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匠のリフォーム

第8回本当に住み心地のよい家とは?(概論編)

中西 ヒロツグ(イン・ハウス建築計画 代表 一級建築士)

本当に住み心地のよい家とは?(概論編)
第2回 暮らしに合わせて住まいをカスタマイズ

「住みやすい家」とは

「いい家が欲しい」とは、誰しも願うことでしょう。ひとくちに「住みやすい家」と言っても、人によってその捉え方は様々です。

住まいに対する価値観やライフスタイルによって「住みやすさ」は異なります。

また、建てた当初は住みやすいと感じていた家も、家族構成や周辺環境の変化で住みにくくなったと感じている人も少なくありません。

住まいのカスタマイズ例1
(農家の納屋をセカンドハウスにリノベーション)

 初めて我が家を手に入れた時は、資金や広さのことで精一杯で、「住みやすさ」が十分に考えられていなかったように思います。

いずれ巣立って行く子供の数だけ小部屋を設け、めったにない来客用にと家の中で一番居心地のよい部屋が充てられていたのではないでしょうか。
子供がいるうちはそれでも良かったのですが、いざ子供が独立すると部屋を持て余し、使い途のない小部屋は物置と化して、暗くて狭いLDKに我慢しながら暮らしているのが実情です。

これでは、せっかくの広い家も宝の持ち腐れで、使い勝手も悪く、物置の隙間で暮らしているようなものです。

住まいのカスタマイズ例2
(暗かったDKを明るいキッチンでリノベーション)

 このように、現在の住まいは家族構成やライフスタイルの変化に対応しきれていないものが少なくありません。
不用なモノを処分して間仕切りを取り払えば、広々と住まうことが出来ますし、小さくてよければ使わなくなった部屋を減築して、陽当たりや風通しを確保することも出来ます。

 一方で、既存住宅の中には耐震性や断熱性が不足しているものも数多く存在しています。
そのためリノベーションでは、まずこの基本性能を向上することも重要です。耐震性を高めることで、万が一の地震にも安心して暮らすことができますし、断熱性や耐久性が高まれば、光熱費やメンテナンスコストを抑えることができます。

住まいの安心感や快適性が高まれば、住みやすさにもつながります。

住まいのカスタマイズ例3
(子供が独立して落ち着いたLDKにリノベーション)

 つまり、家に合わせて暮らすのではなく、家族の暮らしや現代の技術に合わせて住まいをカスタマイズすることが、「住みやすい家」の条件なのです。そのためにもリノベーションでは、自分たちの暮らしを見つめ直すことから始めましょう。

中西ヒロツグ(なかにし ひろつぐ)氏

匠の紹介:中西ヒロツグ(なかにし ひろつぐ)さん

イン・ハウス建築計画 代表 一級建築士

中西ヒロツグ(なかにし ひろつぐ)さんのオフィス「イン・ハウス建築計画」はこちら

※プロフィールは、取材当時のものです。

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