地球環境に配慮した
家づくり、街づくりの
ために

取り組み内容

パナソニック ホームズでは、地球環境に配慮した家づくり、街づくりを通して、快適なくらしと環境負荷低減の両立を図ってきました。気候変動への対応においては、「家づくりの事業者」、「お客さまのくらしのパートナー」、「地球環境を守る社会的責任」という3つの側面からカーボンニュートラルの実現に向けて取り組んでいます。また、取引先に対して定期的な監査を行い、現状把握に努めています。

カーボンニュートラルとは?

二酸化炭素などの温室効果ガスの「排出量」から、植林、森林管理などによる「吸収量」を差し引いて、合計を実質的にゼロにすることを意味します。※人為的なもの
カーボンニュートラル達成のためには、温室効果ガス排出量の削減と共に、吸収作用の保全および強化をする必要があります。

カーボンニュートラルのイメージ図

PLTグループの方針

PLT(プライム ライフ テクノロジーズ)グループでは脱炭素社会を目指し、建設・住まい・まちづくりを通して、2050年までにカーボンニュートラルを実現することを宣言しました。当社もPLTグループの事業会社の一つとして、この方針をもとにこれまで以上に環境に配慮した取り組みを進めてまいります。
2050年カーボンニュートラル実現に向けた、PLTグループとしての各事業分野における中間目標と重点取り組みは以下の通りです。

1住宅事業:
パナソニック ホームズ、
トヨタホーム、ミサワホーム

【中間目標】
2030年温室効果ガス排出量50%削減※1

※1 新築戸建、集合住宅におけるサプライチェーン全体としての目標値。基準年度は2020年度。
エコリフォームは、削減貢献量として算出、Scope3-1については世の中の動向に準じて反映。

<重点取り組み>

(1)新築戸建におけるZEH推進 
(2)集合住宅におけるZEH-Mの推進
(3)エコリフォームの推進 
(4)サプライチェーンの取り組み

2建設事業:
パナソニック建設エンジニア
リング、松村組

【中間目標】
2030~40年のできるだけ早い段階で、
温室効果ガス排出量を40%削減※2

※2 建設事業は、事業活動Scope1・2のみ(全体方針、中間目標ともに)。
基準年度は2020年度。事業活動Scope1.2の施工段階における排出量。施工高当たりの原単位として算出。

3まちづくり事業:
グループ全社

カーボンニュートラルに対応した
サステナブルなまちづくりへの取り組み

パナソニック ホームズの目標

上記PLT(プライム ライフ テクノロジーズ)グループの方針を受け、当社は2030年度にサプライチェーン全体のCO2排出量について2020年度実績の50%削減を目指す、具体的な数値目標を定めています。
※海外、マンション事業は含まない

数値目標の図

サプライチェーン排出量とは?

サプライチェーンにおける温室効果ガスの排出量は、国際的な算定基準に基づき算出されており、自社のみでなく、取引先やお客さまも含めた製品やサービスの製造供給過程において発生する温室効果ガスの総量のことを指します。温室効果ガス排出量は下図のように、排出方法、排出主体によって、「Scope 1(直接排出量)」「Scope 2(間接排出量)」「Scope 3(その他の排出量)」として区分され、これら3つの合計が「サプライチェーン全体の排出量」となります。

サプライチェーン排出量の区分を示した図

※Scope3にはさらに15個の排出カテゴリーが設けられており、自社購入に関わる排出量(上流)であるカテゴリー1~8と、自社販売に関わる排出量(下流)であるカテゴリー9~15で構成されています。