住まいづくり・住まい探しの情報ガイド
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ポタジェ・ガーデンは、草花やハーブを混植した、目にも美しい菜園のこと。
念願のポタジェ・ガーデンをご自宅につくって10年目を迎える
イラストレーターの阿部真由美さんに、楽しみ方を教えていただきました。
土を耕すクワ、深く掘るためのショベル(スコップ)など。石灰や堆肥は地質に合わせてチョイス。阿部さんの場合は、元々水田だった場所を毎年耕し、石灰と堆肥を混ぜました。春と秋に肥料をすき込むうち、理想的な畑土に。
採れたては、歯ごたえが違います。みそやマヨネーズを付けるだけで味わい深く、ポリポリという音を聞きながら、あっという間に1本食べ切ってしまいます。栽培も簡単。なるべく長い期間食べ続けたいので、1カ月差で苗を植えたり、晩夏用の苗と合わせたりしています。
一緒に植えると害虫を遠ざけたり、生育を促進させたりする組み合わせがあります。例えばトマトなら、バジルやチャイブ、ナスタチウム。ナスの根元に落花生を植えるのも、おすすめです。
フレッシュな野菜は、シンプルに食べるのが一番。例えば、トマト、バジル、ナス、ピーマンなど、庭で採ってきた野菜を、市販のピザ台にのせて焼くだけでも、旬のおいしさを十分に味わえます。
自分で育てた完熟イチゴは絶品。毎朝、庭に甘い香りが漂います。10月ごろに苗を植え、ココヤシファイバーやもみ殻で土を覆って。冬の間は何ひとつ動きませんが、3月ごろに新しい葉が出てきます。プランターまわりはトレニアの花で彩りを。
種は多めにまきますが、十分大きく育てるには、間引きが必要です。タイミングは「隣の葉とふれあったら」。これで、風通しがよくなります。間引いたものも、サラダに入れれば風味絶佳。
イラストレーター。花や野菜を育てながら、雑誌や書籍に、季節感あふれる暮らしのイラストレーションを描いている。2014年4月、長く暮らした東京から生まれ育った栃木県へと住まいを移し、本格的に庭づくりを始めた。