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パナソニック ホームズ トップ > 土地活用 > 役立つ専門家コラム > 市場動向(2026年3月号)賃貸住宅選びの動向

市場動向(2026年3月号)
賃貸住宅選びの動向
−最新版 賃貸契約者動向調査(⾸都圏)より−

  • 賃貸住宅経営

このコラムの内容は、2026年(令和8年)3月現在のものです。

近年の物価⾼は住まい選びにも影響し、
持ち家購⼊をあきらめて賃貸住宅での住み替えを検討する層が増えています。
⻑期的に⾒ても、今後の居住形態への意向として「借家への住み替え」を選択する⼈は
増加傾向にあります。⼊居者の物件選びのポイントはどこにあるのか。
株式会社リクルートの調査結果をもとに注⽬点をご紹介します。

※2025年10月に株式会社リクルートが公表した、2024年度(2024年4月1日~2025年3月31日入居)に
首都圏で賃貸物件を契約・入居した方へ実施された動向調査の結果をもとに構成。

家賃や管理費は上昇傾向、
調査開始以来の
最⾼額を更新

まず契約した住まいの家賃(※管理費・共益費除く)を見ておきましょう。物価高の影響はここでも避けがたく、家賃の全体平均は96,082円。前年度から3,500円以上上昇し、2005年度以降の最高額となりました。前年度と比べても全ての世帯構成で上昇しています。管理費・共益費は平均6,177円。前年度から600円近く上昇し、家賃同様、2005年度以降最高額を更新しました。

家賃上昇の背景には、資材価格や人件費の高騰があります。貸主が負担する修繕費などの維持管理コストが増え、その分を家賃に転嫁する必要が高まりました。さらにマンション販売価格の高騰も影響しています。都内では新築・中古とも1億円を超える物件が珍しくなく、ファミリー層がマイホーム購入を断念し、賃貸に住み続ける需要が高まったことが一因とみられます。同時に、持ち家にこだわらず、あえて賃貸住宅で自分らしい暮らし方を選ぶゆとり層の増加も見逃せません。そんな入居者に、高い家賃を払ってでもここで暮らしたいと思わせる賃貸住宅をいかにつくり込んでいくかを、積極的に考えていきたいものです。外観の存在感はもちろんのこと、アプローチからエントランスまわりの高級感、共用部の上質な設え、住戸内部では居心地の良いインテリアコーディネートや、使い勝手の良い設備の充実度など、近隣物件と差別化できる魅力的なポイントづくりにかかっています。

契約した住まいの家賃

設備への満⾜度と
次引っ越す際に欲しい設備

設備への満⾜度は「24時間出せるゴミ置き場」が70%超で最も⾼く、次いで「遮⾳性能の⾼い窓」が約68%。全体と⽐べて、ひとり暮らしでは「スマートロック」「オートロック」「ウォークインクローゼット」の満⾜度が⾼く、2⼈世帯では⽔まわり設備(「2⼝コンロ以上」「システムキッチン」「浴室乾燥機」「温⽔洗浄便座」)や防犯対策(「TVモニター付きインターフォン」「ディンプルキーなどのピッキング対策の鍵」「セキュリティシステム」「防犯カメラ」)の満⾜度が⾼くなっています。これらは言い換えると入居者にとって“あるとうれしい設備”。入居者視点での導入設備を考える際に参考にしたい情報です。

注目したいのは、次引っ越す際に絶対欲しい設備。上位は「エアコン付き」と「独立洗面台」と、あって当たり前の設備ですが、「24時間出せるゴミ置き場」「宅配ボックス」「無料インターネット完備」「ウォークインクローゼット」は、現在の設置率に対して、次の新居に欲しいという割合が高めになっています。住み替え時のチェック項目として重視される設備となるため、これからの入居者確保にはプラスに働きます。賃貸住宅の建築をご検討中のオーナーさまや、入退去のタイミングでリフォームをお考えのオーナーさまは、ぜひご採用・導入をご検討ください。

次引っ越す際に絶対に欲しい設備
設備に対する満足度

魅⼒を感じる
コンセプト賃貸住宅
1位は「防災賃貸住宅」

魅力を感じるコンセプト賃貸住宅は「防災賃貸住宅」が31.5%で最も高く、次いで「デザイナーズ賃貸住宅」(23.2%)、「ZEH賃貸住宅」(21.1%)でした。実際、日常生活においてさまざまな気象災害のリスクが感じられる中、住まいを探す時に「ハザードマップ」を自分で見た/調べたのは48.3%で前年度(43.4%)と比べて約5%増加。関心があると答えた割合も48.7%にのぼり、災害へ備える意識の高まりが見てとれます。パナソニック ホームズでは在宅避難に備えるレジリエンス性の高い賃貸住宅として、「ZEH賃貸住宅」を推進しています。高断熱仕様の快適な居住性に加え、太陽光発電システムの設置により創り出された電気は毎日の光熱費負担を軽減。万一の災害時には心強い非常用電源として暮らしの安心を支えます。世帯年収800万円以上の層は「ZEH賃貸住宅」に魅力を感じる割合が高いという結果も見られるため、家賃負担力の高い入居者層にアピールできる、防災力を高めたパナソニック ホームズのZEH賃貸住宅はおすすめです。

ペットと共に快適に暮らせる「ペット共生」の賃貸住宅も、まだまだ十分に供給されているとは言えません。長年にわたる開発の知見とノウハウを活かした当社の「ペット共生賃貸住宅」は、家族の一員としてのペットとの快適な暮らしに向き合ったもの。世帯年収の高い層ほどペットと暮らす意向が高い、というデータもあり、高家賃設定の条件になり得るものです。

賃貸住宅を計画する際には、立地・市場性と併せてこれらのコンセプトも意識して取り入れていくことが大切であると読み取れます。

魅力を感じるコンセプト賃貸住宅

出典:2024年度 賃貸契約者動向調査(首都圏)SUUMOリサーチセンター調べ/
2025年10月公表(2024/04/01~2025/03/31に賃貸住宅に入居した人を対象に調査)/1,264サンプル

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