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平屋で家事動線を考える!間取りのポイントを紹介

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【目次】

平屋は階段のない、1階のみの建物です。昔から存在する住宅の形式ですが、近年あらためて平屋の良さが再認識されつつあります。

この記事では平屋のメリットやデメリット、間取りのポイントを見ていきましょう。

平屋の特徴

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平屋とは、すべての空間をワンフロアに収めた1階建の家のことです。平屋というと年齢層高めのイメージが強いかもしれませんが、最近は若い世代の間でも人気が高まっています

平屋に興味のある方は、人気の理由やメリット、デメリットを理解したうえで、じっくり検討してみてください

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平屋のメリット

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平屋のメリットの中から3つご紹介します

  • 効率の良い家事動線をつくることができる
  • 家族間のコミュニケーションが取りやすい
  • バリアフリー化しやすい

順番に見ていきましょう。

効率の良い家事導線をつくることができる

平屋のメリットは、効率の良い家事動線をつくることができる点です。階段を上り下りする必要がないので、家事の負担を抑えられます

家事の中でも工程の多い洗濯を考えてみるとイメージしやすいかもしれません。洗う、干す、取り込む、たたむ、しまう、といった一連の作業で移動が多いと負担が大きくなります。

洗濯機や室内干しスペース、作業台など、一連の作業を1か所でこなせるランドリールームを設けたり、ファミリークローゼットを設けて服の収納を1か所にまとめたりすることで、より効率的に家事をこなせます

効率を上げたい家事は何かを考え、どのようにすれば楽になるのかを話し合い、最適な動線を考えるとよいでしょう。

家族間のコミュニケーションが取りやすい

部屋が複数の階に分散することなく、家族全員が同じフロアで暮らすので、コミュニケーションが取りやすいのも平屋のメリットです。リビングを中心とした間取りにすれば、自然と家族が顔をあわせる機会が増えるでしょう

子どもが自分の部屋で過ごすことが増える年齢になっても、1日の中で数分でも会話する機会があれば、悩みごとや体調など様子の変化にも早く気づけます。お互いのプライバシーを尊重しながらも、全員が同じフロアにいるので、気配で家族のつながりを感じられる安心感も平屋のメリットです

バリアフリー化しやすい

階段のない平屋はバリアフリー化しやすく、小さな子どもや高齢者、身体の不自由な家族も暮らしやすい住まいを実現できます

将来車椅子の使用を想定しているなら、玄関やトイレを車椅子ごと入れる広い空間にしておくとよいでしょう。

近年人気のスキップフロアは段差があるため、特に目的なくデザインだけでスキップフロアを取り入れようと考えている場合は、将来のこともよく考えて検討しましょう。

長く住み続けるためには、将来どのように暮らしていきたいのか、そのために何が必要なのかをイメージしながら家づくりを進めていくことをおすすめします。

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平屋のデメリット

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平屋は効率的な家事動線が可能で、家族間のコミュニケーションも取りやすくなり、さらにバリアフリー化しやすいメリットもあると紹介しました。ただ、以下のデメリットも存在します。

  • 広い土地が必要になる
  • 風通しや日当たりが悪くなることもある
  • プライバシーの配慮が必要となる

メリットだけではなくデメリットも知っておくことで、よりよい家づくりができます。平屋のデメリットについて順番に見ていきましょう。

広い土地が必要になる

平屋のデメリットは、2階建以上に比べて広い土地が必要になる点です。都市計画法によって定められた用途地域により、建てられる家の大きさが制限されます。上階のない平屋では、敷地面積に対しどのくらいの割合で建物を建てられるかを示す「建ぺい率」が重要となります。

部屋数を多くしたい、子どもが走り回れるような広いスペースがほしいといった場合、その分広い土地が必要です。駅から近い場所や都市部などで広い土地を確保するとなると、土地の金額が予算を超えてしまう場合もあるため注意しましょう。

風通しや日当たりが悪くなることも

平屋はワンフロアで生活できるメリットがある反面、周辺環境に影響されて風通しや日当たりが悪くなることもあります。中央に配置されている部屋には特に日光が届きにくいため、暗く感じてしまうこともあるでしょう。

家を建てるときは周りに家がなくても、暮らしていくうちに後から新しい家が建つケースも考えられます。周辺に2階建以上の建物が建つ可能性があるなら、日当たりや風通しへの影響を考えておく必要があります

天井を高くして採光用の窓を設けたり、コの字型やL字型の間取りにして中庭を設けるなど、専門家にも相談しながら対策を考えましょう。窓の方角も重要なポイントです。

プライバシーの配慮が必要

プライバシーの確保が難しいのも平屋のデメリットです。周りの高層階や家に面した通りからの目線が気になっては、せっかくのマイホームでもゆっくりくつろげません。

軒を深くする、窓にシェードを設置する、外構に目かくしとなる植栽や塀を設けるなど、周りからの視線を遮る工夫が必要です。敷地のどこに建物を配置するかも重要です

プライバシーへの配慮は気持ち良く生活していくために必要であるほか、防犯の面でも重要となるため、よく考えて対策を講じましょう。

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平屋の間取りのポイント

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平屋の間取りを考えるうえで押さえておきたいポイントを2つ紹介します

  • ライフスタイルに合わせた間取りを設計する
  • デッキテラスで庭と屋内につながりをもたせる

平屋を検討している方は、ぜひ参考にしてください

ライフスタイルに合わせた間取りの設計

これは平屋に限ったことではありませんが、家族の1日の生活パターンやライフスタイルに合った間取りにすることが大切です。たとえば重たい買い物荷物をすぐにキッチンに運べる動線や、工程の多い洗濯をスムーズにこなせる動線、家族それぞれの部屋やリビングダイニングの配置などを最初にしっかりと考えることが必要です。

前述したように、子どもが小さいうちはリビングで過ごす時間が長くても、成長とともに自分の部屋にこもるようになってしまう場合もあります。会話が減ったとしても、各部屋に行く際にリビングを通る間取りにすれば、顔を合わせる機会が増えてコミュニケーションを取りやすくなります。

バリアフリーにも気を配り、将来にわたって快適に暮らせる間取りを検討しましょう。

デッキテラスで庭と屋内につながりをもたせる

デッキテラスで庭と屋内につながりをもたせることで、平屋の暮らしがさらに楽しく豊かになります。LDKと庭をゆるやかにつなぐデッキテラスがあれば、セカンドリビングとして家族や友人と休日にバーベキューを楽しんだり、ペットや子どもが遊ぶスペースとして活用できます。また、洗濯物を干したり、DIYを楽しむスペースとしても使えます。

デッキテラスがあることで、室内から見たときに空間を広く感じられるだけではなく、庭にも視線を向けやすくなります。家にいながら四季の移り変わりを味わうことができるでしょう。

デッキテラスはメンテナンスが必要となる場合もあるため、取り入れる際はデッキテラスのメリットやデメリットも考えることが重要です。

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平屋の家事動線を考慮した間取りで快適な暮らしを

居住空間をワンフロアに収めた平屋は、家事動線を効率的に設計できるだけでなく、家族間のコミュニケーションが取りやすい点や、バリアフリー化をしやすい点もメリットです。しかし間取りによっては広い土地が必要であり、また風通しや日当たりの問題、プライバシーの配慮が必要である点も、頭に入れておきましょう

今回紹介した間取りのポイントも参考にしながら、ぜひ自分たちに合った平屋を検討してみましょう。妥協せず家族で意見を話し合うことが、快適な暮らしを手に入れることにつながります。

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