住まいづくり・住まい探しの情報ガイド
Yuu(ゆう)氏 一級建築士事務所OfficeYuu 代表
多くの現場経験や相談実績を持つリフォーム全般に精通する一級建築士。リフォームのノウハウやコツなど、あらゆる悩みを解決します。生活情報サイト「All About」住宅リフォームのオフィシャルガイド。「家は生活を変える、人生を変える」 を信条にライフスタイルに合わせた家、過去を繕うものではなく、未来の暮らしを創るリライフのためのリフォームを提唱。
※プロフィールは、取材当時のものです。
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運営:パナソニック ホームズ不動産
第2回はあちゅうさんが考える、理想の住まいとは?
第1回では、はあちゅうさんにショウルームを初体験していただきました。想像を超えて進化している最新のキッチンや収納、そして多彩なスタイルのお部屋のレイアウトを実際に見て、知って、体験して、たくさんの刺激を受けた様子のはあちゅうさん。今回は、ショウルームを体験したことではあちゅうさんの理想の住まいのイメージにどんな変化があったのかお話をうかがいました。進行/プリンシプル住まい総研 所長 上野典行
上野はあちゅうさんは、まだ住宅の購入やリフォームは検討したことがないというお話しでしたが、「理想の住まい」のイメージはお持ちですか?
はあちゅう例えば、「ウォークインクローゼットがある」とか「快適に仕事ができる」といった小さな夢は持っているのですが、「こんなお家に住みたい」という理想像はまだなかったですね。
Yuuショウルームを体験してみて変化はありましたか?
はあちゅうはい。いままでは住宅のことをよく知らなくて、だから具体的にイメージができなかったのですが、今回ショウルームを体験することで、様々な具体的なアイディアが自分の引き出しとして増えた感じです。賃貸に住んでいると、作りつけの設備を使うだけのことも多く、その設備に合わせて買う家具や使う食器などを考えることが多いですよね。その家に合わせて暮らしを考えるという感じです。こんなにたくさんの便利な機能のある家具や、豊富なデザインがあることも知らなかったです。これを好みや理想の暮らしに合わせて自由に選べるのなら、夢が広がりますね。
Yuu人の生活は衣食住で成り立っていますよね。食べものや服については、自分の好みや良質なものというのは比較的みんな知っています。でも、住まいについては、例えば家の床が何でできているのか、コンロや給湯器がどのメーカーのものなのか把握している人って少ない。どんな物があって、何が良いのか、自分がどんな物が好きなのかを知らない人が多いのが現状なんです。でもこうやってショウルームで、知って体験すると選択肢が増えますよね。
はあちゅうそうですね。最初に見た、作りつけの椅子と机があるリビングは好みのタイプだと思いました。今までは、ああいうリビングの使い方をイメージしたことはなかったのですが、あれを見て「この広さでじゅうぶん仕事ができるな」と気付きました。家の中のどこで仕事をするか、暮らし方の選択肢が増えましたね。
Yuuショウルームには様々なタイプ、コンセプトのレイアウトや家具があります。それをよく知り、自分の好みに合わせて選べば、住まいにすごく愛着が持てますし、住んでいて気持ちが良くなります。満足度も高くなるのです。
はあちゅう自分の好みに合わせたお家なら、住んでいて気持ちも良いし、人も呼びたくなりますよね。
Yuuショウルームに来ると、暮らしがハッピーになるアイディアが見つかりますね。
上野もしリフォームをするとしたら、どんなところにこだわりたいと思いますか?そういったところから、はあちゅうさんの理想の家のイメージが固まっていくかも知れませんね。
はあちゅう便利な機能や好みの色で家具を選んでそろえたいですね。私、断捨離にはまっているんです。だから家具を買うのには、罪悪感もあるし、勇気が必要になるんです。リフォームだと、家具が選べるから、収納の量も自分次第。最初から「どれだけ収納を減らそうか」と考えて選ぶこともできますよね。
Yuu人は収納に合わせて物を買うといわれていますから、最初から収められる量を決めてリフォームしてしまうのは良い方法ですね。それに後から買う家具って、サイズが少し合わないことがあるでしょう?ごみ箱がうまくスペースに収まらなかったり、すごくいいオフィスチェアを買ったのに、デスクに合わなくて使いづらかったり。そうなると愛着が薄れてしまう。快適な住まいにするポイントは、全体のバランスにあるんです。そういうバランスを整えていくことができるのもリフォームのいいところですね。
はあちゅう確かにそうですね。決心して買うのに、使っているとだんだん「いやだなぁ」と思えてきちゃうんですよね。
はあちゅう私、インテリアはすごく好きで、テレビや雑誌のお家紹介のコーナーをよく見ているんです。でも、自分がどんな物が好きかということをなかなか具体的に説明できませんでした。それが今回ショウルームに来て、漠然としていた頭の中のイメージが、具体的に形になった家具やコーディネートが見つかりました。「そうそう、これが好き」というのは、シンプルなものが多いということが分かりました。
Yuuさらに発見もあって、新しい理想の住まいが見つかるという良さも、ショウルームにはありますよね。
はあちゅうそうですね。今のお家のお風呂には、とても満足しているのですが、バスルームコーナーで見た脚が伸ばせ、細かい泡のお湯になるバスタブや、リゾートのホテルにあるようなシャワーを知ると、「これもいいな」と思えてきますね。夢が広がって、新たな理想が生まれてきた感じです。
上野はあちゅうさんの理想の住まいのイメージがしっかりと固まってきたようですね。またショウルームに来てみようと思いますか?
はあちゅう次はぜひ母を連れてきたいと思います。キッチンの体験コーナーは母も楽しめるし、驚くと思います。きっと「こんな家が良いね」って話が弾みますね。
Yuuリフォームをする時は、やはり家族で考えて欲しいと思います。どうしても奥様がメインになって計画を進められるケースが多いんですよ。奥様が理想に合わせていろいろ選ばれて、最後は旦那様がお金だけを出すと(笑)。でもそれだと、選んだ理由もわからないし、旦那様の理想には合っていないかもしれない。愛着も満足度も低くなってしまうんですよ。
Yuu「ピンクが好きだと思っていたけど、茶系が好みだったんだ」とか「お菓子作りをするなんて思っていなかったけど、チャンスや設備がなかっただけだったんだ」とかね。お互いを知る機会にもなるはず。そうして家族みんなが満足できる、住みたいと思える家をリフォームで実現して欲しいですね。そういうリフォームなら、家族の仲もより深まると思います。
はあちゅうちょうど我が家の暮らしへの関心が高まったタイミングでこちらを訪問できて、すごく良かったです。理想のイメージが少しずつ固まってきましたね。リフォームしてみたいと思うようになりました。
今回訪れた場所
パナソニック リビング
ショウルーム 東京
※ショウルームは、取材当時のものです。
※プロフィールは、取材当時のものです。
Yuu(ゆう)氏 一級建築士事務所OfficeYuu 代表
多くの現場経験や相談実績を持つリフォーム全般に精通する一級建築士。リフォームのノウハウやコツなど、あらゆる悩みを解決します。生活情報サイト「All About」住宅リフォームのオフィシャルガイド。「家は生活を変える、人生を変える」 を信条にライフスタイルに合わせた家、過去を繕うものではなく、未来の暮らしを創るリライフのためのリフォームを提唱。
※プロフィールは、取材当時のものです。
上野 典行(うえの のりゆき)氏 プリンシプル住まい総研 所長
リクルートに入社後、採用の編集企画室、続いて新領域推進室にて新規事業に携わった後に住宅領域に異動。「住宅情報タウンズ編集長」「住宅情報マンションズ編集長」「SUUMO編集長」を経て独立。「プリンシプル住まい総研」設立。日本賃貸住宅管理協会 研修副委員長、全国賃貸住宅新聞等、連載中。
※プロフィールは、取材当時のものです。