住まいづくり・住まい探しの情報ガイド
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【目次】
おしゃれな内装を実現するには、多くの実例を見ながら自分の好みを具体的にイメージすることが大切です。
本記事では実例をもとに内装のアイディアを紹介しつつ、おしゃれな内装にするためのポイントを紹介します。憧れのおしゃれな住まいづくりを考えている人は、ぜひ参考にしてください。
まずはおしゃれな内装の建築実例を紹介します。
それぞれ内装のテイストやこだわりのポイントが異なりますので、自身の理想イメージに近いものを探してみてください。
こちらのお宅は、ペットとのびのび暮らせる住まいの実例です。
見晴らしの良い3階部分にLDKをつくり、家族で調理ができるようにゆったりとした広さを確保してアイランドキッチンを置いています。リビングは勾配天井を取り入れ、さらに開放感を高めています。
インテリアはホワイトを基調にしつつ、アイランドキッチンとダイニングテーブルは黒を選び、モノトーンで統一しました。アートを飾るために窓を少なくして壁面を広く確保し、ダイニングキッチンとリビングの間には室内窓のある壁を取り付けるなど、空間をおしゃれに演出する工夫が参考になります。住まいのあちこちにお気に入りのアートを飾り、楽しまれているそうです。
インテリアやアートが好きなご夫婦がイメージしたのは、デザイン性に優れたハイセンスな家でした。
1階にあるLDKはホワイトのタイルフロアにブラックの家具やキッチンを合わせたモダンな内装です。ダイニングキッチン上部には吹き抜けを設け、シャンデリアを付けました。
リビングとダイニングキッチンの間は、壁ではなくウォルナットの飾り棚で緩やかに仕切り、空間にメリハリをつけています。ウォルナットの棚に飾られたご主人のコレクションがおしゃれなアクセントになっています。LDKとウッドデッキをフラットにつなげているため、より広々とした印象を与えています。
ホワイトのタイルフロアにブラックの家具が調和する住まいの建築実例を見る
周囲に住宅などが建て込んでいることから、こちらのお宅ではできるだけ明るい家になるようこだわりました。
採光しやすい2階にLDKを配置し、リビングの勾配天井やバルコニーに面した大きな開口が明るさと開放感を演出しています。
インテリアは、ウォルナット柄を基調にした温もりのあるイメージに仕上げました。キッチンはシックなブラックでコーディネートして高級感のある雰囲気をつくり、常にすっきりと保てるようにパントリーを設けています。
また、キッチンの背面に張ったタイルやダイニングの室内窓などがアクセントになり、落ち着いた中にもおしゃれな印象を与えています。
自然素材を随所に取り入れたこだわりのある住まいの建築実例を見る
仕事柄、海外に行く機会の多いご主人がイメージしたのは、落ち着いた高級感のある海外ホテルのような内装です。
新居もホテルライクなインテリアを希望し、大判のタイルを張ったフロアや壁クロスを採り入れ、住まい全体をシックで洗練された雰囲気にコーディネートしました。
2階のLDKは約30帖と快適な広さで、こだわりの家具やシャンデリアが上質な空間を演出しています。広々とした玄関ホールと廊下の壁は、ダークグレーのタイルを張ってシックな印象に仕上げました。また、リビング・ダイニングにつながる小上がりには畳コーナーを設け、くつろげる掘座卓をつくっています。
こちらのお宅は、子育てや団らんが楽しめる住まいを目指して設計された平屋の実例です。
玄関ホールからLDKまでをつなげたオープンな間取りが特徴的で、上質なガラス製の引き戸が開放感を保ちつつ空間を仕切ることもできます。
また、玄関ホールに隣接して子どもの遊び場や家事スペース、客人の寝室などにも使える畳コーナーを設けました。インテリアはウォルナットを基調として家全体の雰囲気を落ち着かせつつ、自然な風合いのタイル壁を設けた玄関やリビングのブルークロスがシックなアクセントになっています。
落ち着いた雰囲気の中にアクセントを加えた平屋の建築実例を見る
広い土地を活かして平屋を建てたご夫妻は、デザインやインテリアにこだわりがあり、人とは違う住まいを目指しました。
南側の明るいLDKは勾配天井やスキップフロアを取り入れ、おしゃれで個性的な印象に仕上げています。
インテリアは、存在感のある木のダイニングテーブルや建具など、木の風合いと温もりを感じるナチュラルなもので統一しました。また、アイアンの手すりやあえてふぞろいにした椅子や照明が、カフェのような心地の良い空間を演出しています。
スキップフロアを活かしたカフェのような内装の住まいの建築実例を見る
こちらのお宅は、大勢のゲストを招くことができ、家族が今も将来も快適に暮らせる点にこだわった実例です。芝生の庭に面したLDKは伸びやかで明るく、ダイナミックな石張りの壁が印象的です。
オープンなキッチンとダイニングはブラックを基調とし、キッチンカウンターと同じ素材のテーブルでシックにまとめました。テーブルの上の照明はシャンデリアにして華やかさをプラスしています。
キッチンフロアは手入れがしやすいタイル張りを採用し、玄関横に家族全員の靴が収まるシューズクロークを設けるなど、暮らしやすさにもこだわりました。
結婚を機に通勤しやすい場所に住まいを建てたご夫婦の希望は、おしゃれな家でした。
LDKは落ち着いた木目のフロアを採用し、キッチンの下り天井も木の質感を生かしたナチュラルな印象にしています。
アイアンのシースルー階段はグレーのキッチンや家具とも調和し、スタイリッシュな空間になっています。階段上の吹き抜けとつながる開放的な2階のホールには、ソファや本棚を置いてセカンドリビングとして活用しているそうです。
共働きのご夫妻が暮らしやすいよう水まわりは2階に設け、寝室のクローゼットから洗面脱衣室へつながる間取りで、お二人の好みが詰まった住まいが完成しています。
木の感性を活かしたインテリアで統一感のある住まいの建築実例を見る
こちらのお宅は、海に近い景観の良い土地に建てられています。
明るく開放的なLDKには大きな吹き抜けとハイサッシがあり、重厚感のあるタイルの壁やガラスのパネル張りのアイアン階段など、異素材を組み合わせてスタイリッシュな印象に仕上げています。
リビングはダウンフロアでより広さを感じさせ、黒・白・グレーを基調にしたモノトーンのインテリアに上質な家具を合わせてホテルライクに仕上げました。ガラスの素材が好きな奥さまの希望で、玄関とLDKの間に格子をデザインしたガラス壁を設置し、より住まいを美しく、開放的な雰囲気にしています。
黒・白・グレーを基調とした上質感のある住まいの建築実例を見る
都心へのアクセスが良い土地にオフィス兼自宅を建てられたこちらのお宅は、限られた敷地を有効に活用できる4階建てがこだわりのポイントです。
家族や友人との時間、趣味を存分に楽しめる住まいが希望で、眺望の良い4階にLDKを設置し、広いテラスとつながる開放的な空間にしました。
3階はご主人の寝室、シアタールームやビリヤード台、バーカウンターなどを設けた贅沢な趣味のフロアです。ヴィンテージ感のある家具やシャンデリアが、上質で非日常感のある空間を演出しています。
2階には奥さまとお子様の寝室、トレーニングルーム、1階はオフィスとビルトインガレージがあり、フロアごとにインテリアテイストを変えたこだわりの住まいです。
フロアごとにインテリアを変えたこだわりの住まいの建築実例を見る
おしゃれな内装をつくるためのおすすめのプロセスを解説します。
具体的な内装のデザインを決める前に、まずは幅広く様々な実例を見てみましょう。
ハウスメーカーのWebサイトや住まいの比較サイト、雑誌などで事例をたくさん見ることで、自分の好みのテイストが明確になるでしょう。
一般的にテイストには、洋風、北欧風、モダンなどのジャンルがあります。好みの方向性を決めると自然に理想の内装イメージができるようになるため、なるべく多くの事例を見て比較するのがおすすめです。気に入った事例は後から見返すことができるように、スクラップしたりブックマークしてまとめておくとよいでしょう。
テイストのイメージが具体的になったら、全体の配色を決めましょう。
まずはテーマカラーを決めます。たとえば、ナチュラルなテイストでも光の具合や木材の色味などで雰囲気は変わります。展示会に行ったり素材のサンプルを見たりして、実際の壁のような広い部分に使うとどのような印象になるか、見え方を確認するとよいでしょう。
また、配色は多くても3色までにすると、統一感を保ちやすいです。家具やインテリアも、壁や床の素材や色調に合わせて選ぶとおしゃれな印象になります。専門家とよく相談しながら決めましょう。
配色や素材が決まったら照明を選びましょう。
照明はデザインや照らし方で、内装の雰囲気をより高める働きがあります。たとえば、シンプルな印象にしたい場合は光量を確保できるダウンライトやシーリングライトを選ぶのがおすすめです。
インテリアのアクセントになるようなデザイン性の高い照明を付けたい場合は、ペンダントライトやシャンデリアなどがよいでしょう。
また、照明のほかに間接照明を取り入れると、光の効果によっておしゃれな雰囲気を高められます。
注文住宅をおしゃれな内装にするためのポイントは、次のとおりです。
1つずつ詳しく見ていきましょう。
内装の建材や色を選ぶ際は、照明や窓からの自然光が当たったときの見え方もイメージしましょう。壁紙などは光の当たり方で印象が大きく変わるため、サンプルを見ただけでは実際に貼ったときのイメージと違うかもしれません。
たとえば、同じ建材でも照明が電球色か昼白色かによって見え方が異なります。自然光の場合も、朝日と夕日、角度や時間帯などで色や雰囲気が変わります。調光機能がある照明を選び、過ごし方に合わせて光を変えてさまざまな見え方を楽しむのもよいでしょう。
壁紙などの素材を選ぶときは、紙上や画面上ではなく必ず実物のサンプルを見て決めましょう。また、カットサンプルで実際の質感を見るだけではなく、展示会などで実際に素材が使われた際の印象を確認することも大切です。
面積効果とは、明るい色はより明るく、暗い色はより暗く見える錯覚をいいます。小さなカットサンプルの印象だけで選んでしまうと、仕上がったときにギャップを感じることもあるため、モデルハウスや展示会で面積効果を体感してみるのがおすすめです。
おしゃれな内装にこだわっても、物が散乱していると生活感が出て台無しになってしまいます。持ち物の量に合う十分な収納スペースも確保しましょう。ただし、収納自体が生活感が出やすいものであるため、収納の選び方に注意が必要です。
タンスやカラーボックスなどではなく、インテリアと一体感のある壁面収納やガラス扉、オープン棚でお気に入りのものは見せる収納にするなど、工夫してみましょう。
住まいの内装を考える場合は、多くの建築実例を参考にしながらおしゃれな内装のイメージを膨らませましょう。
内装の方向性を決めた後は実際の素材や色味の選定が必要ですが、その際小さなカットサンプルだけでは十分にイメージしきれないため、展示会などに行って確かめるのがおすすめです。
今回紹介した事例も合わせて、おしゃれな内装を具体化してみてください。