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一軒家の電気代はなぜ高い?平均額と節約のコツをわかりやすく解説

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【目次】

「一軒家に住むと、電気代が高くなるって本当?」「マンションより光熱費がかさむって聞いたけど…」そんな疑問や不安を抱える方も少なくありません。実際のところ、一軒家の電気代は住宅の構造や設備、暮らし方によって大きく変わります。本記事では、一軒家の平均電気代や高くなりやすい理由、季節ごとの注意点を解説します。さらに、節約の工夫もまとめているので、これから家の新築・購入を考える際の参考にしてください。

一軒家の電気代は平均いくら?

総務省統計局「家計調査 家計収支編 2024年度」によると、持ち家に住む2人以上の世帯の1カ月あたりの電気代は平均1万2,441円です。年間に換算すると、約15万円です。

ただし、実際の金額は世帯人数や地域、季節によって大きく変動します。そのため、平均値を参考にしつつ、自宅の状況に合わせた目安を確認することが大切です。

※参考:政府統計の総合窓口e-Stat「家計調査 家計収支編 二人以上の世帯用途分類 009 用途分類(住居の所有関係別)

世帯人数ごとの電気代の目安

一般的に、世帯人数が増えるほど電気の使用量が多くなり、電気代も高くなる傾向があります。特に日中に在宅する人数が多い家庭や、複数の部屋を使用する生活スタイルでは、空調や照明、家電の稼働時間も長くなりがちです。参考として、人数別の電気代の平均額を示します。

世帯人数

月額の目安

年間の目安

2人世帯

約10,878円

約13.1万円

3人世帯

約12,651円

約15.2万円

4人世帯

約12,805円

約15.4万円

5人世帯

約14,413円 

約17.3万円

6人世帯

約16,995円

約20.4万円

なお、小さな子どもがいる子育て世帯や、共働きで夜間に家電を多用する家庭では、平均より高くなるケースも珍しくありません。エアコンや乾燥機、IHクッキングヒーターなどの使用頻度が高い場合は注意が必要です。

※参考: 政府統計の総合窓口e-Stat「家計調査 家計収支編 二人以上の世帯用途分類 004 用途分類(世帯人員別)

居住地域・季節によって差が出やすい

一軒家の電気代は、住んでいる地域や季節によっても大きく変わります。たとえば、北海道や東北などの寒冷地では、冬場に暖房の使用量が増えることで電気代が高くなる傾向があります。反対に、西日本の猛暑地域では夏の冷房費が大きな負担となります。さらに、電気料金単価(従量料金)自体が地域ごとに異なる場合もあるため、同じ使用量でも住むエリアによって電気代に差が生じる点に注意が必要です。

このように地域差や季節変動の影響は大きいため、全国平均だけを鵜呑みにせず、自分の居住エリアの特徴を踏まえて判断することが大切です。また、年間の平均額を見るだけでなく、月ごとの使用量や料金をチェックすることで、どの季節に電力消費が集中しているかを把握できます。

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一軒家の電気代が高い5つの理由

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一軒家は集合住宅に比べて電気代が高くなりやすい傾向があります。理由として、建物の構造やライフスタイル、設備の違いが挙げられますが、無理に節約しようとするとストレスにもなりかねません。ここでは、なぜ一軒家の電気代がかさみやすいのか、主な要因をわかりやすく整理して紹介します。

世帯人数によって在宅時間が増えやすいから

一般的に一軒家の方が世帯人数が多い傾向があり、その分電気の使用量も多くなりがちです。在宅時間が増え、照明・冷暖房・各家電の稼働時間も長くなると、結果的に電気代も上がる傾向です。

部屋数が増えて延べ床面積も大きくなるから

一軒家は部屋数が多く延べ床面積も広いため、冷暖房や照明、電化製品の数が自然と増えます。特に冷暖房機器は、延べ床面積が大きいほど多くのエネルギーが必要となり、稼働時間や消費電力の増加を避けられません。結果として、使用量がかさみ電気代が高くなります。

契約アンペア数が大きくなりやすいから

契約アンペア数が上がると、基本料金も高くなります。一軒家では複数の家電を同時に使う場面が多い点から、ブレーカーが落ちないよう高めに設定する家庭が多いのが実情です。基本料金は使用量に関わらず毎月かかるため、契約アンペア数を上げるほど固定費の負担が重くなります。

電気料金プランが最適化されていないから

ライフスタイルに合わない料金プランを選んでいると、本来よりも割高な電気料金となることもあります。たとえば、オール電化住宅で深夜電力を十分に活用できていないケースでは、かえって損をする場合もあるでしょう。近年は新しい料金プランが次々と登場しているため、定期的に見直しをしないと無駄な出費が増えてしまうかもしれません。

一括受電方式ではないから

マンションでは、電力を一括契約して割安に供給される「一括受電方式」が採用されているケースも珍しくありません。しかし、一軒家は個別契約が基本のため、割引の恩恵を受けられず、結果的に電気代が高くなる場合があります。

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電気代が高くなりやすい一軒家の特徴4つ

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一軒家のなかには、構造や設備の特徴から電気代が増えやすい住まいもあります。ここで、電気代がかかりやすい一軒家の特徴を確認しておきましょう。

仕切りが少なく吹き抜けがある

開放感のある間取りや吹き抜けは人気がある一方、空間が広がるほど冷暖房効率が低下し、電気代が上がる要因になり得ます。冷たい空気は下に、暖かい空気は上に逃げるため、温度ムラも発生しがちです。

大きな窓が多く断熱性が低い

採光性の高い家は快適ではあるものの、窓からの熱の出入りが増えると冷暖房の負担が増えて電力消費量が上がります。特に、単板ガラスや古いサッシを使用している場合は断熱性が低くなり、外気温の影響を受けやすくなるでしょう。

古い家電製品を使用している

古い型の冷蔵庫やエアコンは消費電力が大きく、気づかないうちに電気代を押し上げてしまいます。10年以上前の製品は、買い替えによって大幅な節約につながる可能性もあるので検討するとよいでしょう。

オール電化住宅で深夜電力を活かせていない

オール電化住宅では、夜間の電気料金が安い「時間帯別プラン」の活用が前提です。しかし、使い方によっては割安時間を十分に活かせず、かえって電気代が高くなる場合もあります。オール電化住宅では、生活パターンや契約プランに合わせて電気の使い方を考えることが重要です。

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一軒家の電気代を抑えるためにできる6つの対策

一軒家の電気代は、工夫により削減できる余地があります。ここでは、今すぐ始められる節電方法から、中長期的な設備投資による省エネ対策まで、一軒家におすすめの対策を紹介します。

使っていない家電製品の電源を切って待機電力を減らす

テレビや電子レンジ、Wi-Fiルーターなどは待機状態でも電力を消費し、設置台数によっては年間で軽視できない電気代となることもあるでしょう。特にゲーム機やプリンターは、使わない時間が長いのに電源を入れっぱなしにしがちで、知らない間に電気代がかかっている可能性があります。家庭全体で取り組める簡単な対策としては、スイッチ付きタップや節電タップを利用して待機電力を遮断するのが有効で、上手に活用すれば年間数千円の節約も期待できます。

LED照明に切り替える

白熱電球や蛍光灯に比べてLEDは消費電力が圧倒的に少なく、同じ明るさでも約50~80%以上も電気代を削減できるといわれています。家庭全体で照明をLED化すれば、年間で数千円以上の節約が可能です。寿命も長いため、交換頻度が減り結果的に導入コスト以上の節電効果を得られます。LED照明には、光の色合いや明るさを自由に調整できる製品も増えており、節電だけでなく快適性の向上も期待できます。

※参考:経済産業省 資源エネルギー庁「照明|無理のない省エネ節約

冷暖房の設定温度と扉の開閉に注意する

エアコンの設定温度を1℃変えるだけで、冷暖房費は約10%前後節約できるといわれています。また、使っていない部屋の扉を閉めて冷暖房する空間を限定したり、家具の配置を工夫して空気の流れをつくったりする方法も有効です。カーテンや断熱シートを併用すると室温を一定に保ちやすくなり、冷暖房の効率をよりいっそう高められます。

※参考:経済産業省 資源エネルギー庁「空調|無理のない省エネ節約

電力会社の契約内容を見直す

現在契約している電気料金プランが生活スタイルに合っていない場合、知らないうちに割高な電気代を支払っているかもしれません。たとえば、日中の使用が多い家庭が夜間割引プランを契約してもメリットは少なく、逆に損している可能性もあります。時間帯別料金や使用量に応じたプランへ変更するだけで、月数百円から数千円の節約につながる可能性があります。

高断熱窓の導入・断熱リフォームを検討する

住宅の熱損失の多くは窓から発生するため、窓の断熱性能を高めると冷暖房効率も改善します。複層ガラスやLow-Eガラス、内窓の設置などは特に効果的で、外気温の影響を大幅に減らすことが可能です。断熱リフォームは初期費用がかかるとはいえ、省エネ補助金を活用できる場合も多いでしょう。費用負担を軽減しながら取り組めるため、検討する価値は高いといえます。

太陽光発電・蓄電池の導入で自家消費する

太陽光発電や蓄電池の導入は初期投資が必要ですが、長期的には電気代の削減につながります。日中に発電した電気を自宅で使用すれば、電力会社からの買電量を大幅に減らせるうえ、余剰電力の売電収入を得ることも可能です。さらに、蓄電池を併用すれば夜間や停電時にも自家電力を使えるため、電気代の抑制だけでなく災害への備えにもなります。

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新築・リフォーム時に考えたい!電気代を抑える一軒家づくりのポイント

一軒家を建てる際やリフォームを考える際には、電気代を抑える工夫が凝らされているかにも注目しましょう。特に、気密性や断熱性を高めると、冷暖房効率の向上によって電気代の節約が実現しやすいです。

高気密・高断熱の住まいをつくるために押さえておきたいポイントを紹介します。

高気密・高断熱住宅にする

冷暖房効率を高める基本は、家全体の気密性と断熱性をしっかりと確保することです。外気の影響を受けにくくなるため、室温を一定に保ちやすく、冷暖房にかかる電力を大幅に削減できます。また、結露やカビの発生を抑えやすい点も見逃せないポイントです。電気代の節約だけでなく、長期的に快適性を保てるのが高気密・高断熱住宅の魅力といえます。

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ZEH(ゼッチ)住宅を検討する

ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)は、高断熱仕様と省エネ設備を組み合わせ、さらに太陽光発電などでエネルギーを創り出すことで、年間のエネルギー収支をゼロに近づける住宅です。国の補助金制度もあり、初期投資を抑えつつ導入できます。光熱費の削減に加え、環境への負荷を軽減できるメリットもあるため、長期的な家計と暮らしの安心を両立する選択肢として注目されています。

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間取り・空間設計で空調効率を高める

間取りや空間設計は空調効率に直結します。たとえば、広い空間に吹き抜けを設ける場合は、空気が上部に逃げないように、シーリングファンを設置して空気を循環させる工夫が効果的です。仕切りやドアの位置も冷暖房効率を左右するため、使用頻度の高い部屋を中心にゾーニング設計を行い、エネルギーの無駄を減らしましょう。設計段階から空調効率を意識した工夫を盛り込んでおくと、長期的な節約が可能です。

パッシブ設計で日射や通風を活用する

自然の力を利用する「パッシブ設計」は、太陽光や風を効率的に取り入れて冷暖房に頼りすぎない家づくりを可能にします。たとえば、南向きの窓や庇を設置すると、冬は日射を取り込み、夏は直射日光を遮ってくれて過ごしやすい環境になります。また、窓の配置を工夫して通風経路を確保すれば、エアコンに頼らずとも室内を快適に保てるでしょう。

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一軒家の電気代は設計と選択で変わる!建てる前に見直しを

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一軒家の電気代は、家が完成する前から抑える工夫ができます。たとえば、高気密・高断熱の仕様や冷暖房効率を考えた間取り、省エネ設備の選定などがあり、いずれも設計段階の判断がその後の暮らしに直結します。また、太陽光発電やZEH住宅のように、自家消費できる住まいを検討するのもよいでしょう。建ててから後悔しないために、電気代も「家づくりの重要な要素」として意識することが大切です。

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