2階建の木造のお住まいを平屋に建て替えられたKさま。二世帯住宅も検討されましたが、遠慮することなくご夫婦水入らずで第二の人生を楽しまれることを選ばれ、おふたりでのんびり暮らすための空間づくりを大切にされました。
お住まいは腰が悪い奥さまへの思いやりから椅子中心の生活に。将来、車椅子が必要になった場合のことも考えて、随所でバリアフリーに配慮。玄関ホールやワイドな廊下を中心にリビングや水まわり、主寝室などを配置し、ワンフロアで快適に暮らせる間取りを実現されました。キッチンも腰掛けたままでも使えるタイプに。「やさしい色がいいよと娘がアドバイスしてくれたので薄いピンクを選んだんですよ」と奥さまのお気に入りです。
ご主人がとくにこだわられたのが浴室です。「温泉気分でゆったり入れるように」と約2坪のスペースを確保。大きな窓の外には、四季の眺めが楽しめる坪庭もつくられました。外観は、平屋ながら立体感のある屋根と光触媒のキラテックタイル外壁が、以前からのお庭にも美しく調和します。
「今回の建て替えで一番よかったのは、ふたりで一緒に考えたこと。長年の夢がかなって、家内もとても喜んでいます」。おふたりが安心して快適に暮らせるセカンドライフの住まいづくりを通して、ご夫婦の絆もいっそう強められたようです。
群馬県
ご家族構成/ご主人・奥さま