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【実例あり】ホテルライクリビングの作り方|上質で暮らしやすい空間にする6つの基本ルール

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【目次】

ホテルのような洗練されたリビングに、憧れを抱いている方は少なくないでしょう。SNSや雑誌で目にするホテルの空間は、計算された色使いと素材選びで上質感を演出しています。

自宅のリビングもそんなホテルのような空間にしたいと、家具や照明の選び方、生活感の抑え方などに、悩んでいる方は多いのではないでしょうか。

本記事では、ホテルライクなリビングの定義と実現に向けた基本的なルールを、実例とともに解説します。空間づくりのテクニックを具体的に紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

ホテルライクなリビングとは?意味・魅力・特徴を解説

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家にいながら洗練された雰囲気にひたれる「ホテルライクなリビング」について、意味や特徴、魅力について解説します。

ホテルライクなリビングとは、非日常感を味わえる「上質な空間」

ホテルライクなリビングとは、自宅にいながら高級ホテルに滞在しているような“非日常的な感覚“を体験できるリビングです。

余計な装飾を排したシンプルさと綿密に計算されたレイアウト構成が特徴で、あえてインテリアに余白を残すことで、落ち着きと安らぎを生み出します。

さらに、色調や素材感、照明に一貫性を持たせると落ち着いた雰囲気の中にも洗練された高級感を演出することができます。

ホテルライク=高級ではない。暮らしになじむラグジュアリーさが魅力

「ホテルライク」というと、高価な家具やインテリア小物のある空間をイメージする方もいるかもしれません。しかし実際は、高価な家具やアイテムをそろえなくてもホテルらしい上質さを演出できます。

ホテルライクなインテリアのポイントは「色・素材・光のトーンにおける統一感」です。例えば、落ち着いた色味のファブリックを選んだり、表情豊かな木目や石目調の素材を取り入れたりするだけでも、ホテルさながらの上質な雰囲気に近づけられます。

日常の暮らしに無理なくなじむ形で整えることで、生活に調和したホテルライクな空間を実現できます。

ホテルライクな家づくりとは?おしゃれにするコツや気を付けたいポイントを紹介

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ホテルライクなリビングをつくる6つの基本ルール

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家具や照明を選ぶ前に、「色・素材・光のトーンにおける統一感」を出すための基本的なルールを押さえておきましょう。ホテルライクなリビングをつくるための6つの基本ルールを解説します。

色は3色以内に抑えて統一感を出す

ホテルライクな空間でまず押さえておきたいのが、「色数を控えめにした落ち着きのあるトーン」です。ベージュやグレー、ホワイトなどの無彩色やアースカラーを基調として、全体を3色以内にまとめると洗練された印象になります。

色数が多すぎる空間は、散漫な印象になりがちです。アクセントカラーを取り入れる場合も、主張しすぎない控えめな差し色にとどめると、上質な雰囲気を保ちやすくなります。

間接照明で“ホテルっぽさ”を演出

ホテルらしい空間に仕上げるには、照明にも工夫が必要です。天井の主照明に加え、さまざまな間接照明を組み合わせてみましょう。間接照明で空間に奥行きのある陰影が生まれると、格段に非日常感が高まります。

間接照明には、床や壁に取り付ける照明や、照明付きのテレビボードなどがあります。明るさだけではなく「光の質」や「光と影のバランス」を意識することが照明設計のポイントです。

家具は低め+直線的なデザインでそろえる

ホテルライクな空間づくりでは、家具の高さと形状も重要です。背の低いソファやローテーブル、ローボードなどの家具を選ぶことで、自然と視線が下がり空間に広がりを感じられるようになります。

また、直線的でシンプルなフォルムの家具をリビングの中心に置くと、モダンで落ち着いた印象にまとまります。無駄を省いたデザインは洗練された印象を与えます。

家具の配置は左右対称(シンメトリー)に整える

家具やインテリアを左右対称に配置する「シンメトリー」なレイアウトも、ホテルライクな空間づくりに効果的です。

例えば、ソファの中央にローテーブルを置き、両サイドに同じデザインのアームチェアやスタンドライトを配置してみましょう。左右対称を意識した安定感のある配置は格式の高さを感じさせ、上品で落ち着きある雰囲気をもたらします。

生活感を隠す収納設計

リビングにモノがあふれて「生活感」が漂う空間では、ゆったりくつろげないかもしれません。収納家具は、オープンな棚よりも扉付きや引き出し式のものがおすすめです。「隠す収納」により、雑多な生活用品を隠すことにより生活感をおさえることができます。

配線コードや家電製品、リモコンなどの小物類の収納にも工夫を凝らすと、すっきりとした空間を維持しやすくなります。

素材選びで“質感”を演出する

ホテルのような空間に仕上げるには、「素材の質感」にもこだわりましょう。例えば、本革や高品質の合皮ソファ、天然木のフローリング、石目調のタイルなどを取り入れると、インテリアのグレード感が高まります。上質な素材は、見た目だけではなく、触れたときの心地よさも魅力です。

高級志向にこだわりすぎなくても、質感を意識した素材選びをするだけでも、空間の印象は大きく変わります。

【注文住宅】おしゃれな照明計画にするためには?ホテルライクな家にするための決め方を紹介

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【実例あり】家族暮らしでも実現できるホテルライクなリビング実例

家族暮らしでも実現できる、ホテルライクなリビングの実例を紹介します。実用性に配慮したインテリアデザインにも注目してみましょう。

収納と色使いの工夫で生活感を抑えたシンプルな住まい

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グレーとホワイトを基調としたモノトーンで統一されたLDKは、ホテルのロビーを思わせる洗練された印象です。計画的に設計された造作収納には、生活感が出やすいアイテムをしまっておけるので、整った空間を維持しやすくなっています。

開放的なレイアウトを採用したことで、視覚的な広がりが感じられます。間接照明が生み出す柔らかな光と影が、広い空間全体にくつろぎ感を演出しています。

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吹き抜けと大開口でホテルのような開放感を実現した住まい

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天井高を活かした吹き抜けのリビングと、床から天井まで伸びる大きな窓が組み合わさった空間は、まるでリゾートホテルのラウンジを思わせる開放感です。窓からたっぷりと差し込む自然光が、家族が集うリビング全体を明るく包み込みます。

無垢材の床を採用し、家具や小物類はグレー系の落ち着いたトーンで統一されています。温かみのある質感を持った素材の選択と色使いの工夫が、洗練された雰囲気を引き立てホテルライクな印象を強めています。

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家族の動線に配慮した“暮らせるホテル”のリビングがある住まい

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ラグジュアリーな雰囲気と機能性を両立した、家族の動線に配慮されたレイアウトが魅力のリビングです。キッチンとダイニングを直線で結ぶ設計により家事動線がスムーズになることで、家族との時間がより充実したものになるでしょう。

木目調の内装と間接照明が調和し、優しい光によって落ち着いた雰囲気を演出しています。

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こだわりの家具と照明で演出する上質なくつろぎ空間のある住まい

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存在感のある大きなタイル張りの床や、きらびやかなシャンデリアなど、厳選されたインテリアが印象的な実例です。リビングには、海外のラグジュアリーホテルを思わせる特別な雰囲気が漂っています。

洗練されたデザインが日常の暮らしに溶け込む空間設計により、家族が自然と集まりリラックスできる居心地のよいリビングとなっています。

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開放感と落ち着きが両立する、眺望を活かした住まい

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リビングが配置されているのは、高台からの眺望を楽しめる2階です。L字型ハイサッシを配した大きな開口部により、視線が抜ける広々とした空間となっています。ウォルナット素材の床とタイル貼りの壁面の組み合わせが、程よく温もりを感じさせます。

また、1階の主寝室は、間接照明がアート作品を優しく照らす、ホテルのような雰囲気が特徴的です。防音性に優れた書斎や、ネイビーのシューズボックスが映える玄関ホールなど、随所に住む人のセンスと配慮が光る住まいとなっています。

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ホテルライクなリビングで後悔しないための注意点とその対策

ホテルライクなリビングを目指したものの、「イメージした雰囲気にはならなかった」と感じるケースもあります。ここでは、後悔しがちなポイントと対策を具体的に紹介します。

生活感がにじみ出てしまった

生活感がにじみ出てしまい、理想の雰囲気からはほど遠い空間になってしまうケースも聞かれます。特に、テレビ周辺の複雑な配線やリモコン、日用品などが目に入ると、一気に日常感が出てしまいます。

生活感を隠すには、「見せる収納」ではなく「隠す収納」を基本に収納設計を考えるのがポイントです。家電製品を生活動線からやや離れた位置に設置し、気になる配線は壁内に通したり専用のモール材で覆ったりすることで、整然とした印象を保てます。

また、一時的な置き場所やファミリークローゼットなどを設けると、リビングにモノが散らかりにくくなります。

インテリアばかりにこだわり、使い勝手が悪くなった

「おしゃれさ」を追求しすぎた結果、暮らし始めて「不便さ」を感じるケースも多く見られます。見た目のよさも大切ですが、リビングでの家事や子育てに困らない設計が重要です。

リビングの機能性を重視するために、設計段階から家事動線や生活動線を意識した間取りや家具配置を計画しましょう。また、家具の大きさや配置は、日常の動作に支障がない程度の通路幅を確保できるかを考慮して決めるのが効果的です。

見た目と機能性を両立させると、愛着の持てるホテルライクな空間に仕上げられます。

子どもやペットのいる家庭で維持できなかった

子どもが汚したり、ペットが走り回ったりする室内環境では、高級感のあるホテルライクな空間を維持しにくいという意見もあります。しかし、素材選びや設計の工夫次第で、無理のない日常を送りつつも、ホテルライクな雰囲気を維持しやすくなります。

手間をかけずに上質な空間を維持するには、素材選びが重要です。特に、床材には、傷がつきにくく、汚れても簡単に拭き取れるフローリングやタイル素材を選びましょう。

ソファやラグなどのファブリック類も、防水・防汚加工が施されたものを選ぶと、簡単にメンテナンスできるので安心です。

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非日常を日常に。ホテルライクなリビングを叶える第一歩を

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ホテルライクなリビングは、日常の暮らしに上質な癒しをもたらします。ただし、見栄えだけを重視してリビングを設計すると、実生活では使いづらく維持も難しくなるでしょう。

実用性を意識した空間づくりを難しいと感じるなら、専門家への相談がおすすめです。理想のイメージを伝えることで、プロが暮らしやすさとデザインを両立したプランを提案してくれるでしょう。

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