住まいづくり・住まい探しの情報ガイド
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マイホーム計画、絶賛進行中のワタシ。パパと娘と一緒に、今日も都内の住宅展示場へ。
といっても今回は、モデルハウスを見学するわけではありません。
以前モデルハウスで案内をしてくれた営業の方や、他のご家族と一緒に、待機していた観光バスに乗り込みます。
そしてバスに揺られること1時間。ついに…パナソニック ホームズのつくば工場に到着!
そう、今日は3ヶ月に1回開催されている、工場見学ツアーの日。
実際にどんなふうに家の部材がつくられているのか、その製造ラインを見学にやってきたのです。
正面玄関をくぐると、社員と思われる方々が旗を振ってお出迎え。
駐車場には、私たちが乗ってきたのと同じような大型バスがずらり。
「えー、こんなにたくさんの人が見学にきているの!?」
聞けば、関東はもちろん東北方面からいらっしゃる方もいて、この日はおよそ40台のバスが訪れる予定になっているのだそう。
バスを降りてくる人たちはみんな笑顔で、まるでテーマパークにでも遊びに来たようなムードです。
「小さな娘を連れて行って大丈夫かな?」
実はそんな心配もしていたのだけど、大歓迎のお祭りムードにそんな不安も吹き飛びました。
ピエロのお姉さんにあいさつされて、娘も大はしゃぎ!
必要であればベビーカーの貸し出しや、子どもを預かってくれるサービスまであるみたい。
うん、わくわくしてきた! さっそく工場見学のスタートです。
工場には「大型パネル構造」「鉄骨軸組構造」「重量鉄骨ラーメン構造」の3つの生産ラインがあって、希望のラインが見学できるとのこと。
私たちは営業の方に案内されて「大型パネル構造」の見学をすることに。
入口ではまず、音声ガイドを貸し出してくれます。
見学する人がたくさんいるので、工場内を案内してくれる方と少し離れてしまっても、イヤホンを通して説明を聞くことができるというわけ。なるほどね。美術館の音声ガイドみたいで便利。
案内役のスタッフの方は、実際に工場で働いている人。
モノづくり現場の生の声を聞ける機会なんて、なかなかないわよね。
パパも「今日はオトナの社会科見学だ!」と、メモを片手に大張り切りです。
最初は壁のパネルが完成するまでのプロセスを順番に見学。
まずは鉄骨で枠組みを作っていくのですが…早速びっくり!
工場だし、同じようなパネルが流れ作業で作られているんだろうな〜、なんて想像していたのですが、なんと一邸一邸、きちんと管理されて作られているんだそう。
モニターには「◯◯様」と、現在家づくりをされている方のお名前がしっかりと表示されていました。
いつか私も、あそこに名前を表示してもらいたいな…と思わずうっとり。
家づくりなんて一生に一度、あるかないかのことだもん、
このぐらい丁寧に、心のこもった仕事をしてもらわなくちゃ、ね。
さて、技術や品質の説明を聞くのはパパにお任せするとして(笑)。
私と娘は、徐々にパネルが完成に近づいていく様子にただただ目を奪われていました。
職人さんの真剣にモノづくりに打ち込む姿は、それだけで一見の価値アリ。
鉄を溶接している人がいたり、鉄骨の強度を検査している人がいたり。キビキビした無駄のない動きで作業が着々と進んでいきます。
作業工程に合わせてパネルが自動で上下左右に動いて、働く人が無理のない姿勢で作業できるような工夫もされているんですって。
「作業員のストレスを少なくすることが、ひいては品質の向上につながるんですよ」
とはスタッフの方の言葉。
おっと、パパが一緒に同行してくれている営業さんを質問攻めにしています。
どうやら職人さんの作業に見とれているうちに、説明を聞き逃しちゃったみたい(笑)。
すぐに疑問に答えてくれる人がそばにいてくれるって、とっても心強いね。
最後に窓や扉がはめられて、ついにパネルが完成!
でき上がったパネルは、厳しい検査を受けてから出荷されていくのだそう。
工場で徹底的に品質をチェックされた状態で建築現場に搬入されるから、あとは現場で組み立てるだけ! おかげでスピーディに工事を終えることができるのね。
パネルに続いて、床や天井の製造ラインも見学します。
こうやって実際に製造されている様子を見ていると、家づくりを「ちゃんとしてくれている」安心感はもちろん、なんだか愛着もわいてきます。
きっと、働いている方たちもそうなのではないかしら?
「あー、ロボットさんが働いているよ!」
娘が指さした先には、健気に働くロボットの姿が。
「溶接のような危険が伴う作業は、このように自動化しているんですよ」
へぇ〜、効率的で正確なだけじゃなくて、働く人の安全も守ってくれているのね。
ありがとう、ロボットさん!
ひと通り見学を終えたら、今度は敷地内のあちこちで開催されている実験や実演を見学。
まずは「外壁断熱実験」。
隣の家が火事になったという想定で、外壁をバーナーで熱します。
そして同時に、その反対側、つまり住まいで言えば部屋の内壁にあたる面に手を当てるのですが、大丈夫かな…ドキドキ…
「わっ、ぜーんぜん大丈夫!」
拍子抜けするぐらい、ちっとも熱くありませんでした。
「外壁が熱を遮断する」ことを肌で実感。
まさに、百聞は一見に如かず!
続いて鉄骨フレームの耐力体験コーナー。
たくさんのお客さんたちが見守る前で、
パナソニック ホームズの構造と一般的な構造との耐震比較実験を行っていました。
大地震を想定して、それぞれに衝撃を与えると…
その結果に会場からは驚きの声が!
どんな結果だったかって?
それは、来た人だけにわかるお楽しみ!
敷地の奥では、家づくりの実演まで見ることができました。
まさにさっき工場で見学した、大型パネルが大きなクレーンを使って組み立てられてゆく様子を再現して見せてくれるのですが…、とにかく、速い!!!
なんと、たった1日で棟上げまで終わらせてしまうこともあるんですって。
工事期間が短くて済むということは、それだけ工事にかかる人件費も抑えられるからコスト面の負担は減るし、ご近所さんにも迷惑がかからないし、…といいことずくめ。
単に「速い」とだけ聞くと「安全性は大丈夫?」なーんて思っちゃいそうだけど、使われているパネルがすごくしっかり製造されているのはさっき工場でチェック済みだし、熟練した技術の職人さんが確実な施工をしてくれていることも、素人の私が見ても伝わってきました。
これなら信頼できちゃう!
それにしても、関東一円から人が集まってきているとあって、敷地内は大賑わい。
まるでお祭りの縁日のよう。
テントでは、スタッフの女性が冷たいジュースを配っていました。
「無料ですから、どうぞ」
ちょうど喉が乾いていたところだから、うれしい♪
ひと休みしたあとは「住まいとくらしの情報館」へ。
ここは“情報館”の名前の通り、家に関する様々な情報が手に入ったり、インテリアや建具などを、実際に手で触れて比較検討できたりする場所。
「家は、車や家電のように現物を確認できる機会がなかなかないので、ぜひ情報館で体感してほしいんです」
営業の方の話に納得です。
テレビなんかでよく見るような、「地震体感ルーム」もありました!
大震災の揺れを実際に体験できる、あれです。
早速中に入って、震度6を体験。
「な、なんにもできないね…」
力なくつぶやくパパ。
みんなソファに張り付いたみたいに座ったまま、立つことはおろか動くこともできないほどの大きな揺れに、しばらく放心状態に。
いざという時、自分でできることは限られてしまうから、建物に頑張ってもらわないとね。
さらに、工場の敷地内にはモデルハウスが5棟も。
二世帯住宅や賃貸併用住宅、3階・4階建てなど、いろいろなあらゆるパターンの住宅を見学できます。
なかでも私が気に入ったのは、真っ白いタイルの家。
「え、これで、築5年も経っているの?」
タイルがピカピカ、白さがまぶしい外観は、お世辞抜きで新築みたいに見えるのに。
雨が自然に汚れを洗い流してくれる「キラテック」タイルのことは何度か聞いていたけれど、5年経ってここまできれいだなんて!
やっぱりこうやって実際に屋外で月日の経過したものを見せられると、すごい説得力があるなぁ。
ここで、工場の敷地内の見学は終了。お次は…お待ちかねのランチタイム!
私たちのバスでは、営業の方が予約しておいてくれた地元のお店に向かいましたが、中にはバーベキューなどを企画して、参加した人どうし交流するバスもあるんだとか。
みんな近いエリアで住まいづくりを考えている人たちだから、話も弾みそう!
出発地の住宅展示場に戻った後は、説明会やセミナーも用意されているというから、
今日の我が家は「一日どっぷりマイホームのことを考えるデー」に決定。
工場でいろいろ見学した記憶が鮮明なうちに、もっと詳しい話が聞けるのっていいよね。
都内に戻る私たちのバスの中は、子どもたちが多かったこともあってか、ビンゴやクイズ大会などで行きも帰りも楽しませてくれて、娘も大満足だったみたい。
また一歩マイホーム計画が前進したのはもちろん、家族の休日としても、いい思い出ができた一日となりました。