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【目次】
注文住宅の満足度は、間取りはもちろん、日々の生活を支える「設備」の選び方によっても大きく変わります。設備は暮らしの快適性や安全性に直結するため、住まいづくりでは欠かせない重要な要素です。特に、時間に追われがちな共働き世帯や子育て世帯にとっては、家事の時短につながる設備も重要なポイントとなるでしょう。
しかし、ショールームやカタログでは魅力的に見えた設備でも、実際に使ってみると合わないと感じるケースは少なくありません。
本記事では、実際に注文住宅を建てた人の声を踏まえ、共働き・子育て世帯が「選んでよかった!」と感じた人気設備を厳選してご紹介します。

設備選びの際に「便利そう」という感覚だけで選んでしまうと、すぐに使わなくなってしまったり、維持費が想像以上にかかったりして後悔することがあります。
特に子育て世帯は、子どもの成長とともに生活パターンが変わるため、今だけでなく「将来も使うかどうか」を基準に選ぶことが大切です。以下に、設備選びで意識したい3つのポイントをまとめました。
①住宅性能に関わる設備は絶対に削らない
断熱窓や換気・空調など家の「性能」に直結する部分は、住み始めてから変更することができません。光熱費の軽減や健康面への効果が長く続くため、最優先で予算を配分すべきでしょう。
②優先すべきは「毎日使う場所・時間が長い場所」
キッチン・洗面・浴室など、家族全員が毎日必ず使うスペースにかかる費用は優先的に投資すべきポイントです。数分の時短が、大きなゆとりにつながります。
③メンテナンス負担が大きいものは慎重に
メンテナンスに手間がかかる設備はすぐに使わなくなりがちです。また、維持費が高額な設備も避けたほうがよいでしょう。このようなメンテナンス負担の大きい設備の採用は、慎重に検討するべきです。
まずは、住宅性能を最大限に活かしながら日々の暮らしを快適にする、必須レベルの設備を紹介します。
全館空調は、家中どこにいても温度差が少なく、玄関を開けた瞬間から快適な温度に保てるシステムです。帰宅が遅い共働き家庭でも、操作不要で常に安定した室温をキープできます。夜間の授乳やトイレの際も寒暖差のストレスがなく、子どもの健康にもよい影響が期待できます。
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高性能トリプルガラス・断熱窓は、窓からの熱の出入りを大幅に抑え、夏は涼しく冬は暖かい室内環境をつくれる重要な設備の一つです。冷暖房効率が上がるため、電気代の上昇が続く昨今、家計へのメリットも非常に大きいといえます。
冬場の結露も防げるため、カビの発生を抑えて清潔な室内環境を維持できる、快適性と省エネ性を兼ね備えた必須の設備です。
不在がちな共働き家庭の「荷物が受け取れない」問題を一気に解消するのが宅配ボックスです。再配達の手間やストレスがなくなるため、ネット通販を頻繁に利用する家庭にとっては、特に役立つ設備といえるでしょう。
鍵を取り出さなくてもドアに近づくだけで解錠できるスマートキーは、買い物帰りや子どもを抱っこして手がふさがっているときにも便利です。オートロック機能や施錠確認の通知機能があれば、防犯性の向上も期待できます。
ファミリークローゼットは、家族の衣類・バッグ・日用品などをまとめて収納できる大型のクローゼットです。洗濯後の衣類を各部屋へ配る手間が省けるため、家事動線が劇的に短縮されます。リビングの収納不足も解消でき、“片付く家”が実現しやすくなる、忙しい夫婦の強い味方になってくれるでしょう。
帰宅後すぐに手が洗える玄関手洗いは、子どもに自然と手洗い習慣をつけさせるのに最適です。外からのウイルスや花粉を生活空間に持ち込まず、かつ洗面所まで移動する手間も省けます。衛生管理をスムーズに行えるため、特に小さな子どもがいる家庭におすすめです。
オートシャッターは、リモコンやスマホ操作で窓シャッターを自動開閉できる設備です。朝晩の開け閉めが不要になり、忙しい時間帯の負担がぐっと軽くなります。外出先からでも操作できるため、台風などの気象リスクにも素早く対応でき、防犯上も安心です。

ここからは、「もっと早く採用すればよかった」という声が多い、時短に直結する設備を厳選して紹介します。
一日分の食器をまとめて洗浄できる大型の食洗器があれば、食器洗いの30分が、家族との対話やリラックスタイムに変わります。
高温での洗浄・乾燥で油汚れなどをスッキリ落とすのはもちろん、雑菌の繁殖を防ぐため、食中毒予防にも効果的です。手洗いよりキレイに仕上がるうえ、節水効果が高いというメリットも見逃せません。
「洗濯のプロセス」を1カ所で行うランドリールームでは、時間や天候を気にせず洗濯を行えます。室内干しによって、PM2.5をはじめとする大気汚染物質や花粉の付着を防げるため、アレルギー体質の方がいる家庭も安心です。ファミリークローゼットを隣接させれば、さらに家事効率のアップにつながります。
毎日の「浴室掃除当番問題」を解消できるのが、自動洗浄浴室です。スイッチひとつで浴槽内を自動洗浄してくれるため、浴槽掃除の手間がほとんどかかりません。汚れが付きにくいパネルや床とセットで採用すれば、手間をかけずに清潔な浴室をキープできます。
トイレや洗面所に設置される天井埋め込み型の換気扇は、羽根の取り外しが難しく、清掃しにくいという難点がありました。しかし、最新の換気扇はワンタッチで羽根を取り外せるので、掃除の難易度がぐっと下がっています。
また、キッチンのレンジフードも劇的な進化を遂げています。パナソニックのレンジフードは、フラットな形状で油汚れが付きにくく、普段のお手入れはサッと拭き取るだけで完了です。また「油トルネード機能」を搭載しており、面倒なファンのお手入れも約10年に1度で済みます。
雨天や夜間でも洗濯物を干せる室内物干しは、忙しい共働き世帯や、洗濯物が多い子育て世帯の強い味方です。パナソニックの室内物干しユニット「ホシ姫サマ」は、必要なときだけ竿を引き出し、使わないときは天井にスッキリ収納できるため、インテリアの邪魔にもなりません。
大容量のパントリーがあれば、ストック食材やキッチン家電をまとめて収納できます。ストックを一目で把握できるため、まとめ買いが効率化され、買い忘れや重複購入を減らすのにも効果的です。また、キッチンまわりが散らかりにくくなり、調理時間の短縮にもつながります。
調理中でも手をかざすだけでオン・オフ可能なタッチレス水栓は、衛生的、かつキッチンの清潔をキープしやすいのが魅力です。パナソニックの「節水センサー搭載モデル」の水栓は、食器や手が離れると水が止まるため、意識せずに節水でき、水道代のムダを抑えるのに効果的です。
パナソニック住まいの設備【システムキッチン: センサー水栓】
使用後に自動で洗浄するトイレは、ニオイや汚れが残りにくく、忙しい家庭にぴったりな設備の一つといえるでしょう。
パナソニックホームズの自動洗浄トイレ「アラウーノ」は、用を足すと自動でふたが閉まり、泡で便器を洗い流します。さらに、独自開発の「スゴピカ素材」が、ぬめりや黒ずみの原因となる水アカを防ぎ、掃除の時間短縮が可能です。
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ここからは、使い勝手の良さや衛生面の向上など、暮らしの質をワンランク上げてくれる便利な設備を紹介します。
光熱費の削減効果が高い太陽光発電システムは、電気代上昇が続く今こそ導入価値の高い設備といえます。パナソニックの住宅用太陽光発電パネル「HIT」シリーズは、発電効率が高く、夏場の高温時でも発電性能が落ちにくいのが特徴です。また、限られた屋根面積でもしっかり発電できるという魅力もあります。
パナソニック住まいの設備【「HIT」発電量だより 家庭の発電量をチェック】
太陽光発電システムで昼間につくった電気をためておく蓄電池は、昼は外出・夜は在宅する生活パターンと相性が良い設備です。帰宅後の食事・入浴など、電力を使う時間帯にしっかり役立ちます。
停電時の非常用電源としても活躍するため、有事の備えにも最適です。パナソニックホームズでは、容量・設置方法など柔軟な選択肢から、家庭に最適なエネルギー計画をご提案いたします。
調光・調色LED照明は、朝はスッキリ、夜はリラックスなど、シーンに合わせて光の色や明るさを変えられます。子どもの寝かしつけを助ける明かりや、在宅ワークに集中できる明かりなど、暮らしの質を大きく向上させるでしょう。
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生活のしやすさに差が出るのが、玄関まわりです。ここでは、共働き・子育て世帯の動線をスムーズにし、防犯性や収納力も高めてくれる設備を厳選してご紹介します。
シューズインクローゼット(クローク)は、玄関で靴を脱がずに利用できる収納スペースです。靴だけでなく、広さによってはベビーカーや外遊びグッズ、自転車、アウトドア用品まで収納でき、玄関を常にスッキリ保てます。
暗い時間帯に帰宅した際、自動点灯する人感センサーライトがあると、足元が見えやすくて安心です。買い物帰りに両手がふさがっていても明かりを探す必要がなく、小さな子どもや高齢者の歩行の安全性もアップします。人が近づくと玄関前やアプローチが明るくなるため、防犯性の向上にも役立ちます。
空き巣や悪質な訪問販売といったニュースが多い昨今、玄関ドアを開ける前に来訪者の顔を確認できるテレビドアホンは、防犯に欠かせない設備の一つです。
パナソニックのテレビドアホンは、外出中もスマホで来訪者を確認できる「要件確認」「置き配依頼」などの便利な機能を搭載しています。共働き家庭では不在時の対応がラクになり、訪問営業や不審者への不安も軽減できます。暮らしに大きな安心をもたらすでしょう。
屋外コンセントは、庭の照明や季節のイルミネーション、高圧洗浄機、アウトドア用品の手入れなどで幅広く活躍します。電気自動車(EV)購入の計画があれば、EV充電器も検討しておくと良いでしょう。
パナソニックホームズがつくる住宅では、支柱型も選べるEV充電器を設置でき、将来のEV化や「電気を自給自足するような暮らし」にも対応できます。
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ここからは、意外と使わなくなるケースが多い設備を取り上げ、採用するかどうかを判断する際のポイントについて解説します。
室内干しが中心の家庭では、ベランダを使う機会が少なく、汚れを放置しがちです。ベランダを採用しなければ、建築費やメンテナンス費を抑えられるだけでなく、雨漏りリスクや防犯面の不安も軽減できます。掃除の手間を省けることも、大きなメリットといえるでしょう。
住宅設備や家電製品をインターネットに接続し、遠隔操作や自動制御できるIoT設備やスマートホームは「実際にどこまで使うか」で満足度が変わります。
アプリ管理やアップデートが必要なため、家族全員が使いこなせないと、宝の持ち腐れになってしまいます。また、ネット環境の安定性が問われるため、導入前のWi-Fi計画も欠かせません。
設備ごとにメーカーやアプリが分かれると操作が複雑になるため、使う頻度や家族のITリテラシーを確認してから導入を決めることをおすすめします。
浴室テレビやジェットバスに憧れる人は多いものの、実際には「最初だけ使って次第に使わなくなる」という声が多い設備です。
浴室テレビは湯気や湿気による劣化が早く、メンテナンスコストを考慮する必要があります。また、ジェットバスは掃除の手間が負担になりやすく、共働き家庭では時間的デメリットにつながる場合があるため注意が必要です。
ランニングコストもかかるため、「使い続ける習慣があるか」「負担に見合うメリットがあるか」を冷静に判断すべきでしょう。
共働き・子育て世帯の家づくりにおいて大切なのは「時短」「快適」「長期的なコスト」のバランスです。設備選びは単なるコストではなく、その設備によって生まれる“時間の価値”を想像してみましょう。
今の暮らしをラクにする設備と、家計を守る省エネ設備を賢く組み合わせることで「この家を建ててよかった」と思える理想の住まいに近づけるはずです。ぜひ、あなたにぴったりの設備を選んでみてください。
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