住まいづくり・住まい探しの情報ガイド
CAREER DESIGN.03
ENAMI MAYA
榎並 麻矢
戸建事業企画部
商品企画課
[2008年入社]
工学部卒
現在は商品企画課で新商品の企画、開発、情報発信、システム運用の構築。次期展開新商品の企画やツール制作に参加。2018年から企画型商品「リビングボックス」の建売初期におけるフォローおよびツール整備を担当。
2008年│近畿設計センター
(実施設計)
学生時代に建築を学んでおり、将来は住宅に携わる仕事がしたと考えていました。なかでもお客さまと1対1のお付き合いができる、戸建住宅のメーカーに魅力を感じて入社しました。
最初に配属された部署では、お客さまのご要望をもとに設計者が作成したプランを、CAD(※)で正確な図面に仕上げる仕事を担当しました。基本的にはお客さまと直接やりとりする機会がないため、その図面に描かれた情報がすべてです。何か間違いがあると現場にも影響します。もちろん作図欄には自分の名前が記載されますから、大きな責任を感じました。
(※)CADとはComputer Aided Designの略。コンピューターを使って設計すること。
2010年│大阪支社 建築技術部
大阪設計センター(設計)
近畿設計センターで培った経験を、特にインテリアの分野で活かしてみたいと考えて異動を希望しました。もともと興味があり、実際にお客さまとお話ができるところに魅力を感じました。
普段はお客さまへのご提案がメインですが、新規オープンする展示場のインテリアにも参加。この仕事が大きな転機になりました。後日、展示場を訪れたお客さまから「この家をそのまま建てたい」と、ご指名をいただいたのです。契約前から携わることでさまざまな経験ができ、社内の優秀実績表彰で「インテリア最優秀賞」も受賞。とても印象深い仕事になりました。
キャリアの面でも、どの時点でお客さまに対して何を提案し、確認を行えば仕事がスムーズに進むかを実感。今後の働き方を意識するきっかけになりました。
2014年│西部営業設計センター
企画推進室(設計企画)
大阪支社での仕事を通じて「営業現場の声をアウトプットした使いやすいツールができれば、よりお客さまに喜んでいただける」と考え、企画関連の業務への興味が高まりました。
パナソニック ホームズには半年に一度、上司とキャリアについて面談する制度があります。そこで異動の希望を提出して実現。新しい部署の上司からは「まずはプレゼン力や企画力を身につけなさい」とアドバイスをもらい、ほかのメンバーの動きや業務の効率化にも目を向けはじめるようになりました。そして、専門知識の少ないお客さまも住まいづくりが進めやすくなるオリジナルブックや、展示場の仕様を一覧にした営業支援ツールを積極的に提案。幅広く考え続ける中でプレゼン力を伸ばしました。
在籍中にリリースした、iPadでインテリアのシミュレーションからプリントまでできるシステムは、現場での経験をもとに利用する担当者の立場での意見を開発部門へと届けたひとつの例です。
2016年│12月から産休・育休
(2018年3月まで)
キャリアを考えるときに、女性なら出産・育児はひとつの節目になると思います。パナソニック ホームズは、法律で定められた産休・育休に加え支援制度も充実。働き続けられる環境があります。育児中は、勤務時間を1時間か2時間短縮する「短時間勤務」、子どもを保育園に迎えに行くなど1時間単位で有給を利用できる「時間有給」の取得も可能です。また在宅ワークを使えば急なお迎えも安心です。
復帰時は、事前に上司と面談をしながら準備ができ、仕事の引継ぎもスムーズでした。
2018年│戸建事業企画部
商品企画課(商品企画)
現在は、新商品の企画、開発、情報発信、システム運用の構築をメインに活動しています。
育休復帰後からは、リビングボックスという商品の初期流動をフォローするほかツール整備を担当。次期展開新商品の企画やツール制作も並行して行っています。
リビングボックスは、あらかじめ用意された18パターンから間取りをセレクトする企画型住宅です。商品説明やご案内のほか、実際に家具の配置を見て空間のまとまりの調整もします。ここには今までの経験が役立っています。
個人的なことでいえば、さらにママさんが働きやすい環境を整えていきたいと思い、私の立場でできる働き方改革を実践中です。ママになる方たちにとって良い前例になれるよう、会社へ働きかけていきたいと思っています。
※掲載内容は取材当時の所属部署によるものです。
経験を重ねたからこそ見える
夢に向かって。
目指すべき未来へ続く
キャリアデザインを描く。