CAREER DESIGN.01

2007年│西部設計センター
実施・積算設計室

2010年│九州支社　設計部
福岡設計センター

入社前から設計職に強い関心があり将来は設計の仕事がしたいと考えていました。入社後、最初に配属されたのは支社から依頼された図面をもとにCAD（※）を使っての作図などを行う部署でした。その後九州支社の設計部門に異動となり、お客さまや社員と打ち合わせをしながら建物を具現化していくという業務を担当。思い描いていた通りの働き方ができて夢が叶ったという思いでした。順調に経験を重ねる中で同期が一級建築士の資格を取得したことに触発されて、自分も努力して一級建築士に合格することが出来ました。

（※）CADとはComputer Aided Designの略。コンピューターを使って設計すること。

2012年│九州支社　九州支店　
福岡西営業所

一級建築士の資格を取得し設計業務に邁進していたとき、上司から営業部門への異動を提案されました。提案を受けたときは、自分自身が営業に向いているのか自信が持てず、不安がありました。しかし、お客さまと深く関わる営業職だからこそ設計の知識が大いに活かせるということや、将来的にリーダーとしての活躍を目指す上で、営業としての経験が重要になる、ということを教えていただき、「一度やってみよう」と前向きに考えることができました。実際に営業として働く中で、お客さま一人ひとりの課題に向き合い、解決策を提案し、完成した住まいを引き渡すまでのプロセス全体を経験することで、以前の設計業務がお客さまの住まいづくりの一過程であったことに気づきました。また、お客さまから「君の提案のおかげで契約しました」というお言葉をいただいたこともあり、自分自身が業務を通じて価値を生み出せている事の喜びを再認識することができました。そんななか、新型コロナウィルスの影響で、従来の営業活動が困難な時期も経験しました。お客様が展示場に来たり我々とも会ったりすることができない状況でした。しかし、新しい住まいを検討しているお客さまがいることを思い、在宅でも住まいを提案できる新たな企画を立ち上げ積極的に実施する事で、多くのお客さまの住まいづくりをお手伝いすることができました。その経験から、目の前のお客さまのためにできることを考えて、社内のメンバーを巻き込んで実行していく熱意が大切であると考えています。

2021年│経営企画室
総合企画課

営業での経験から、新しい分野に挑戦することが自分の成長につながると確信していました。ある時、将来の幹部を目指す人向けの研修の社員公募が告知され、興味があったものの、募集要件が厳しく応募に踏み切れずにいました。その時、当時の支店長から後押しいただいたことで、応募を決心することができました。営業での取り組みが支店長に評価いただけたことが、このチャンスにつながったのだと考えています。経営企画室に異動し、新築住宅事業だけでなくリフォームや海外事業などの多岐にわたる当社のビジネスを直接目にし、さらに業界全体の動向などを知る事で、自分の視野が一層広がりました。そして、自分の営業活動だけでなく、それを支えている本社の他の部門や事業を含めた組織全体で世間への貢献を目指すことが重要であると気づくことができました。

2022年│近畿支社　大阪支社
万博第二営業所／北摂第二営業所

経営企画室から、住まいづくりの最前線である展示場に責任者として戻ることで、改めてお客さまに一番近い営業だからこそ挑戦したいことが見えてきました。そして経営企画室での経験から、ひとつの営業拠点で新たな成功事例を生み出すことにより、本社と連携する事で組織全体の協力を促し、その成果をさらに高めることができると理解しています。この考えを営業戦略に取り入れることで、今まで以上にやりがいをもって業務に取り組むことができています。

私のキャリアデザインには、趣味である山登りで得た教訓が活かされています。一つの山を登り終えると一定の満足は得られるのですが、その奥にあるさらに高い山に登頂することで、先ほどまで自分が登っていた山を上から俯瞰して見る事ができ、目の前にひろがる新しい景色に気づくことができます。キャリアを考える上でも、自分の現状や目指すべき方向性を理解するために、自分が知っている世界から一歩踏み出す必要があると考えています。当社では、新しい分野への興味やチャレンジ精神を持つメンバーを後押しする社風が根付いています。オープンポスト制度などを通じて、自分の興味や能力を活かし、キャリアアップを目指すことが可能です。さらに、上司との面談を通じて、自身の目標や思いを共有し、成長のサポートを受けることもできます。ぜひ挑戦を恐れずに、積極的に自分の可能性を広げていくような働き方をお勧めしたいです。

※掲載内容は取材当時の所属部署によるものです。