家づくり、街づくりを通じて考えるSDGs

公開日:2022/10/28

未来に向けた持続可能な街づくり未来に向けた持続可能な街づくり

未来に向けた
持続可能な街づくり

SDGsを達成するための
「SDGsアクションプラン」

経済・社会・環境問題に対して国連に加盟する全ての国で共に共有し、2030年までに目標達成を目指すSDGs。
日本政府は2016年に「SDGs実施指針」を策定し、国家戦略ともいわれる当指針には、ビジョンとして「持続可能で強靭、そして誰一人取り残さない、経済、社会、環境の統合的向上が実現された未来への先駆者を目指す」と記され、5 つの P(People(人間)、Planet(地球)、Prosperity(繁栄)、Peace(平和)、 Partnership(パートナーシップ))に基づいた8つの優先課題が設定されています。
国内のさまざまな社会課題の実態に焦点を当て、日本が取り組む「アクションプラン」として、国連を通じて世界へ向けても自主的に発信しており、2017年の発行後、新たなニーズや社会的要請に応えながら毎年更新を行っています。政府は行政、民間セクター、NGO・NPO、有識者、国際機関、各種団体等を含む幅広いステークホルダーと協働でこの「SDGsアクションプラン」に基づいて施策を行い、各府省庁で取り組みが具体的な取り組みが進められています。
2020年には日本のSDGsモデルとして「SDGsと連動するSociety 5.0の推進」、「SDGsを原動力とした地方創生」、「SDGsの担い手である次世代・女性のエンパワーメント」を3本柱に位置付け官民連携での取り組みを後押し。特に、Society 5.0の推進と地方創生については、ハウスメーカーの街づくり事業などと関わりの深いテーマでもあります。

日本のSDGsモデル

  • SDGsと連動する
    Society 5.0の推進

    SDGsと連動するSociety 5.0の推進
  • SDGsを原動力とした
    地方創生

    SDGsを原動力とした地方創生
  • SDGsの担い手である
    次世代・女性の
    エンパワーメント

    SDGsの担い手である次世代・女性のエンパワーメント

重点事項(5つのP)&優先課題8分野

    • 重点事項
    • 優先課題
    • People 人間
      感染症対策と未来の基盤づくり
    • 1.あらゆる人々が活躍する社会・ジェンダー平等の実現
      2.健康・長寿の達成
    • Prosperity 繁栄
      成長と分配の好循環
    • 3.成長市場の創出、地域活性化、科学技術イノベーション
    • Planet 地球
      地球の未来への貢献
    • 4.持続可能で強靱な国土と質の高いインフラの整備
      5.省・再生可能エネルギー、防災・気候変動対策、循環型社会
      6.生物多様性、森林、海洋等の環境の保全
    • Peace 平和
      普遍的価値の遵守
    • 7.平和と安全・安心社会の実現
    • Partnership パートナーシップ
      絆の力を呼び起こす
    • 8.SDGs 実施推進の体制と手段

SDGsを原動力とした地方創生

日本のSDGsモデルにも組み込まれている通り、SDGsを原動力とした地方創生が推進されています。地域が抱える人口減少や高齢化、経済の停滞・減速といった課題の解決には、人々が安心して暮らし続けられる持続可能な街づくりが必要です。SDGsの理念に沿って開発を行うことで、政策の最適化や課題解決の加速といった相乗効果が期待されています。例えば、「SDGsアクションプラン」を受けたSociety 5.0は、地域や年齢、性別による格差をなくし、モノやサービスによって柔軟にニーズに応えることを可能にします。このようなイノベーションにより、首都圏の高齢者等が地方に移り住み、地域住民と交流しながら健康でアクティブな生活を目指す「日本版CCRC(Continuing Care Retirement Community=高齢者向け終身介護コミュニティー)構想」が実現するなど、地方が新しい価値を創出し、自律的好循環の仕組みを構築できると考えられています。また、SDGsで示された17のゴールと169のターゲットが、行政、民間事業者、市民といった異なるステークホルダー間の共通言語となって、新しいパートナーシップが実現しやすくなっています。

“アップデートする街づくり”
への取り組み

パナソニック ホームズでは、自治体・地元企業・団体・住民と協働し、街づくりプロジェクト「Up DATE CITYふくしま」に取り組んでいます。その時々に必要な「くらしの仕組みやサービス」のアップデートを行い、生きがいと活躍の機会を高め、多世代交流を活発化させることで、『健幸と生涯活躍のまち』をつくり、『想像を超えたくらし』の提供を目指しています。この街が理想とするのは、高齢者に限らず子どもから大人まで全員が居場所と役割のあるコミュニティ。これを、CCRCのRetirementをActiveに置き換えた「伊達市版CCAC」と定義し、伊達市を通じて国ともビジョンを共有しています。この取り組みを共に担う地域の企業・団体、住民のみなさまはこの「伊達市版CCAC」を実現に導く大切なパートナーです。共に街づくりを考え、本当に必要なサービスを追求していきます。

『想像を超えたくらしの実現』を
目指す街づくり

ZEHの意味と、環境問題との関係

Society 5.0とは

「Society 5.0」は、優先課題8分野のうち、「3 成長市場の創出、地域活性化、科学技術イノベーション」「4 持続可能で強靱な国土と質の高いインフラの整備」の具体策で挙げられており、仮想空間と現実空間を高度に融合させ、AIやロボットの力を借りて人間がより快適に、活力に満ちた生活を送ることができる社会を指しています。
従来は居住地域や年齢などによって、情報格差や行動の制限が生まれる点が課題でした。一方、Society 5.0ではAIなどにより情報や知識が共有され、これまで見えなかった情報が見える化できたり、IoTにより設備などの扱いが容易になったり、人手不足をカバーしたりと、技術の力を借りてSDGsの基本理念にも通じる「誰もとり残さず、みんなが質の高い生活を送れる社会」が実現されます。
また、政府では地域におけるICT 等の新技術を活用したマネジメント(計画、整備、管理・運営等)の高度化により、都市や地域の抱える諸課題の解決を行い、新たな価値を創出し続ける持続可能な都市や地域、すなわち「スマートシティ」を推進。これをSociety5.0先行事例の場と位置付けています。私たちハウスメーカーも、持続可能な街づくりに積極的に取り組んでいます。

Society5.0で実現できること

IoTで全ての人とモノがつながり、新たな価値がうまれる。イノベーションにより、様々なニーズに対応できる。AIにより、必要な情報が必要な時に提供される。ロボットや自動車や走行中などの技術で、人の可能性が広がる

「Society 5.0で実現する社会」(内閣府)を加工して作成。