まもる
企業責任や
社員主体による活動

「企業は社会の公器である」という考えのもと、早くから安心・安全で環境に配慮した商品開発を手掛けてきたパナソニック ホームズ。企業の社会的責任として環境保護に努める姿勢は、CO2排出量の削減だけでなく、植林によるCO2の吸収や生物多様性保全をはじめとした、地球環境を守るための取り組みに受け継がれています。

パナホームファミリーの森

2013年、当社の創業50周年記念プロジェクトの一環で、岩手県宮古市と岐阜県高山市内の2カ所に「パナホームファミリーの森」を開設しました。森林再生と地域振興の同時実現を目指して活動している認定NPO法人 環境リレーションズ研究所の協力のもと、当社社員とお施主さまによって、敷地内に約8,000本の苗木を植樹。2013年以降、これまで累計で約96.7tのCO2の吸収に役立てられています。今後も樹木の成長に伴い、年間のCO2吸収量はさらに増えていく見込みです。
※当社は2018年に「パナホーム(株)」から「パナソニック ホームズ(株)」へ社名を変更しました。

植樹の様子
植栽前
植栽前のパナホームファミリーの森
2019年9月(岐阜県高山市)
2019年時点の写真
左:植栽前、右:2019年9月(岐阜県高山市)

つながりの広場

2013年、当社の創業50周年記念プロジェクトの一環で、大規模災害発生時の事業継続および帰宅困難者支援を考慮した緑化ゾーン「つながりの広場」を本社千里ビル横に開設しました。「つながり」というコンセプトには、地域の生物多様性を保全し、お客さまや地域住民を含む社会からの信頼を得ながら、私たちの事業活動や地球環境を未来へ“つなぐ”という思いを込めています。この広場は、ビオトープをはじめ、千里の原風景をイメージした樹種の植栽や太陽光発電、防災備品を収納したベンチ等で構成されています。太陽光発電設備で発電した電力は、隣接している当社ショウルーム「住まいとくらしの情報館 千里」で活用しています。

つながりの広場のイメージ

オフィス改革・働き方改革

当社は働き方改革の一環として、オフィス改革に取り組んでいます。部署間コミュニケーションの活発化につながるフリーアドレス制度を導入し、2021年に新宿モノリスビル、2022年に千里本社ビルがリニューアル。従業員は役割や目的に応じて自由に場所を選び、他部署との連携を強化しながら多様な働き方を選択できるようになりました。このように従業員が快適に働ける環境を提供することで、業務効率が高まり、オフィスでの滞在時間や通勤時間の短縮の結果として、CO2排出量の削減にも貢献しています。

千里本社ビルのオフィス
千里本社ビル
新宿モノリスビルのオフィス
新宿モノリスビル

エコキャップ活動

当社グループの協業会社「(株)パナホーム兵庫」では、社員とお客さまによる持ち込みでペットボトルキャップを回収し、その売却益をNPO法人への寄付を通じて発展途上国のワクチン費用などに充てる活動を行っています。回収されたペットボトルキャップは、知育玩具や買い物かごなどのプラスチック製品の生産資源として有効活用されており、そのリサイクル過程では障害者雇用や高齢者雇用にも貢献しています。毎年約3万個のキャップを回収しており、その累計は2017年から2022年度までの6年間で21万2,844個に及びます。2022年度は4万個の目標に対し、4万2,300個を達成。これにより抑制できるCO2排出量は約310tで、日本人約4千人が1年間に出すゴミの処分に伴うCO2排出量に相当します。

回収したペットボトルキャップ
集まったペットボトルキャップは毎月集計

フードロスお楽しみBOX

当社では、作り手と食べ手をつなぐフードシェアリングサービス「ロスゼロ」を利用して、全国の住宅見学会にWEB予約の上で来場いただいた方に抽選で「フードロスお楽しみBOX」をプレゼントする企画を実施しています。「フードロスお楽しみBOX」とは、規格外品・過剰在庫品などの食品を詰め合わせたもので、当選者は何が入っているかわからないワクワク感を通じて、楽しみながら食品ロス削減に貢献できる仕組みになっています。日本では賞味期限の残る食品が年間522万t破棄されるなか、この取り組みによって、300kgの食品の有効活用につなげています。

「フードロスお楽しみBOX」の写真
美味しく食べて食品ロス削減に貢献できる「フードロスお楽しみBOX」
ロスゼロのロゴ