材をたっぷり取り入れましょう。自然素材は空間に温かみとリラックス感をもたらします。
たとえば、家具や小物にも木材やラタン、竹といった自然素材を取り入れると、インテリアがナチュラルにまとまります。特に、木製家具はその年輪や質感が独特で、使用する場所によって異なる表情を見せるため、空間を豊かに演出してくれます。
そのほか、カーペットやクッションにはリネンやコットンなど、肌触りが良く、自然な風合いの素材を選ぶとさらにリゾート感がアップします。観葉植物やドライフラワーなどもインテリアに加えると、より一層心地よい空間が完成するでしょう。
リゾート感を演出するために、間接照明の活用が効果的です。間接照明は直接的な光源を隠し、柔らかい光を空間全体に広げることで、居心地の良い雰囲気をつくりだします。
リビングやベッドルームでは、天井や壁に設置した照明を活用し、光の反射を利用して部屋全体を優しく包み込むようにしましょう。次に、テーブルランプやフロアスタンドを使って、必要な場所にポイントで光を当てると、空間に奥行きと立体感が生まれます。また、階段やキッチンカウンターには足元照明を設ければ、夜間も安全で落ち着いた雰囲気を保てます。
照明の色も重要なポイントです。暖色系の照明は、より温かみのあるリゾート感を演出できます。LEDキャンドルやフェアリーライトなどの装飾照明は、夜の時間を特別なものに変えてくれるでしょう。
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リゾート感をインテリアで演出したい場合は、アースカラーを取り入れるとよいでしょう。アースカラーは、自然界に存在する土、砂、草木などの色を基調としたカラーであり、温かみと落ち着きを感じさせる効果があります。
壁や家具には、ベージュ、ブラウン、オリーブグリーン、サンドカラーなどを選ぶと、空間全体が統一され、自然な雰囲気をつくりだします。
ダイニングルームのテーブルや椅子には、木材の温もりを感じられるダークブラウンを選ぶと、食事の時間が一層豊かになるでしょう。
リゾート風の家を実現するには、外観デザインも重要な要素です。モダンなリゾート風の外観デザインはシンプルでありながらも洗練されており、訪れる人々に非日常感を与えます。本章では、リゾート感ある外観デザインについて解説します。
モダンなリゾート風の家を実現するためには、白を基調とした外壁がおすすめです。白い外壁は清潔感があり、光を反射するため輝かしい印象を与えます。特に晴れた日には、白い壁が青空と美しく対比し、爽快な雰囲気を醸しだすでしょう。また、白い外壁はどのような周囲の環境にも調和しやすく、緑豊かな庭やシンプルなテラスとも好相性です。
白い塗装の耐久性を保つために、耐候性に優れた外壁材を選ぶとよいでしょう。たとえば、セラミック系塗料や特殊なコーティングを施すと、美しさが長く保たれます。
さらに、白い外壁にアクセントとして木材やストーンなどの自然素材を取り入れると、温かみとリゾート感が増します。
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外観はできるだけ過度な装飾を避け、直線的なラインとシンプルなシルエットを採用するようにしましょう。スタイリッシュで、洗練された印象を与えます。
特に、窓やドアのデザインにこだわると、家全体の雰囲気が一層高まります。窓枠やドアのフレームは細く、できるだけ目立たないように設計しましょう。
また、素材選びも大切なポイントです。ガラスや金属などと木材の自然素材を組み合わせることで、モダンな印象と自然の温もりを両立できます。さらに、外壁と同じく、庭やテラスなどの屋外スペースとの調和を考えたデザインを心掛けるようにしましょう。
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ここからは、リゾートホテルのような家の建築実例を紹介します。マイホームのイメージづくりに役立てましょう。
落ち着いていて高級感のある外国のホテルの雰囲気がお好きなご主人のご希望で、新居もホテルライクなインテリアを施しました。
大判タイルを張ったフロアやハイセンスな壁クロスで、住まい全体をシックにコーディネートしています。さらに、こだわりの家具やエレガントなシャンデリアが上質な空間を演出し、海外のホテルのようなLDKになりました。リビングとDKの間はガラス製の引き戸で仕切ることも可能です。
海外のホテル気分を味わえるLDKが特徴のリゾートホテルのような家の建築実例を見る▶
大きな吹抜けとハイサッシを設けたLDKは、明るく開放的な空間です。リビングは吹き抜けとダウンフロアを組み合わせ、より開放的でくつろぎ感のあるスペースが実現しました。
インテリアは黒、白、グレーを基調に、ガラスのパネルを張ったアイアンの階段やアイランドキッチン、上質な家具をコーディネートして、ホテルライクに仕上げています。
回遊動線で暮らしが快適なリゾートホテルのような家の建築実例を見る▶
ご自宅にお客さまを招いてにぎやかに過ごされる機会が多いことから、細かく仕切らず開放的な間取りにしました。勾配天井でのびやかさを高めたLDKは、天井に仕込んだ間接照明がくつろぎに満ちた空間を演出します。
LDからオープンに続く和室は、琉球畳に杉板の天井材やシックなクロスの床の間を合わせて高級感のある雰囲気に仕上げました。
間接照明を上手く活用したリゾートホテルのように上質感あふれる家の建築実例を見る▶
こちらは「リラックスできるホテルライクな家」をコンセプトに家づくりをスタートした建築実例です。2階リビングは、立地を生かして大開口から眺望を楽しめるようにとハイサッシをL形に配して、眺望を思う存分楽しめます。バルコニーにもつながって、奥行きのある開放感が実現しました。
高台の2階リビングなので人目を気にせず、ロールスクリーンを上げたまま景色を眺められます。
タイル張りの壁面やウォルナットフロアのリゾートホテルのような家の建築実例を見る▶
おうち時間が比較的長くなってきた現在では、旅行気分や非日常空間を味わえるリゾートホテルのような間取りが人気です。
リゾートホテルのような家を建てるには、理想のイメージを検討し、設計担当者と共有することが大切です。また、採用したいテイストやデザインに合わせて、素材や色や形を選び、非日常空間を味わえるデザインにしましょう。