住まいづくり・住まい探しの情報ガイド
住まいづくり・住まい探しの情報ガイド
オーナーさま専用サイト
お役立ちコラム
【目次】
土地活用には、アパートやマンション経営、駐車場経営、等価交換、借地など、その活用方法にはさまざまな種類があります。今ある土地を最良の方法で活用するためには、オーナー様がいまある土地をどのように活用したいか、目的を持つことが大切です。
はじめに、初期費用や修繕費とともに固定資産税なども払えるほど安定した収入を得たいのか、初期費用は何年程度を目安に相殺したいのか、節税対策のためなのかなど、目的を明確にしましょう。
ただし目的をすぐに決められる方は多くはないでしょう。まずは、書店で土地活用関連のハウツー本や成功事例をまとめた書籍を購入する、WEBサイトで土地活用の事例記事を読み込んでみるのがおすすめ。さまざまなノウハウや事例を知ることで、ご自身の土地で収益を上げるにはどのような方法が最適なのか、また、ご自身の生活スタイルに合わせたベストな経営方法はどんなスタイルなのか、活用したい土地はアパート経営や駐車場経営などどのような経営スタイルがベストなのかが見えてくるのではないでしょうか。
最初から明確な目的をひとつ決めるのは難しいので、最初は大まかな方向性を定めてみてください。その後、以下の3つの要点に絞って考えてみましょう。
1.所有者の運用方針(経営方針・戦略)
オーナー様がどのように土地を活用したいか。
2.所有する土地の現状把握(立地条件・用途制限)
所有地周辺の環境がどのようなものかを理解しておくことです。周辺施設の状況や交通量のほか、駅近なのか、都市部なのか、郊外なのかなどを改めて把握しましょう。敷地面積や形状により、アパート、駐車場など経営スタイルを考える要素となります。
3.周辺不動産の動向(周辺相場・環境)
賃貸経営を始める場合は、活用すべき土地周辺にある物件の賃料を理解しておくことも大切です。さらに近隣に競合相手がどの程度存在しているのか、賃貸経営でどのくらいの収益を期待できるのかなど、将来性をある程度具体的に想定しましょう。
この3つの要因を考えることが、土地活用の第一歩です。とはいえ、これから賃貸経営を始めようと考えているオーナー様で、すでに専門知識を有している方は少ないのではないでしょうか。まずは上記の要因を明確にし、次に更なる知識や情報を得ることが必要です。
所有する土地活用の目的を決めたら、もう一歩踏み込んだ知識や情報を収集します。インターネットで目的にあったWEBサイトを調べるのが効率がよいと考えてしまいがちですが、改めて書籍などで知識を広げることもおすすめします。目的がはっきりしている場合は、関連書籍を購入するほうが効率的に情報を得られることもあります。ピンポイントで目的に沿った内容が記載されている書籍とともに、幅広い情報を収集できるインターネットも併用することで、深く幅広く情報を収集するようにしましょう。
インターネット上には、土地活用に関連したさまざまなWEBサイトがあります。大まかに「ポータルサイト」、「土地活用比較サイト」、「企業サイト」、「個人のブログや動画」、「YouTubeやInstagramなどのソーシャルメディア」があげられます。
多くのWEBサイトを訪れることでより精度の高い情報を得られる可能性も高まるので、ひとつのWEBサイトに限定することなく閲覧することが大切です。その際、閲覧しているWEBサイトの更新日を意識するようにしましょう。最新情報を入手できるのがインターネットの強みです。
土地活用関連のWEBサイトの中には、セミナーなどの情報が掲載されていることもあり、それらのセミナーに参加することで、さらに知識や情報を収集することもできます。人と人との交流の場でもあるセミナーでは、プロのコンサルタント以外にも、すでに土地活用経験者などが参加している場合もあるので、さまざまな立場の人に土地活用について聞くことができます。金銭面など具体的な話は難しいとしても、信頼できるWEBサイトの紹介や実際に依頼した企業の紹介などをしてくれるかもしれません。
インターネットなどによって得た情報をもとに、実際の土地活用プランを考える場合、ひとつの企業だけでなく、複数社のプランを比較検討したいという人も多いでしょう。その時におすすめなのが、土地活用比較サイトです。オーナー様自身で協力会社を探すことももちろんできますが、土地活用比較サイトの一番の強みは、目的に沿った活用方法を比較検討できること。無料で利用できる場合が多く、資料やプランを数社同時に請求でき手間もかからないため、時間的なロスを気にされる場合には役に立ってくれます。
比較サイトを利用するうえでおさえておきたいのは、提携企業の数や、所有する土地のエリアで希望プランの資料請求ができるかどうかです。ほかにも偏った資料請求にならないことも大切です。比較サイトはあくまで目的・目標をもったうえで情報や知識を集め、ご自身にあったプランを見つけるために利用しましょう。情報収集している中で、依頼したい会社や知人などの紹介による信頼できる会社が見つかった場合は、他社に資料請求後でもご自身でお願いしたい会社に依頼することも可能です。
比較サイトは土地の情報や個人情報を入力し、目的の活用方法を選ぶという流れですので、時間的なロスは少ないですが、いざプラン相談や資料請求をすると、確認のためなどの電話やメールの対応に追われてしまうことがあります。依頼した側だからといってむげに無視することはできませんし、正式にお願いした場合には、長い付き合いにもなります。
ただし、もうすでに依頼会社を数社に絞り込んでいるなど、お断りが必要な場合ははっきりとその旨を伝えましょう。大きな金額が動くことなので、営業担当者もすぐに引き下がれない場合も多いですが、曖昧な返答はお互いの時間を無駄に使ってしまうことにもつながります。
比較サイトはオーナー様と土地活用に携わる会社をつなぐ場。比較サイトの担当者だけでなく、最終的に依頼する土地活用に携わる協力会社との良好な関係性も、上手な土地活用のために大切です。長い付き合いになるからこそ、信頼できる担当者かどうかをしっかり見極めること、さまざまな情報収集方法を活用することが、納得できる土地活用を始める一歩です。
【まとめ】
土地活用を進めるうえで必要なことは、まずその土地をどう活用したいかといった目的を明確にすること。そしてオーナー様自身が土地活用に対する知識、情報を得ることも大切です。情報の収集方法は、書籍でもインターネットでも、またセミナーへの参加でも構いません。目的に沿った土地活用方法を十分に理解し、複数社のプラン申請が無料でできる比較サイトなども上手に利用していきたいところ。また、明確な目的と共に最終的には土地活用を請け負う担当者との関係性も重要になることも忘れずにいましょう。