住まいづくり・住まい探しの情報ガイド

オーナーさま専用サイト

お役立ちコラム

パナソニック ホームズ トップ > コラム一覧 > ランドリールームとは?おしゃれな間取りアイデアや失敗しないための収納ポイントを紹介

ランドリールームとは?おしゃれな間取りアイデアや失敗しないための収納ポイントを紹介

20200220151004209 (1).jpg

【目次】

ランドリールームは、自宅の洗濯作業を効率よくおこなうための専用空間です。
限られたスペースでも快適に使用できるように設計されており、インテリアとしても魅力的なランドリールームが増えています。
この記事では、ランドリールームのメリットや使いやすい間取り、収納アイデアなどを解説します。ランドリールーム設置にあたり、失敗しないためのポイントについても紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

ランドリールームとは?

20220530155359421.jpg

ランドリールームとは、洗濯をするための専用スペースのことで、洗濯機や乾燥機、シンク、収納棚、アイロン台などが揃っています。洗濯物の仕分けやたたむ手間を効率的におこなえるため、人気がある間取りです。

洗面所との違い

ランドリールームと洗面所の大きな違いは、用途とスペースの使い方にあります。ランドリールームは洗濯物を中心とした家事スペースですが、洗面所は身だしなみを整えるスペースです。洗濯機が置かれることもありますが、メインの目的は洗濯ではありません。

サンルームとの違い

ランドリールームは洗濯から収納まで効率よく作業できるスペースですが、サンルームは、自然光を最大限に取り入れ、洗濯物を効率よく乾かすことを目的としています。サンルームには、ガラス窓が多く配置され、日光を浴びながらリラックスできる空間としても利用できるのが特徴です。

家事動線が良い間取りにするためには?家事別のポイントや実例を詳しく紹介について詳しくはこちら

ランドリールームで家事動線を短く!間取りを考えるポイントは?について詳しくはこちら

【240712修正】パナソニック ホームズ_コラムCTA(家事楽)案 (1).png

ランドリールームのメリット・デメリット

20200220165133133.jpg

ランドリールームの最大のメリットは、洗濯の一連のプロセスを一箇所で完結できる点です。洗濯機や乾燥機、アイロン台を一箇所にまとめることで家事の効率が上がります。また収納方法を工夫することで、洗剤や柔軟剤、洗濯ネットなどの日用品をすっきりと整理できます。

一方で、ランドリールームのスペースを確保することで、他の部屋の広さが狭くなる可能性があります。また、通気性や防水対策を考えずに設計すると、カビやニオイの問題が発生することもあります。

【240712修正】パナソニック ホームズ_コラムCTA(家事楽)案 (1).png

使いやすいランドリールームの間取り実例5選

ここでは、使いやすく工夫されたランドリールームの間取り実例を5つ紹介します。

洗面室と脱衣室からつながるランドリールーム

SU00258-10.jpg

1階に水回りを配置し、洗面室と脱衣室に隣接したランドリールームがある住まいです。動線を効率化した間取りにしているため、移動が楽で家事もスムーズにおこなえます。電動で上下できる物干し竿も設置しているため、大変便利です。

洗面室と脱衣室からつながるランドリールームの建築実例を見る

両サイドの壁面に収納スペースを設けたランドリールーム

SU00270-13.jpg

両サイドの壁面に収納スペースを設けた、機能的に優れているランドリールームです。ゆったりとした雰囲気にしており、ホワイトでまとめた清潔感のある空間が特徴です。また、洗濯や収納がスムーズにできるよう、寝室のウォークインクローゼットからランドリールーム、洗面、浴室へと続く動線を確保しています。

両サイドの壁面に収納スペースを設けたランドリールームの建築実例を見る

ハンガーパイプをL型に配して室内干しスペースをたっぷりと確保したランドリールーム

SU00283-10.jpg

こちらのランドリールームは、使い勝手とデザインを兼ね備えたスペースです。白を基調とした明るい空間に、機能的な収納を完備。横に並ぶ収納ケースは、衣類や小物をすっきり収納でき、整理整頓が簡単にできます。天井に設置された吊り下げバーは、洗濯物を干すのに便利。大きな窓からは自然光が入り、気持ち良く作業ができる環境が整っています。

ハンガーパイプをL型に配して室内干しスペースをたっぷりと確保したランドリールームの建築実例を見る

脱衣室や洗面室へ行きやすい家事動線の良いランドリールーム

SU00256-09.jpg

洗面・ランドリールーム・浴室が一直線につながった、効率的な動線設計が魅力の空間です。白を基調にした清潔感あるデザインで、毎日の家事も快適に。天井の物干しバーや広めの洗面台、自然光が入る窓など、使いやすさと心地よさを両立させた設計です。家事の時短と美しさを叶えるランドリールームの実例です。

脱衣室や洗面室へ行きやすい家事動線の良いランドリールームの建築実例を見る

高窓から光が差し込む脱衣室兼ランドリールーム

SU00255-07.jpg

落ち着いたカラーで統一された、ホテルライクなランドリールームの実例です。洗濯・乾燥・アイロンがけまで一連の家事がこの空間で完結。天井には昇降式の物干しも備え、機能性とデザイン性を両立しています。家事効率を高めながら、上質な暮らしを叶えるランドリールームです。

高窓から光が差し込む脱衣室兼ランドリールームの建築実例を見る

【240712修正】パナソニック ホームズ_コラムCTA(家事楽)案 (1).png

ランドリールームの収納アイデア

ランドリールームを設置したとしても、収納が少なければ効率的な作業ができません。本章では、ランドリールームの収納アイデアを6つ紹介します。

収納ボックスやケースの活用法

ランドリールームを使いやすくするために、収納ボックスやケースの活用をしましょう。透明な収納ボックスを使うことで、中身が一目でわかり、必要なアイテムを簡単に見つけられます。特に、洗剤や柔軟剤、洗濯ネットなど、頻繁に使うアイテムは小分けにして透明なケースに入れることで取り出しやすくなるでしょう。
また、スタッキング可能な収納ボックスを選ぶと、限られたスペースを有効に活用できます。さらに、ラベルを付けて日用品を仕分けすると、物がすぐに見つかりやすくなります。

可動棚や壁面収納の実践例

可動棚や壁面収納を活用すると、ランドリールームの収納力が向上します。可動棚は、収納するアイテムの大きさに合わせて高さを調整できるため、柔軟に対応できます。壁面収納にはフックやレールを取り付けて、ハンガーパイプを設置することで、洗濯物を一時的に吊るしておくことも可能です。

チェストやワゴンの配置術

チェストやワゴンは、ランドリールームにあると便利です。チェストは、畳んだ洗濯物を分類して収納するのに最適で、それぞれの引き出しに衣類やタオルを整理できます。ワゴンは、移動して使用する洗濯用品の収納などにも便利でしょう。

使いやすいカウンターの設置方法

ランドリールームにカウンターを設置すると、作業効率が向上します。カウンターは洗濯物を畳んだり、アイロンがけをする作業台として活用できたりします。高さは85〜90cmが理想的です。
カウンターの下に収納スペースを設けると、洗濯カゴや洗剤などを隠して収納できます。また、カウンター上部に可動棚を設置すると、さらに収納スペースが増え、洗濯用品もすぐに手に取れる位置におけます。カウンターの素材は、耐水性と耐久性が高いものを選ぶとよいでしょう。

引き出しや収納棚の使い方

ランドリールームの効率的な収納には、引き出しや収納棚を上手に活用することが重要です。引き出しには、洗剤や洗濯ネットなどの日常品を整理して収納することで、使いやすさが向上します。また収納棚には、タオルや衣類を畳んで綺麗に積み重ねて収納ができます。
特に、浅めの引き出しは小物の整理に役立ち、深めの引き出しは洗濯カゴやバケツの収納に最適です。さらに、収納棚には仕切りを追加することで、物の分類がしやすくなり、ランドリールーム全体がスッキリと整理されるでしょう。

内装と収納の統一感を保つ方法

ランドリールームの内装と収納は、カラーやデザインを統一することがポイントです。収納ボックスやケース、棚や引き出しなどの収納アイテムは、同じ色や素材で揃えると統一感が生まれます。また、壁紙や床材もインテリアスタイルに合わせて選ぶようにしましょう。そのほか、小物や雑貨も全体の雰囲気に合わせて選び、見た目にも統一感を出すことで、ランドリールームがよりおしゃれで使い勝手の良い空間に仕上がります。

【240712修正】パナソニック ホームズ_コラムCTA(家事楽)案 (1).png

失敗しないためのランドリールームづくりのポイント

ランドリールームを設けたのに、使い勝手が悪ければ後悔してしまうかもしれません。本章では、失敗しないランドリールームのつくり方を解説します。

湿気対策と換気の重要性

ランドリールームは湿気がこもりやすいため、湿気対策と換気が重要です。湿気が蓄積するとカビやダニの発生リスクが高まるため、定期的な換気が欠かせません。窓を設けて自然換気を促進し、換気扇を設置することで室内の湿気を効果的に排出できます。
また、除湿機や乾燥機を利用することで、湿度をコントロールしやすくなります。そのほか湿気を吸収する珪藻土タイルや、消臭効果のある炭素材などを取り入れることで、より快適に洗濯ができるようになるでしょう。

洗濯機や物干しの配置ポイント

洗濯機や物干しの配置ポイントは、使い勝手を大きく左右します。
たとえば、洗濯機と物干しの距離を短くすると、洗濯物の移動がスムーズになり家事効率が上がります。物干し場はできるだけ日当たりの良い場所に設置し、自然光と自然風で乾燥させるとよいでしょう。
折りたたみ式の物干しラックなどは、使わないときは簡単に収納ができ、スペースを有効に活用できるため、大きなスペースをとれない場合にもおすすめです。

お風呂や洗面所とのバランスの取り方

ランドリールームは、浴室や洗面所と隣接するとよいでしょう。洗濯機や乾燥機を浴室や洗面所の近くに配置することで、使用後の衣類をすぐに洗濯や乾燥にかけやすくなるためです。また、家事動線が短くなるため作業効率が上がったり、水回りを一カ所にまとめることで、掃除もしやすくなったりします。

【240712修正】パナソニック ホームズ_コラムCTA(家事楽)案 (1).png

ランドリールームの便利アイテム

ランドリールームがあれば、洗濯作業の効率化を図れますが、より時間を短縮するためには、工夫が必要です。

ここからは、ランドリールームにあると便利なアイテムを紹介します。

ハンガーパイプや突っ張り棒の活用術

ハンガーパイプや突っ張り棒があると、洗濯しやすい環境が整い、収納力も上がります。
ハンガーパイプは衣類を吊るすための基本的なアイテムで、使用後の衣類や乾燥中の洗濯物を一時的に保管するのに最適です。特に、可動式のものを選ぶと、使わないときには簡単に収納できます。
突っ張り棒は壁や棚の隙間を利用して設置でき、限られたスペースを有効に活用できます。たとえば、洗濯機の上や隣に突っ張り棒を設置すれば、洗濯物を干すスペースが確保できます。

収納ボックスと掃除用具の整理方法

収納ボックスと掃除用具を整理することで、常に清潔で整頓された状態を保つことができます。まず、収納ボックスにはラベルを付けて中身をわかりやすくし、必要なアイテムをすぐに見つけられるようにします。プラスチック製や布製の収納ボックスは軽量で扱いやすく、スタッキングもできるため便利です。
次に、掃除用具は壁面にフックを取り付けて吊るすと、省スペースで収納できます。掃除機やモップなど長物は、専用の収納ボックスに立てかけることで、倒れるのを防ぐとよいでしょう。

コンセントの適切な配置と使い方

コンセントを適切な配置に設置すると、洗濯の作業効率や動線がつくりやすくなります。洗濯機や乾燥機は電力を多く消費するため、専用のコンセントを設けることが必要です。また、アイロンや掃除機などの家電を使うためにも、適切な位置にコンセントを配置しましょう。作業台やカウンター付近には、手元の高さにコンセントを設置すると便利です。そのほか延長コードや電源タップを上手に使うことで、必要な場所で作業がしやすくなります。

おしゃれな収納アイデアの実例

ランドリールームを家事専用の場所というだけでなく、おしゃれにしたい場合は収納アイデアに工夫を凝らすことが大切です。たとえば、ウッドやメタルラックを取り入れることで、インダストリアルな雰囲気を演出しつつ、機能的な収納が可能です。
透明なガラスジャーやデザイン性のあるバスケットを使うことで、収納アイテム自体がおしゃれなインテリアに変わります。また、壁面収納を利用してデザインタイルやボードを取り付け、おしゃれなアクセントを加えることも効果的です。

【240712修正】パナソニック ホームズ_コラムCTA(家事楽)案 (1).png

家事効率をアップさせるためにもランドリールームを検討しましょう

20200630150225449.jpg

使いやすいランドリールームの間取りを考える際には、適切な位置にコンセントを配置し、使い勝手の良い収納アイテムを設置する必要があります。折りたたみ式の作業台や引き出し型の収納を取り入れると、衣類の折りたたみやアイロンがけがスムーズにおこなえます。またランドリールームの収納方法には、棚やフックを活用して洗剤やランドリーバスケットを整理するとよいでしょう。ぜひ今回のアイデアや実例を参考に、使いやすいランドリールームを検討しましょう。

パナソニック ホームズの家事楽スタイルについて詳しくはこちら

▼関連する記事

おしゃれなアイランドキッチンの間取りとは?レイアウトのポイントや建築実例を紹介

ペニンシュラキッチンとは?間取りや収納のポイントをわかりやすく解説

後悔しない!オープンキッチンのレイアウト実例&失敗しない間取りのコツを解説

横並びダイニングで後悔しない!メリット・デメリットと成功の間取り実例を紹介

【図面あり】家事室の間取り5選|共働き夫婦に人気の家事動線を解説

家事動線が良い間取りにするためには?家事別のポイントや実例を詳しく紹介

【実例付き】ランドリールームで家事動線を短く!間取りを考えるポイントは?

30坪の注文住宅は回遊動線のある間取りがおすすめ|メリット・デメリットや注意点を紹介

回遊動線とは?後悔しないためのポイントなどもご紹介!

主婦目線で考える快適な間取りとは?家事や子育てがしやすくなるポイントを解説

【家事動線の良い間取り】ママに人気な最強間取り2025年最新版

【注文住宅】家の間取りは生活動線から考える!快適な間取りのポイントを実例とともに紹介

縦長の家のおしゃれな間取り実例!間取り実例やメリット・デメリットを紹介

【240712修正】パナソニック ホームズ_コラムCTA(家事楽)案 (1).png

ランドリールームに関するよくある質問

ランドリールームの固定資産税はいくらですか?

固定資産税は、土地や建物の評価額に基づいて計算されるため、具体的な金額は物件の評価額や自治体の税率によって異なります。ランドリールーム自体が固定資産税の対象になるかどうかは、建物全体の評価に含まれるかどうかによります。一般的には、ランドリールームが建物の一部として評価され、その評価額に基づいて固定資産税が計算されます。詳細な金額を知りたい場合は、自治体の税務課に問い合わせるか、固定資産税の評価通知書を確認することをお勧めします。

ランドリールームとサンルームのどちらが使いやすいですか?

ランドリールームとサンルームの使いやすさは、家庭のライフスタイルや住環境によって異なります。ランドリールームは、洗濯機や乾燥機を設置し、洗濯物を効率的に処理するための専用スペースです。天候に左右されずに洗濯ができ、収納スペースを設けることで洗剤や洗濯用品を整理整頓しやすいのが利点です。一方、サンルームは自然光を取り入れながら洗濯物を乾かすことができ、植物を育てたり、リラックススペースとしても利用できます。ただし、天候に影響を受けやすい点があります。どちらが使いやすいかは、家族の洗濯量や生活スタイル、地域の気候条件などを考慮して選ぶと良いでしょう。

ランドリールームを作るのにかかる費用は?

ランドリールームの設置費用は、設計や設備、使用する素材によって大きく変動します。一般的には、10万円から50万円程度が目安とされていますが、広さや設備の充実度によってはさらに高額になることもあります。例えば、洗濯機や乾燥機の設置、収納棚や作業台の設置、換気設備の導入などを考慮すると、費用は増加します。また、既存のスペースを改装する場合と新築時に設計する場合でも費用は異なります。具体的な費用を把握するためには、専門の建築業者に相談し、見積もりを取ることをお勧めします。

ランドリールームにエアコンは必要ですか?

ランドリールームにエアコンを設置することは、快適な家事環境を整えるために非常に有効です。特に、湿度が高くなりがちな洗濯物の乾燥を効率的に行うためには、エアコンによる除湿機能が役立ちます。また、夏場の暑さや冬場の寒さを和らげることで、家事を行う際のストレスを軽減することができます。さらに、エアコンを設置することで、湿気によるカビの発生を防ぎ、ランドリールームを清潔に保つことができるという利点もあります。したがって、ランドリールームにエアコンを設置することは、快適で効率的な家事環境を実現するためにおすすめです。

【240712修正】パナソニック ホームズ_コラムCTA(家事楽)案 (1).png

シェアする

コラム検索

# ジャンル

# テーマ

新着コラム

パナソニックホームズ創業60周特設サイト いい毎日を、つなぐため。

公式SNS

パナソニック ホームズの事業紹介

注文住宅

分譲住宅・マンション

賃貸住宅経営

土地活用

リフォーム

中古住宅売買

企業情報

公式SNS

パナソニック ホームズは、未来志向のまちづくりと豊かな地域社会の実現を目指す
プライム ライフ テクノロジーズ株式会社(PLT)のグループ会社です。