住まいづくり・住まい探しの情報ガイド
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とある日曜日。
ついに!憧れのマイホーム計画を始動させるべく、パパと私、娘の3人揃って地元・横須賀の総合住宅展示場にやって来ました。
駐車場に車を止めたら、まずはインフォメーションセンターへ。
パパは早くモデルハウスに行きたそうだけど当日のイベント、セミナーがあるかもしれないし、必要な情報は最初にゲットしないと!
時間は限られているんだもん、効率よく見学しなくちゃ。
「こんにちは! 初めてですか?」
カウンター越しに、スタッフの方が声をかけてくれ、場内の地図を渡してくれました。
なるほど、好きな順番で見学していいのね。
途中で休憩できる場所もあるみたい。
午後はイベントもあるのか。
そういえばうちの新聞にもチラシが入っていたな。
娘が退屈してきたら連れて行ってあげよう。
各会社のパンフレットなんかも見られるのね。
何社か見た後にここで振り返ってみるのもよさそうだな。
最後に戻ってくると、駐車場の割引券がもらえるんだ。
え、アンケートに答えたら、プレゼントももらえるの? はい、じゃあ見学後にまた来ま〜す!
それじゃあ早速…と、その前に、みんなトイレは大丈夫?
準備が整ったところで、改めて出発!
インフォメーションハウスのすぐお隣、タイル貼りでおしゃれな外観なのに、昔ながらの懐かしい雰囲気もあって。
うん。これなら一緒に住むことになる義父さん義母さんにも抵抗がなさそうだな。
「ほら、早く入ろう」
私の背中をつついてきたパパ。
もしかして、ちょっと肩に力入ってる?
そりゃそうだよね、私も不安と期待でドキドキだもの。
「いらっしゃいませ」
玄関を入ると、女性スタッフさんがお出迎え。
あら。スーツの男性が出てくるとばっかり思ってたけど、アドバイザーさんというんですね。
やさしい笑顔に、娘もニコニコ。私も少し緊張がやわらいだかも^^
玄関でスリッパに履き替えたら「こちらへどうぞ」と和室へ案内してくれました。
なんだか友達の家に遊びに来たみたいだな。
す、素敵!
思わずため息が漏れるほど、やわらかな光が差し込む和室。
「こちらにご記入をお願いします」
そう言って渡されたのは『家づくりお手伝いカード』というアンケート。
購入はいつをお考えですか? う〜ん、実はまだ漠然としているんです。
娘が小学校高学年になるまで、3年以内にはと思っているんだけど。
土地は…なし。検討してみたい工法…どうしよう、なんて答えればいいの?
ぎこちなく苦笑いする私に、アドバイサーさんがニッコリ手渡してくれたのは、ドリンクのメニュー…ではなく、聞きたい話の一覧表でした。
間取りについて(10分)、資金計画のこと(10分)、建築費用(5分)…
なるほど、ここから興味のあるテーマを選べば説明してくれるんだ!
これはありがたいな。こうやって具体的に提示されるとイメージがわくものね。
それに、説明にかかる時間まで書いてあるなんて丁寧すぎる(笑)。
「初めまして、今日はどのぐらいお時間をいただけますか?」
カードの記入を終えると、今度は男性スタッフさんが顔をのぞかせた。
どうやらこの方が、私たちを担当してくれる人みたい。
とっても物腰がやわらかくて、話しやすそうだな。
記入したカードを見ながら、モデルハウスの特徴について簡単に説明してくれました。
と、うずうずしていたパパの様子に気づいたらしく
「お部屋をご案内しますよ」
せっかちなパパでごめんなさい!
「このモデルハウスは、二世帯住宅をイメージしているんです」
案内してもらいながら、説明に耳を傾けます。
そうか、二世帯住宅といえば玄関が2つあるタイプもあるわよね。我が家はどうしようかな。
広々としたリビングは、大きな柱がなくてスッキリ。
柱がないと、将来的に家族の構成が変わってもリフォームがラクチンらしい。なるほど!
え、天井も通常より高くとっているんですか? それに窓もすごく大きい!
だから部屋がより広く感じるんですね。
そして驚いたのは、15センチずつ部屋を広くしたり、天井を高くしたり、自由に設計できるという話。
いろいろワガママも聞いてくれそうだな。
さらに、私がいちばん気になっていた、オール電化のキッチン。
実際にお水が出たので、やかんでお湯を沸かすことに。
なるほど、電気だと掃除もラクだし、娘もまだ小さいから安心…なんて言ってる間に、やかんから湯気が!
こんなに調理が早いと、料理も楽しくなりそう^^
「今度は、2階へご案内しますね」
2階に続く階段は吹き抜けで、1階にいても上の様子が見えるようになっている。
1階と2階で、それぞれ独立してはいるんだけど孤立はしていない、付かず離れずの絶妙の距離を保っているのね!
…なんだか、私、今すぐここに住みたくなってきちゃった。
2階にも浴室とトイレ・洗面所。
二世帯住宅に水まわりが2つあるのは重要よね。
義母さんに気兼ねなく長風呂できるし、うふふ。
そして寝室には、ロフトという名前の、秘密の小部屋が。
ここはパパの書斎になるのかな。
パパったらもうすっかり少年の目になっちゃっている(笑)。
「こちらのコーナー、ご覧になりませんか?」
案内されたのは写真や図面が並ぶコーナー。
「これはネットに載せていない情報なんです」
そこにあったのは、横須賀市内で家を建てた人たちのリアルな情報!
さすがに番地までは書いていないけれど、町名までしっかり記載されている。
私たちが建てようと思っている◯◯町の地図は…あった、あった!
へえ、こんなにたくさんの家が建てられているんだ。
実際に住んでいる人の悩みや経験談って貴重よね。
え、しかも1ヶ月ごとに内容が新しく更新されるの?!
これ、ネットに載せていないんじゃなくて、載せられないんだ(笑)。
モデルハウスに来なくちゃわからない情報ってあるんだなあ。
「こちらの写真のお宅に、ご案内することもできますよ」
そんなこともできるの!
モデルハウスってステキだけど「こんなにおしゃれにくらせないよな…」って思うことあるもんね。
実際に建って人が住んでいるおうちを見学できるのは、かなり現実感がわいていいかも!
ひととおり案内していただいた後は、今後についての話し合い。
なんと! 土地探しからローン計画、相続問題までありとあらゆる相談に乗ってくれるらしい。
担当の人というより、まさに、一緒に家をつくるパートナー。
それだけ親身になってくれるから言いにくいこともアドバイスしてくれるらしい。
「そこにお金をかける必要はないですよ」なんていうように。
うん、それってすごく信用できるな!
そして、より具体的なアドバイスをもらうためにも、こちらの情報はできる限り伝えた方がいいってこともわかった。
確かに、家のことを人に話すのはためらわれるけど、問題を家族で抱え込まず、プロの意見を聞くことは大切だよね。
最後にカタログをいただいて、次回の約束。
今度は、義父さん義母さんと一緒に訪問することに。
その時までに、今後の家づくりスケジュールを作成しておいてくれるらしい。
半年後、1年後…その時々に解決しなければならない問題があるんだって。
「問題は一緒に解決していきましょう!」
力強い言葉に、なんだか少しだけ心が軽くなった。
家をつくりたくても、何から手を付けていいのかわからなかった私。
いろいろ課題も見えてきたし、思い切ってモデルハウスに飛び込んでみてよかったな。
まずは、相談から始めてみればいいんだね。