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ランドリールームの実例7選|広さ・間取り・動線の工夫から理想のカタチを見つけよう

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【目次】

ランドリールームは、「洗う・干す・畳む・しまう」といった作業を一か所で完結できる、家事効率アップに欠かせない空間です。共働きや、室内干しを中心としたライフスタイルが広がるなか、注文住宅でランドリールームを取り入れる家庭が増えています。

一方で、「どれくらいの広さが必要?」「間取りはどうすれば便利?」と悩む方も多いのではないでしょうか。

この記事では、実際の施工事例をもとに、ランドリールームのおすすめ間取りや使いやすさの工夫を7つご紹介します。ライフスタイルに合ったランドリールームの検討に、お役立てください。

ランドリールームの基本機能とレイアウトの考え方

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以下では、ランドリールームの基本機能とレイアウトを解説します。広さに応じてできることや、設置のメリット・デメリット、コストを見ていきましょう。

ランドリールームでできること

ランドリールームは、単なる洗濯機置き場ではありません。丁寧に設計されたランドリールームなら、以下のような洗濯にまつわる家事を1か所で効率よくこなせます。

  • 洗う:洗濯機・乾燥機の設置
  • 干す:室内干しや外干しの動線をコンパクトに確保
  • 畳む:カウンターや作業台の設置
  • しまう:収納棚・クローゼットとの連携

特に共働きや子育て中の家庭では、「干す」から「しまう」までの工程をいかにスムーズにこなせるかが、負担を軽くするポイントです。洗濯は家事のなかでも手間がかかる作業ですが、ランドリールームを上手く活用して負担を減らしましょう。

広さと配置の基本パターン

ランドリールームを設計する際は、家族構成や生活スタイルに応じた広さと配置を考えることが大切です。

例えば、1畳ほどのランドリールームであれば、洗濯機と収納棚を置き、脱衣所と兼用する形態が多く見られます。2~3畳なら、室内干しや小さな作業スペースを追加でき、「洗う」「干す」「乾かす」「しまう」を1か所で完結することが可能です。さらに4畳以上を確保できると、余裕を持って作業できるでしょう。

なお、ファミリークローゼットや洗面室、キッチンなどとランドリールームをつなげることで、家事動線はよりスムーズになります。

ランドリールームのメリット・デメリット

ランドリールームを設けると、天候を気にせず洗濯物を室内で乾かせるようになります。また、洗濯に関する動線が短くなり家事効率が向上します。外部からの視線を気にせず洗濯物を取り扱えるため、プライバシー面でも安心できるでしょう。

一方で、ランドリールームを設置するためにはスペースが必要となり、湿気対策を怠ると悪臭やカビの原因になりかねません。さらに、新築・リフォームを問わず、設置には初期費用がかかる点も頭に入れておきましょう。

ランドリールームの設置コスト

ランドリールームの設置コストは、広さや導入する設備によって大きく変動します。新築で2~3畳程度のスペースを確保する場合、15万~35万円前後が一般的な目安です。ただし、ガス乾燥機や室内干しユニット、造作棚などを追加すると、そのぶんコストは上がっていきます。

一方、既存の住宅に後からランドリールームを設けるリフォーム工事では、60万〜200万円ほどかかるケースもあります。給排水設備の新設や間取りの変更が必要になると、費用が高額になりやすいでしょう。

コストを抑えるには、必要な機能に優先順位をつけることがポイントです。複数の業者に見積もりを依頼し、費用内訳やプラン内容を比較検討することで、予算に合った選択がしやすくなります。

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家事効率がアップ!ランドリールームの施工実例7選

ここでは、パナソニックホームズが手掛けたランドリールームを7つ紹介します。家事効率アップにつながる動線の工夫、効果的な収納計画、おしゃれなインテリアなどを参考にしてみましょう。

回遊動線で家事ラク!洗面・ランドリー・収納がつながる間取り

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こちらの実例では、玄関→洗面室→ランドリールーム→ファミリークローゼットへと一直線につながるスムーズな動線設計が特徴です。

この間取りによって、「洗う」「干す」「しまう」の一連の作業が短い動線で完結し、日常の洗濯がぐっとラクになります。さらに、帰宅したら、手洗いや着替え、洗濯までの一連の動作をスムーズに行えるため、朝の身支度や帰宅後の動作も効率的になります。

動線設計のポイントは、引き戸で空間を仕切りながら、開放時には洗面室・ランドリールーム・脱衣室が一体化できる点です。家族の使い方に合わせて空間を柔軟に活用できる、暮らしに寄り添った間取りといえます。

回遊動線で家事ラク!洗面・ランドリー・収納がつながる間取りの施工事例を見る

大量の洗濯物もラクラク!2階に設けた広々ランドリールーム

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こちらの実例では、2階に約4畳の広々としたランドリールームを設け、洗濯効率を大きく向上させています。室内には4本の物干しバーと作業用カウンター、さらに2台の洗濯機を備えており、家族全員の洗濯物を一気に対応できる設計です。

動線の工夫として注目したいのが、脱衣室の収納棚に設けた「通し穴」。ここに使用済みの衣類を入れると、隣接するランドリールーム側から取り出せる構造になっており、移動や手間を最小限に抑えられます。

浴室→脱衣室→ランドリールームに続く水まわり動線によって、「洗う」「干す」「しまう」までの流れがストレスなく完了。毎日の家事負担をぐっと軽減してくれる設計です。

大量の洗濯物もラクラク!2階に設けた広々ランドリールームの施工事例を見る

洗面脱衣室と一体化!ゆとりの広さで家事効率アップのランドリールーム

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こちらの実例では、洗面脱衣室とランドリールームを一体化させることで、広さと機能性を両立した空間を実現しました。「洗う」「干す」「乾かす」「しまう」という一連の作業をスムーズに行えるため、日常的な洗濯の負担が大幅に軽減されています。

さらに、ランドリールームの近くにはファミリークローゼットを配置。リビングダイニングの背面に収納エリアをまとめることで、生活空間がすっきりと整い、日々の片付けもスムーズになりました。

奥さまからは「使いやすくて便利です」との声も聞かれ、家族全員が使いやすさを実感している、家事効率を高める工夫が詰まった住まいです。

洗面脱衣室と一体化!ゆとりの広さで家事効率アップのランドリールームの施工事例を見る

ウォークインクローゼット直結!収納力と動線に優れたランドリールーム

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こちらの実例では、寝室のウォークインクローゼットからランドリールーム、洗面室、浴室へと続くシームレスな動線を確保しました。計画的な動線設計により、朝の準備から帰宅後の着替え、洗濯関連の家事までを効率よく行えます。

ランドリールーム内は両側の壁面にたっぷりとした収納スペースが設けられており、衣類や洗剤、洗濯用品などをすっきりと整理できるよう工夫が施されています。空間全体はホワイトを基調とした清潔感あるデザインで、明るく快適な家事スペースです。

ウォークインクローゼット直結!収納力と動線に優れたランドリールームの施工事例を見る

大容量収納とスムーズな動線で家事効率を高める広々ランドリールーム

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こちらの実例では、日常的な家事の負担を軽減するための動線と収納力の工夫がなされています。浴室・脱衣室とは別に設けたランドリールームは、広さに余裕があり、使い勝手の良い家事空間です。

ランドリールーム内にはアイアン調の室内物干しを採用し、デザイン性と実用性を両立。洗濯作業がスムーズにこなせるだけでなく、空間におしゃれなアクセントを加えています。

また、キッチンエリアには大容量のカップボードとパントリーを設け、収納と動線のバランスが取れた機能的な住まいが実現しました。

大容量収納とスムーズな動線で家事効率を高める広々ランドリールームの施工事例を見る

脱衣室と一体化!タイル模様の床が映える遊び心あるランドリールーム

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こちらの実例では、脱衣室とランドリールームをひとつにまとめた、ゆとりある水まわり空間を実現しています。入浴後の着替えから洗濯物の処理までをワンストップで行えるため、動線が非常にスムーズです。

室内の床には柄の入ったタイルが採用されており、清潔感の中にも遊び心が光るデザインとなっています。機能性だけでなく、空間にアクセントを加える工夫も見どころのひとつです。

脱衣室と一体化!タイル模様の床が映える遊び心あるランドリールームの施工事例を見る

洗面室・脱衣室と直結!家事効率を高める便利なランドリールーム

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こちらの実例では、1階に洗面室・脱衣室と直結したランドリールームを設置して、水まわりの家事動線を最適化しています。「洗う」「干す」「乾かす」「しまう」の作業がスムーズに完結するため、日々の家事負担が大幅に軽減されています。

また、室内で天候を気にせず洗濯物を干せるうえに、電動式の物干し竿を設置して使いやすさに配慮しています。「電動で上下できる物干し竿が便利です」と、奥さまも快適さを実感されています。

シンプルながらも家事がしやすい工夫が詰まったランドリールームは、共働き家庭にとって理想的な家事空間といえるでしょう。

洗面室・脱衣室と直結!家事効率を高める便利なランドリールームの施工事例を見る

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施工実例から学ぶ!ランドリールームづくりの成功ポイント

これからランドリールームを設けようと考えている方にとって、実例から学べることはとても多くあります。ここでは、実例に共通して見られた「成功するランドリールーム設計」のポイントをまとめて紹介します。

間取りは家事動線を意識する

ランドリールームを設ける際は、「洗う」「干す」「畳む」「しまう」の一連の流れをスムーズに行えるように、動線を重視した配置を意識しましょう。

例えば、ランドリールームとファミリークローゼットを直結させる間取りや、キッチン・洗面室・ランドリールームをつないだ回遊動線などを採用するとよいでしょう。

室内干し前提なら換気・湿気対策をしっかり行う

ランドリールームを室内干しスペースとして活用する場合は、窓・換気扇・除湿機の設置を検討しましょう。湿気対策をしなければ、悪臭やカビなどが発生する恐れがあります。

天候に左右されず洗濯できるというランドリールームの利点を最大限に活かすには、快適な空気環境を保つ設計が重要です。

家族の成長やライフスタイルの変化に備える

子育て期と子どもが独立した後では、ランドリールームに求める役割も変わってくるものです。

最初は洗濯物を干す・たたむ場として活用し、将来的には収納スペースやアイロン作業・在宅ワークにも使える多目的空間にできるよう、余白のある設計を意識しておくと長く快適に使い続けられます。

使いやすい収納で「作業効率」と「美しさ」を両立させる

ランドリールームは、洗剤やピンチ、タオル、バスケットなど小物が多くなりがちです。これらを効率よく収納する工夫を取り入れることで、作業性も見た目のスッキリ感も両立できます。

具体的には、天井近くの吊り棚、作業台下の引き出し、ハンガー用のバーやフック、ランドリーバスケットの定位置確保などがおすすめです。収納計画を丁寧に立てることで、物があふれず快適に使える空間を保てます。

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施工事例をヒントに、自分たちに合ったランドリールームを考えよう

ランドリールームを導入する際に重要なのは、広さや設備だけでなく、「家族の暮らし方に合っているかどうか」です。

本記事で紹介した実例を参考にしながら、動線・湿気対策・収納・将来性といった視点で、自分たちにぴったりのランドリールームを計画してみてください。理想の家事動線は、日々の暮らしをぐっとラクにしてくれます。

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