住まいづくり・住まい探しの情報ガイド
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第8回 子どもを家庭内事故から守る。
小さな子どもの不慮の事故の多くは、家庭内で発生しています。大人には何気ないことが、大けがにつながる恐れがあります。
思わぬ事故を防ぎ安全にくらすためのポイントをまとめました。
思わぬ事故を防ぐために重要なのは、すっきりとした住まいを保つこと。
例えば、廊下や階段に割れ物を置くと転倒や落下でけがをする恐れがあります。
けがや誤飲事故を防止するためにも、ものを床に置いたり出しっぱなしにしないようにしましょう。
窓の近くに家具やベッドなど踏み台になるものを置くと、お子さまが上って転落する恐れがあり、危険です。
同様にバルコニーからの転落事故を防止するため、手すり付近にプランターや段ボールなどを置かないようにしましょう。
転落などの事故を未然に防ぐため、バルコニーや庭に小さなお子さまだけで出たり遊んだりしないようにくれぐれも注意してください。安全のため、窓の手前に市販のフェンスなどを設置しておくのもいいでしょう。
小さなお子さまがいるご家庭では、転落事故を防ぐために階段の上下に保護フェンスを付けましょう。特に、蹴込み板のないスリット階段はすき間からの転落に十分ご注意ください。
※つっぱり式のフェンスの場合、クロスの剥がれなどを防ぐためクロスとフェンスの間に紙などを挟んで設置するのがおすすめです。
浴槽の中で溺れたり、給湯器具でやけどをしたりする恐れがあるので、お子さまだけで浴室に出入りしたり、遊んだりしないよう注意してください。安全のため、入浴時以外は外側から浴室ドアを施錠しておくようにしましょう。
※ドアロックの形状・施錠・解錠方法は浴室ドアの仕様によって異なります。
火を使っての調理中には、なるべくお子さまが近付かないように注意して。
また、コンロや電気ポットなど、触ると危険なものにはチャイルドロックをかける習慣を付けて。
包丁やフォークなども、お子さまが簡単に開けられない場所にしまいましょう。
カーテンやカーテンレール、手すりやタオル掛け、ドアノブなどにお子さまがぶら下がったり乗ったりして遊ぶことのないようにしてください。落下してお子さまがけがをする恐れがあり危険です。
また、設備の劣化や破損の原因になります。
家具や建具も小さなお子さまの目線になってチェック。家具の角でけがをしないよう市販の安全グッズを活用するのもおすすめです。また、棚や引き出しにストッパーを付けておけば、お子さまのいたずらや思わぬけがを防ぐことができます。