住まいづくり・住まい探しの情報ガイド
活動内容
パナソニック ホームズは、私たちの暮らしが森林や自然の恵みによって支えられていることを踏まえ、「環境面で保護価値の高い森林の保全」や「木材資源の持続可能な利用」に寄与する木材・木質材料のグリーン調達を、取引先と連携して推進しています。
また、お客さまや取引先をはじめとする多様なステークホルダーと協力しながら、生態系を守るためのルールづくりや環境配慮型の街づくりなど、持続可能な暮らしの実現に向けたさまざまな取り組みも展開しています。
伐採時の合法性が確認できない木材の
使用ゼロを継続し、木材グリーン調達を徹底
- 区分1
- 適切に管理された森林から算出された木材・木質材料
- 木質系再生資源
- 区分2
- 伐採時の合法性が確認された木材・木質材料
- 業界団体等によって合法性の認定が得られている木材・木質材料
- 区分3
- 伐採時の合法性が確認できない木材・木質材料

地域の生態系ネットワーク保全と
防災セイフティエリアを形成する
緑化ゾーン「つながりの広場」
パナソニック ホームズ本社ビル(大阪府豊中市)横の緑化ゾーン「つながりの広場」は、地域の生態系ネットワークの保全と大規模災害発生時の事業継続(BCP/ビジネス・コンティニュイティ・プラン)および帰宅困難者支援を考慮した緑化ゾーンとして整備されました。ビオトープをはじめ、気候風土に適した樹種の植栽や水の池、太陽光発電、風力発電等で構成されます。
主な取り組み
- ビオトープでの希少種(ミナミメダカ・カワバタモロコ)の保護管理
- 大阪府との「おおさか生物多様性パートナー協定」締結による地域貢献
- ビオトープを活用した環境学習など、地域貢献活動(場の提供)

地域の生物多様性を保全することで、お客さまや地域住民を含む社会からの信頼をうけ、当社の事業活動、地球環境、それぞれを未来へ“つなぐ”、というコンセプトのもと、創業50周年となる2013年に開設。大阪府の「みどりの風の道形成事業」※1や「防災安全みちづくり事業」※2などの支援を受け実現しました。
- ※1 地域住民や企業など、さまざまな関係先と連携・協働しながら、道路だけでなく民有地も含めた「みどりの太い軸線」をつくることを目的とした事業。
「みどりの風促進区域」において、公共用地と民有地が一体となったみどりの軸線づくりを行うとともに、地域が主体となった民有地緑化推進並びに緑化を通した地域力の再生・向上を図ることを目的にしています。区域内では、単に緑化を進めるだけではなく、防災面や環境面での取り組みを促進することとしています。 - ※2 大規模災害に備え、徒歩帰宅者を支援するため、交差点スペースを有効利用した休憩場所や、LED照明灯等により安全かつ円滑に歩行、誘導できるみちづくりの整備(防災セイフティロード)を行うとともに地元市町村、地域住民や沿道企業と連携を図り、地域ぐるみの本格的な災害活動の実施ができる「みちづくり」を目指す事業。
箕面国有林を含む箕面山麓を対象とする
清掃活動「箕面の山大掃除大作戦」での
ボランティア活動
パナソニック ホームズ(株)近畿支社は、市民団体 箕面の山パトロール隊および箕面市不法投棄防止対策連絡会の活動に、15年にわたり継続的に協力しています。
主な取り組み
- 不法投棄物が多い府道沿いを中心とした箕面の山でのゴミ回収
- 当社社員に加えて、建築現場で協業する施工業者による「施工チェーン会」メンバーと共に協力して参加


2024年12月に実施した「第21回 箕面の山大掃除大作戦 キックオフイベント」での活動風景
生物多様性配慮とスマート技術を融合した
神戸市垂水区の大型分譲地
「ウインズタウン神戸みずき台」
近年、神戸市灘区の摩耶山にも姿を現す長距離渡り蝶「アサギマダラ」をモチーフに、幸せを運ぶ青い蝶が飛来する物語をバックグラウンドストーリーとして設定し、街の中に蝶の飛来を促す「バタフライガーデン」を設置。住民管理による里山や展望台などを配置し、自然を身近に感じる暮らしを提案します。さらに、全住戸がZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)※で、環境負荷を抑えながら、快適かつ経済性に優れた住まいを提供しています。
※仕様・プラン等によりNearly ZEH基準になる場合もあります。
主な取り組み
- 蝶の飛来を促進するため、各住戸の外構にアサギマダラが好むとされるフジバカマを植えることを推奨
- 産学連携による、アサギマダラの飛来状況と生物多様性の実態調査の実施
- 生物多様性に配慮した土地利用を行っている事業所を認証するABINC認証取得


福島県伊達市における、官民連携の取り組み
高子駅北地区に立地する大型分譲地「Up DATE Cityふくしま」では、タウンマネジメント会社による多世代交流施設の運営やタウンサービスの提供が行われ、新たな賑わいが創出されています。この地域では、自然豊かな高子地域の資源を活かし、「農業」「福祉」「健幸」を基軸とした多世代交流を推進。全世代・全員が活躍するコミュニティによる、世代循環型の街づくりを目指しています。特に、地域活性化に向けたさまざまな活動は、 生物多様性への貢献も期待されるものとなっています。
主な取り組み
- 同分譲地内にある誰もが使える交流施設「U-プレイス伊達」内のレストラン「Earth」では、地元食材にこだわった料理を提供
- 毎月第3日曜日に、地域住民の交流を目的とした朝市「高子ハロハロマーケット」を開催


ステークホルダーとの連携強化で取り組む
「植樹活動」
お客さまや労働組合、取引先との連携による植樹活動を各地で展開。地域に古くから存在する生物種などを学びながら協力して木々を植えることで、環境保全意識の向上にもつながっています。
主な取り組み
- 創業50周年を迎えた2013年に、岩手県宮古市と岐阜県高山市で「パナホームファミリーの森」を開設。当社住宅のオーナーさまと共に約8,000本の苗木を植樹
- パナソニック ホームズ労働組合では、社員やその家族と共に「富士山植林ボランティア」を実施。土砂の崩落を防ぎ、富士山の地形を守ることを目的にした地域活動団体との協業による取り組み
- 当社を紹介する活動を積極的に行っていただいた取引先に対して、感謝を表して記念植樹を実施


社員発案による
オーナーさまとの社会貢献活動
当社の戸建住宅のオーナーさまへの「お客さまアンケート」を通じて、SDGsの達成に向けて取り組んでいる団体への寄附を2024年6月から2025年3月にかけて実施しました。今後も継続した取り組みとして、オーナーさまと共に活動を展開してまいります。
主な取り組み
- アンケートではSDGsの17の目標に関する啓発につながるよう設問を工夫し、オーナーさまが特に支援したい活動を見える化
- Webでの回答1件あたり500円、総額1,457,500円を社会貢献活動に取り組む団体へ寄付
