栃木県の南部に位置する小山市は、風光明媚な自然に恵まれた環境に加え、東京圏とのアクセスの良さから工業団地が多く、県下第2の都市として現在も発展を続けています。1996年の春にパナホームで新築いただいた7棟30戸のファミリー向け賃貸住宅『サンビレッジ カムアンドエム』は、最寄駅から車で約10分の立地ながら、周囲に公園や小中高の学校が揃った子育てに最適な住環境。オーナーさまはこれまで順調に経営を続けてこられました。

しかし、築20年を前にして空室が出始めたことから、対応策の必要性を感じたとおっしゃいます。「賃貸住宅の競争が厳しくなっているなか、今後も勝ち残るために何をしようかと考えていたところに、パナホームから大胆なリノベーションの提案があり、全面的にお任せすることにしました」とオーナーさま。パナホームの提案は、従来のターゲットである子育てファミリー層に加え、広い住まいを希望する大人のふたりぐらし層も取り込めるリフォームでした。

ダークトーンのフローリングや質感のあるクロスを採用したLDK。

主寝室はシックで落ち着いた大人のインテリアにコーディネート。

3LDKの間取りなら、ご主人の憧れの書斎も実現できます。

洋室の１室は友達を招いておもてなしできる応接空間に。

小山市の人口・世帯動向を見ると、少子化などの要因からこの20年間に１世帯あたりの平均人員が3.1人から2.5人^※に減少しています。そこで、空室住戸については内装と水まわり設備を一新し、若いファミリーからディンクスまでアピールできる上質なデザイナーズ賃貸にグレードアップ。また、外観は7棟全体をブラウンとホワイトのツートーンに再塗装してフレッシュアップし、大容量の太陽光発電を搭載。売電収入と賃料アップで費用負担を軽減しました。

「効果はてきめんですぐに満室になりました。賃料にふさわしい上質な空間に入居者の皆さんも満足されている様子です。リフォームは、住まれる方にとっても私たちにとってもステップアップにつながる大きな意義があると思います。パナホームには資金計画や借入先の銀行の紹介までトータルにサポートいただき、任せてよかった」とオーナーさま。魅力的なリノベーション物件として、賃貸経営のセカンドステージがスタートしました。

※出典:小山市統計年報(平成27年度版)

築19年を機に７棟すべての外観を塗り替え、イメージを一新。D棟の屋根には19.4kWの太陽光発電を搭載し、全量売電で収益性をアップしました。