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【目次】
建物の中にガレージを組み込んだガレージハウスは、デザイン性、機能性の面で様々なメリットがあり人気があります。
本記事では、ガレージハウスの費用相場やメリットを解説します。建築実例も紹介するので、マイホーム計画に役立てていきましょう。
ガレージハウスとは、駐車スペースが建物の内部に組み込まれた住宅のことを指します。組み込まれた駐車スペースはビルトインガレージ、インナーガレージと呼ばれています。
最大の魅力は、天候に左右されずに愛車を守ることができる点です。雨や雪の日でも安心して車を出し入れでき、メンテナンスも快適におこなえます。
さらに単なる駐車スペースではなく、趣味を楽しむスペースとして活用できるのも魅力です。たとえば、車のカスタマイズやバイクの整備、さらにはDIY作業をおこなうための工房として利用することもできます。
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ガレージ部分の坪単価は60万〜80万円程度、また1台分のガレージを設ける場合必要な坪数は4〜5坪と言われています。よってガレージ部分の費用相場は240万〜400万円程度が一般的です。
費用はあくまで目安であり、使用する材料や設計の複雑さ、設備の選定によって変動があるため、計画にあたっては複数の業者から見積をとって検討しましょう。
またガレージ部分の建築費に加え、建物自体の建築費はもちろんのこと、それに対し約20%の付帯工事費と約10%の諸費用がかかることも頭に入れておきましょう。
このように、ガレージハウスの費用は変動要素が多いので、あとから予算不足で悩まないよう、しっかり計画して採用を検討しましょう。
ここでは、ガレージハウスのメリットや注意点を紹介します。
2階建て以上のガレージハウスであれば、狭小地でも駐車場を敷地内に確保できます。また、天候に左右されずに車の乗り降りができるため、雨の日や雪の日でも快適に利用できます。
建物内に車を駐車するので防犯面でも有利です。さらに、ガレージは単なる駐車スペースだけでなく、趣味のスペースとしても活用できます。たとえば自転車やバイクの整備、DIY作業をおこなうための作業場として使うことができ、収納スペースとしても役立ちます。
ガレージハウスを検討する際には、いくつかの注意点があります。まず、ガレージの位置やサイズは建物全体のデザインに大きな影響を与えます。たとえば、ガレージの入り口の角度やサイズが適切でないと、車の出し入れが難しくなるので注意が必要です
居住スペースとのバランスも重要で、ガレージが居住空間を圧迫しないように間取りを検討しましょう。
また、耐震性や耐久性を確保するためには構造材の選定が重要であるほか、音や振動が居住空間に影響を与えないよう、防音対策も必要です。たとえば、ガレージの壁に防音材を施工することで、騒音を軽減できます。
最後に、ガレージハウスは一般的な住宅に比べてコストが高くなる傾向があります。建設費用や維持費用をしっかりと見積もり、予算を考慮することが大切です。このように多くの注意点があるため、慎重に検討することが大切です。
ここでは、ガレージハウスの建築実例を紹介します。
自然石を思わせるブラウンのキラテックタイル外壁の堂々たる佇まいが印象的な建築実例です。2台分のビルトインガレージと、ゆとりあるアプローチが設けられています。
グレーのタイル外壁を張り分けたスタイリッシュな外観と、水平ラインを強調したデザインが、シャープな印象を生み出します。2台分のビルトインガレージのほか、来客時の駐車スペースも確保しています。
来客時の駐車スペースも確保したビルトインガレージのある家の建築実例を見る
照明や内装にもこだわったビルトインガレージです。ガラス引き戸を設けて室内から直接出入りでき、天候に悩まされることもありません。
内外観に美しさを究めたビルトインガレージのある家の建築実例を見る
玄関土間はナチュラルな石張りを採用し、木目調の扉や壁、タイルフロアが調和してモダンな雰囲気になっています。玄関ホールから続くシューズインクロークは、ビルトインガレージにもつながっており便利です。
シューズインクロークとつながるビルトインガレージのある建築実例を見る
白と黒のキラテックタイルを張り分けた外観で、敷地を活かすオーバーハングが存在感をプラスしています。1階はオフィスとビルトインガレージが設置されており、フロアごとにインテリアテイストを変えるなど、すみずみまでこだわりが光るお住まいです。
ビルトインガレージ付きの注文住宅は、車を屋内で保護できる利便性と美しさを兼ね備えた住まいです。ガレージの費用相場は1坪60万~80万円程度で、駐車スペースの広さや設計によって異なり、設計時には耐震性や防音対策、外観との調和を考慮する必要があります。
本記事で紹介した建築実例を参考に、ライフスタイルにあったガレージハウスを検討してください。
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