住まいづくり・住まい探しの情報ガイド
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【目次】
平屋に和室や畳スペースを取り入れ、おしゃれな和モダンな住まいを希望する人も多いでしょう。平屋に和室を取り入れることで、居住空間を豊かにし、実用性と美しさを兼ね備えた住まいにすることができます。和室があることで、リラックスできる空間をもつことができ、家族や友人を招いた際にも重宝するでしょう。
本記事では、平屋に和室をおしゃれに取り入れるためのポイントなどを建築実例とともに紹介します。
平屋に和室を設けることで、子どもたちの遊び場や客間として多機能に活用できます。ここでは、平屋に和室をつくるメリットを紹介します。
平屋に和室を設けることで、広がりのある空間の活用が可能です。たとえば子どもが遊ぶ場として、または両親がゆったりと休む場面でも重宝するでしょう。来客時には、客間としての機能も果たします。このように平屋の和室はさまざまな使い方ができるので、住まいの利便性を高めることができます。
和室は単なる伝統的な部屋としてだけでなく、和モダンなデザインを取り入れることでおしゃれな空間にアレンジすることができます。
たとえば畳の色やデザインを工夫すると、インテリアの印象が大きく変わります。空間の雰囲気を変えるには、壁にアクセントクロスを用いるのも効果的です。
【実例紹介】モダンな和室の作り方や間取りのポイントについて詳しくはこちら
用途に応じて、和室の間取りは多様です。使いやすさを考慮した平屋の和室のアイデアを紹介します。
和室をリビングに隣接させることは、人気のある間取りの一つです。家族が集うリビングと和室を一体化させることで、開放感のあるスペースをもたらします。
たとえば扉を開けておけば広々としたリビングとして利用可能で、急な来客の際には和室のドアを閉じることで別々の整頓された空間をつくれます。このように、リビングと隣接させた和室は、利便性を高める効果があります。
玄関のすぐ横に和室を設けることは、和モダンなデザインの住まいに適した選択肢です。他の居住スペースを通らずに、来客時にすぐに案内できる便利さがあり、動線もスムーズになります。来客が多い場合に特におすすめです。
外とつながる和室を考えることで、より開放的な雰囲気を楽しめるようになります。庭やテラスと一体化した配置にすることで、内と外の境目を曖昧にし、自然の光をたっぷりと取り入れることができます。四季折々の景色を楽しみながらゆったりとした時間を過ごせるほか、日の光や風が通り抜ける快適な空間が、リラックスできる理想的な生活環境をつくり出します。
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平屋に和室を設ける際には、さまざまなポイントを考慮することが大切です。ここでは、平屋に和室を取り入れる際に考慮すべきポイントを紹介します。
畳は、和室の雰囲気を大きく左右する要素の一つです。最近では、い草の畳だけでなく、和紙やプラスチック素材を使った樹脂の畳も多く出ています。
それぞれに異なる特性があるため、自分にとっての「使いやすさ」や「維持管理のしやすさ」を重視して選びましょう。色も多様化しているため、部屋の雰囲気に合わせたカラーミックスを楽しむことも可能です。
リビングの一角に和室を設ける際、小上がりタイプにすることでデザインの幅が広がり、和モダンな雰囲気を演出できます。段差によって空間に変化が出て、おしゃれな雰囲気にしたい方におすすめです。段差を収納スペースとして活用することもでき、おしゃれで機能的な和室が実現します。
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壁と窓のデザインも、和室の印象に大きく寄与します。漆喰や和紙などの素材を使えば、シンプルでおしゃれな仕上がりを実現します。さらに窓の位置や大きさを工夫すると、自然光を取り入れながらプライバシーも確保可能です。
たとえば、丸窓や地窓などの伝統的なデザインを取り入れることで、和らぎや落ち着きを感じさせる空間をつくることができます。
和室の魅力を引き立てるために、照明と仕切りの工夫は不可欠です。ゆったりとした雰囲気をつくり出すために、間接照明を組み合わせるとおしゃれな雰囲気がより一層引き立ちます。
たとえば和紙のランプや照明器具を用いることで、部屋全体が優しい光に包まれます。仕切りについても、障子やすだれなどの伝統的な要素を取り入れると、プライバシーを確保しつつ和の風情を楽しむことができるでしょう。
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平屋に和室を取り入れることで、機能的かつリラックスできる住空間を実現することが可能です。ここでは、和室のある平屋の建築実例を紹介します。
ご自宅にお客さまを招いてにぎやかに過ごされる機会が多いことから、間取りは細かく仕切らず開放的に仕上げました。勾配天井でのびやかさを高めたLDKは、天井に仕込んだ間接照明がくつろぎに満ちた空間を演出します。LDからオープンに続く和室は、琉球畳に杉板の天井材やシックなクロスの床の間を合わせて高級感のある雰囲気が特徴的で、引き戸で仕切れば客間として重宝します。
暮らしの中心となるLDKは、ウォルナットを基調にした落ち着きのあるインテリアで統一しています。ダウンライトをなくして天井や壁をすっきりと見せるなど、シンプルで美しい空間を実現しました。和室の障子や曲線を描く飾り壁など、和のしつらえが表情豊かです。仏間として設けられた和室は、現在はゲストルームとして使われています。普段は障子を開放して広々とした玄関スペースとして活用でき、障子を閉めると個室として使えます。
和の感性を生かした、心やすらぐ建築実例です。和風旅館のような趣の玄関ホールから続くのは、客間の和室です。
琉球畳や格子の引き戸、組子細工を用いた欄間(らんま)が、味わいある和の風情を醸し出しています。またご主人が丹精しておられる庭を眺められるようにと、ダイニング、リビングから和室にかけて縁側を配置しました。
平屋に和室を設けることは、居住空間を豊かにし実用性と美しさを両立させます。和室は多機能なスペースとして、リラックスや来客時に便利で、和モダンなデザインを取り入れればシンプルで洗練された印象が生まれます。
リビングに隣接させたり、玄関横に配置したりすることで開放感をもたせ、自然光を取り入れられます。畳や壁、照明にこだわり、個性をだして居心地の良いおしゃれな空間を実現しましょう。
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