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パナソニック ホームズ > 住まいづくりの情報サイト > みんなに聞きたい! > ○○さんの家づくりストーリー > 家族のくらしが豊かになる屋上付き二世帯住宅〜岡田さんの家づくりストーリー

※取材:2013年5月

岡田さんの家づくりデータ

住まいのプロフィール

BEFORE

子世帯 親世帯
マンション
【持ち家】
間取り:3LDK
延床面積:約80m2
2階建て一戸建て
【注文住宅】
間取り:4LDK
延床面積:約100m2

AFTER

屋上付き3階建て一戸建て
【建て替えによる注文住宅】

間取り 1LDK(1階:親世帯)+
3LDK(2・3階:子世帯)
敷地面積 103.54㎡(31.32坪)
延床面積
合計 165.60㎡(50.08坪)
1階 58.58㎡(17.72坪)
2階 57.37㎡(17.35坪)
3階 46.20㎡(13.97坪)
屋上 3.45㎡(1.04坪)
間取り図

ご家族のプロフィール

埼玉県和光市 岡田さんご家族

屋上付き3階建ての二世帯住宅でくらすのは、山登りとガーデニングが趣味のご主人と奥さま(30代)、長女(8歳)、次女(5歳)、三女(2歳)の仲よし三姉妹。そして、定年を迎え、お孫さんとの時間を楽しんでいらっしゃる、奥さまのご両親(70代)という、7人のご家族です。

家づくりのきっかけ

子世帯に子どもが増え、広い間取りのマンションへ引越しを検討していたところ、奥さまのご両親との同居話が持ち上がり、具体的な家づくりがスタート。

岡田さんの家づくりヒストリー

  • 中古マンション探しからスタート 子どもが増えたことから、住み慣れた街でもう少し広い家探しを開始 くわしくは第1章へ
  • 注文住宅も視野に チラシで見たイベント目当てに出かけた住宅展示場で話を聞いているうちに… くわしくは第1章へ
  • ご両親に二世帯住宅を相談 手の届きそうな見積もり金額だったことから、具体的な検討へ くわしくは第1章へ
  • 奥さまのご実家との二世帯住宅を検討 住宅展示場へは必ず家族全員でお出かけ。候補は鉄骨メーカー3社に くわしくは第2章へ
  • 設計・仕様検討 各社に同じ要望を伝えてプラン提案を依頼。比較検討の結果、パナソニック ホームズに決定 くわしくは第3章へ
  • 建築 きめ細かい対応力や将来のことを考えた提案力で納得の住まいに くわしくは第4章へ
  • 完成 3階建て+屋上の明るく開放的な空間で、ふれあいのくらしを楽しんでいます くわしくは第5章へ

中古マンション探しから、気がつけば二世帯住宅に!?

どのような経緯で家づくりを始められたのでしょうか?

ご主人もともと川口市のマンションでくらしていたんですが、子どもが増えたこともあり、もう少し広い家に引っ越そうと計画しました。
最初は子どもの入学予定先も変わらないように、川口市内で中古マンションを探していたんです。そんなとき住宅展示場のチラシがポストに入っていまして。一戸建てはまったく頭にないまま、子ども向けのイベントを目当てに遊びに行ったのですが、そこで話を聞いたり図面を書いてもらったりしているうちに注文住宅という選択肢が出てきました。
パナソニック ホームズとの出会いは、まったくの偶然です。駐車場がパナソニック ホームズの前しか空いていなくて、仕方なくそこに停めたんです(笑)。

最初から二世帯住宅を考えていたのですか?

奥さまいえ。ただ、いずれ私も働きに出ることを考えると、私の両親がそばにいてくれたらいいなとは前々から思っていました。実家の和光市と川口市はそれほど遠くありませんが、それでも頻繁に行き来はできなかったので。

ご主人それに、二世帯住宅は高額なイメージがありました。でも、見積もりをあげてもらったら「無理じゃないかも…」と思い始めて。そこで妻の両親に相談を持ちかけたんです。断られても仕方ないと思っていたのですが、すんなり聞き入れてもらえました。

お父さまちょうど私が仕事を定年退職した頃だったんです。働いていたらまた話が違っていたのかもしれませんが、タイミングがよかったですね。

結果、奥さまのご両親の家を二世帯住宅に建て替えることになったわけですね。

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住宅展示場へは必ず家族全員でお出かけ。候補は鉄骨メーカー3社に

その後、どのように家づくりを進められたのでしょうか?

ご主人もとの家はパナソニック ホームズとは違う鉄骨住宅のメーカーでした。同じメーカーで建て替える場合の見積もり金額は破格だったので、そのメーカーを中心に、いろいろと住宅展示場を見てまわりました。

どのようなメーカーをご覧になりましたか。

ご主人ぬくもりのあるイメージから、木造の家がいいと思った時期もあったのですが、両親がもとの家と同じ、鉄骨の頑丈さにこだわったので、次第に候補から外れていきました。
木造に求めていた、ぬくもりのある住まいへのこだわりは、のちにリビングに畳コーナーを作ることで解消しました。

奥さま住宅展示場には必ずみんなで一緒に行きましたね。
1ヶ月近くかけていろいろなメーカーをまわって、一人ひとりの希望や思いがかなえられそうなのはどこか、考えながらチェックしていきました。そのうえで最終的に候補を3社に絞りました。

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候補のメーカーに思いを託し、「三社三様」のプランを比較検討

ご家族の希望や思いとは、具体的にはどのようなもの
だったのでしょうか。

ご主人どのメーカーにも共通して伝えたことは、敷地が限られていたので、3階建てにして欲しいということ。それから屋上です。両親や妻の趣味がガーデニングなんですが、庭を設けるにはどうしても限界があるので、屋上という形で家庭菜園のできるスペースが確保できればいいと思って。あとは、リビングの中に和の空間を作りたいと要望しました。

奥さまそれからこだわったのはリビングと子ども部屋との位置関係です。子どもの帰宅を把握しやすく、自然にコミュケーションがとれるように、必ずリビングを通らないと3階に行けない作りがいいなと思ったんです。シースルーのデザイン階段も、最初から思い描いていたイメージがありました。

お父さま私は縁側みたいなものがあればうれしいと伝えました。あと、前の家で気に入っていた板の間があったのですが、そういうものを踏襲してほしいと。

そういったご要望を候補のメーカーに伝えたうえで、各社にプランを提案してもらったのですね。

ご主人同じ要望を伝えても、できあがる図面はメーカーによってさまざまです。各社から提案された内容をじっくり比較しながら、家づくりのパートナーに最もふさわしいと思えるのはどこか、検討を重ねました。

鉄骨住宅のメーカー3社に絞ったうえで、各社に同じ要望を伝え、
提案されるプランを比較したという岡田さん。
住まいで実現したい思いのかなえ方は、家づくりのパートナーによってさまざま。
比較検討の材料を揃えたうえで、いちばん納得できるプランはどれか、
見極めることが重要といえそうです。

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唯一、屋上への階段を室内に設計したパナソニック ホームズ。納得感のある提案が決め手に

金額面のメリットでいえば、もとの家と同じメーカーで建て替えるという選択肢もあったのでは
ないかと思います。そんななかで、最終的にパナソニック ホームズに決めたのはなぜでしょうか?

ご主人どのメーカーにもいいところがあって、最後まで随分悩みました。そのなかで、パナソニック ホームズは、こちらが要望したものをいちばん忠実に再現してくれたという印象がありました。

奥さまいちばんの違いでいうと、パナソニック ホームズの図面だけは屋上へ上がる階段が室内にあったんです。
他のメーカーからはすべて屋外階段を提案されました。風雨にさらされることによる劣化やメンテナンス、それに安全性のことを考えると階段は屋内に作ったほうがいいと提案されて、すごく納得しました。

ご主人単に予算や一般的な仕様といった枠にとらわれるのではなく、長く住むことを考えたときにどんなプランがいちばん理想的かという観点から提案をしてくれていると感じたのがパナソニック ホームズだったんです。提案力に加えて、熱意や親切さを感じたのも大きいですね。契約してからも、私たちと両親、それぞれの家を何度も個別に訪問し、最終的に意見をまとめてくれたので、とてもスムーズに計画が運びました。

最初にイメージしていた家と、完成した家とで
変化はありましたか?

ご主人打ち合わせのたびに収納がどんどん増えていきました。靴の収納も背が高く、たくさん収納できるものを選びました。これだけたくさん収納を作ったにもかかわらず、実際にくらし始めると「どこにしまおうかな?」と考えるものが出てきます。とにかく収納はあるに越したことはないなと感じています。

お母さま住んでみて感じたのは、廊下やトイレ、お風呂がとても広いこと。将来的に車椅子になっても不便がないように作られているんです。今のところお世話になる予定はありませんが、備えのあることが安心感につながっています。

せっかく注文住宅を作るのですから、理想のくらしを最大限にかなえる住まいにしたいもの。
岡田さんの場合も、提案されたプランをもとに気になるところは繰り返し相談し、
何度も図面を作り替えていったとのこと。
住む人の思いに柔軟に対応できるのが、自由設計の家づくりの魅力ですが、
単に要望を形にするだけでなく、将来のメンテナンスや安全性、使い勝手など、
住んでからのことに配慮したきめ細かなプランの提案があったことが、
パナソニック ホームズを選ぶ大きな決め手になったようです。
大きな買い物だけに、長い目で見て納得できるパートナーを選びたいものです。

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二世帯住宅は、共有部分と世帯ごとスペースのバランスが大事

岡田さんのお宅は、1階が親世帯、2・3階が子世帯とはっきり生活空間が分かれていますね。

ご主人私が仕事で遅くなることもあり、両親の世帯とはお互い生活時間帯が違うので、この形が気兼ねなくくらせるだろうと思ったからです。両親が静かに過ごしたいときは、子どもが近くにいないほうがいいこともあるでしょうし。ただ、お互いに気配を感じられるようにと玄関だけは共有にしました。

お母さま初めは正直、親子なんだからそこまではっきり分けなくてもいいかなと思っていたのですが、ずっとくらすことを考えると、やはり一定の距離を保つことも必要だと。今はとても快適で居心地がいいですよ。実は最初、3階に私たち夫婦がくらすという案もあったんですが、階段の上り下りが大変だろうと考え直しました。

二世帯住宅にしてみて、いかがですか?

奥さまやはり子どもを見てもらえるというのがいちばんですね。1階に下りれば両親がいるというのは、とても心強いです。

お母さま朝、走りまわっている足音が聞こえると「ああ、今起きたんだな」と感じたり。うるさいぐらいにぎやかな分、どこかへ遊びに行っていて音がしないと寂しく思ったり。

お父さままさか、自分が孫を育てるなんて夢にも思っていませんでした。若い頃は仕事が忙しくて、娘と散歩に行った記憶もないというのに。

奥さまいまお父さんは育児を頑張ってくれているんですよ。イクメンじゃなくてイクジイです(笑)。

最後に、これから二世帯住宅を建てる方へアドバイスをお願いします。

ご主人外観や外構、それに共有部分は、どちらの世帯にも関わってくるところなので、両世帯でよく話し合った方がいいですね。逆にそれ以外の世帯ごとのスペースは、あまり干渉せず、口を挟まないほうがいいのではないかと思います。お互いの空間は、お互いの判断や趣味に任せる。それぞれが責任をもって家づくりに参加することで、後から揉めることも少なくなるのではないでしょうか。

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二世帯住宅を成功に導くヒント 〜岡田さんの事例から〜

趣味や生活を設計に反映する

趣味のガーデニングを楽しむために屋上を作った岡田さん。家づくりを始める前には、自分たちの生活を見つめ直し、どんなものがあればくらしが豊かになるのかをイメージしてみるとよいでしょう。
ガーデニングを楽しみたい、映画鑑賞や読書する部屋が欲しい、ペットと快適にくらしたい…など。思い込みや先入観にとらわれず、家族にとって本当に必要なもの、あるとうれしいものは何か、考えてみてはいかがでしょうか。

比較検討の材料を揃えて納得できるプランを見極める

同じ要望を伝えても、メーカーにはそれぞれ特徴があるので提案される図面は違います。完成後に後悔しないためにも、最初からひとつに絞らず、各メーカーの長所や利点を探ってみるのもよいでしょう。
構法などの譲れない条件でまずは候補を絞ったうえで、予算とのバランスを考えながら、メリットとデメリットを取捨選択し、最大限、理想に近づける作業をすることで、見えてくる家があるでしょう。

共有部分と世帯ごとのスペースを分けて考える

家族全員の共通のスペースとなる外観や外構などは、みんなが納得するまでとことん話し合う。家族だけで話が進まない場合は、営業担当やコーディネーターの方に間に入ってもらい、舵取りを依頼するという方法もオススメです。その一方で、世帯ごとのスペースに関してはあまり干渉せず、自由に決める。そうしたメリハリも、二世帯での家づくりにおいてはポイントになってくるようです。

住まいギャラリー

家族の気配を感じるキッズカウンター

階段をあがった3階のすぐのところにあるのが、岡田さんこだわりのスペース。
子どもたちがすぐに個室に閉じこもってしまわないよう、子ども部屋とは別に、2階のリビングからも声が聞こえる場所を確保したかったそうです。
備え付けの机や本棚などがあり、将来的にはここで子どもたちが並んで勉強してくれたら、と岡田さんは考えています。

晴れた日には富士山も見える屋上

季節になるとお花や野菜でいっぱいになるという屋上菜園。趣味のガーデニングを楽しむスペースとしてだけでなく、夏は子どものビニールプールを広げたり、近所の花火大会が楽しめたりと可能性が無限に広がる空間です。
床はタイル貼り。もともと考えていた防水シートだけだと太陽の光で劣化が早まってしまうという、パナソニック ホームズからの住んでからのことを考えたアドバイスに納得され、採用されました。

オープンスペースの広々とした使いやすいキッチン

とにかく収納をたくさん作ったという、奥さまこだわりのオール電化キッチン。採用されたパナソニックの収納の使い勝手に満足されています。
キッチンの使い勝手は、パナソニック ホームズの宿泊体験モデルハウスで実際に体験して、設計の参考にしたそうです。宿泊体験モデルハウスは、事前にパナソニック ホームズの住み心地を体感できる貴重な施設。家づくりの際、利用してみるのも手かもしれませんね。

ご両親がくらす1階は、段差のないバリアフリー仕様

1階部分はすべて、将来的に車椅子が必要になっても移動できるようにと段差がなく、広めの設計になっています。幅広のカウンターは朝食やお茶の時間だけなく、ちょっとした家事作業にも活躍しているそう。
お母さま曰く、以前はランドリー室と洗濯物を干すベランダが離れているなど無駄な動きの多かった家事が効率よくこなせるようになり、とても便利になったとのこと。使う人のことを考えたスムーズな家事動線が実現しています。

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