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住まいのお手入れ

第11回"フロアとクロス"のお手入れは素材や汚れに合わせて。

住まいのお手入れテクニックをご紹介いたします!

"フロアとクロス"のお手入れは素材や汚れに合わせて。

フロアや壁のクロスがきれいだと、住まい全体の心地よさもアップ。おさえておきたい普段のお手入れポイントをまとめました。

木質フロアは、から拭き+水拭きが基本

木質フロアは、乾いたモップなどでから拭きしてほこりやごみを取り、固く絞った雑巾で水拭きして表面の汚れを落とします。
頑固な汚れは、薄めた中性洗剤で拭いた後、水拭き、から拭きを。

木質フロアの傷は専用アイテムで補修

小さな傷や凹みは市販のフローリング補修剤で補修できます。擦り傷は同色の補修用クレヨンなどが便利。家具の脚にフェルトを付けたり、敷物を敷いてフロアの傷を予防するのも大切です。

ラグは敷いたままにせず風通しよく

ラグなどを敷いたままにするとカビの原因になるので時々上げて掃除を。
電気カーペットの熱でフロアが乾燥し過ぎるとヒビが生じることがあるのでご注意。床暖房使用時はラグを敷かないでください。

クッションフロアは水拭き+中性洗剤で

クッションフロアは固く絞った雑巾で水拭きを。頑固な汚れはお湯で薄めた中性洗剤で拭き、水拭きします。クッションフロアはカビが生えると取れず、ゴム製品がふれると変色するので注意を。

カーペットはこまめに掃除機をかけて

カーペットは毛並みに沿って掃除機がけを。取れにくいごみは粘着ローラーやエチケットブラシが便利。
部分的な汚れは薄めた中性洗剤を付けた布で、外側から内側に向けて叩くように拭きます。

スリッパの裏も汚れを拭き取ってきれいに

見落としがちなのがスリッパの汚れ。水洗いできるスリッパは定期的に洗いましょう。洗えないタイプは、薄めた中性洗剤を付けた布で拭いて汚れを落として。
水拭きとから拭きで仕上げます。

クロスのほこりはこまめに取り除いて

ほこりがたまりやすいクロスの表面は、ナイロン製のモップや掃除機でこまめにほこりを取り除きましょう。特に壁の隅やエアコンの吹き出し口付近はほこりがたまりやすいので念入りに。

水拭きする時はまず目立たないところで試して

クロスの頑固な汚れは強く擦らず、薄めた中性洗剤を付けた布で拭いて。その後、固く絞った布で洗剤を拭き取り、から拭きします。色落ちや変色しないか、まず目立たない部分で試しましょう。

スイッチまわりの手あか汚れは中性洗剤で

スイッチまわりのクロスに付いた手あか汚れは薄めた中性洗剤を付けた布で拭き、固く絞った布で水拭きした後、から拭きを。よくふれる箇所なので汚れに気付いたらこまめにお手入れを。

【ご注意】

  • 木質フロアの床を濡らし過ぎると床材を傷めるおそれがあるので、湿る程度に拭いてください。
  • 変色のおそれがあるので、木質フロアのお手入れにアルコール成分の入った除菌シートなどは使用しないでください。
  • クッションフロアのお手入れにシンナー、ベンジンなどの有機溶剤は使用しないでください。
  • クッションフロアのお手入れには水性樹脂タイプのワックスを使用できます。
  • クロスに水を付け過ぎたり、継ぎ目や端の部分から水が入ると剥がれの原因になります。また、クロスのタイプによってはシミになる場合もあります。ご注意ください。

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