リノベーション＋DIYでヴィンテージが薫る
お洒落なジャンク空間に

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ヴィンテージ雑貨が映えるインダストリアルな空間

リアリエ編集チームがInstagramなどSNSで見つけた「中古＋リフォーム・リノベーション」から、皆様の参考になりそうな素敵なお部屋をご紹介します。

今回ご紹介するのは、千葉県市川市にお住まいのM様ご一家。小学生のお子さん2人とご夫婦の4人家族です。上のお嬢さんが中学生になる前に、子供部屋を増やしたいと築17年の中古マンションを購入し、リノベーションしました。M様一家の住まいの特徴は、なんといってもN.Y.のブルックリンを思わせるインダストリアルな空間。ヴィンテージ雑貨が大好きという奥様が集めた古道具などあらゆるアイテムが映える、ちょっぴりジャンキーな空間をイメージし、デザイナーと一緒にイチからアイデアを練ったそう。

LDKは躯体をあらわにした大胆なインダストリアルテイストに。床とキッチンの壁はお揃いのフローリング。扉や窓のサッシの黒色がより際立つ様に白の壁もあえて残し、白、黒、茶の配色に。無骨すぎず、温かさとスタイリッシュさを感じる空間です。インテリアはすべて奥様のアイデアで、キッチンのブルーのタイルなどは、自らDIYするというこだわりよう。「お気に入りの物や空間に、自分で手を加えてさらに進化させる。」そんなオリジナル感にあふれた住まいが完成しました。

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こだわりがぎっしり詰まった家族の団らんスペース

もともと築年数もそれほど古くなく、きれいに使われていたという物件を、あえて躯体があらわになるようにリノベーション。「男前の雑貨を飾る空間は、躊躇せずに男前に作る」。そんな意志が強く感じられます。程良く年季の入ったダイニングテーブルやソファが置かれたLDは、家族の息づかいが感じられる団らんのスペース。一日を通してたっぷりと日差しが差し込み、壁や天井に残るパテ跡がおしゃれな模様に見えてきます。壁に飾った時計やタペストリーにドライフラワー。床にさりげなく置かれたコーラのアンティーク木箱。年数を経ても味わいを増すアイテムの中で、家族もまた時間をかけて成長していく。そんなコンセプトが感じられるくつろぎのスペースです。

お気に入りのアイテムを飾った小さな寝室

リビングの一角にはガラス窓のドアが。奥様の名前にちなんだ「038」の立体的なナンバーステッカーに、お洒落な遊び心を感じます。その扉を開けると小さな寝室が。その広さ2.5帖。納戸にはせず、DIYした棚に収集したお気に入りの雑貨を飾った、小さいけれどこだわりがぎっしり詰まった“趣味部屋”。内窓から自然光も入るので狭さを感じさせない快適な空間となっているそう。

白×黒でスタイリッシュ感を漂わせて

黒ベースに擦りガラスをはめたリビングの扉。インダストリアル空間の象徴とも言える扉を引き立たせるように、廊下の壁と天井は白に。扉の先に広がる世界観に期待を持たせるアプローチ的な廊下は、デザイナーのこだわりでもあったそう。廊下の途中にあるトイレも、白を基調としたスタイリッシュなテイスト。床のグレー、棚の木材、そしてアクセントに使った黒など、配色は住まい全体で統一感を持たせてあります。

回遊式の洗面＆ランドリーもインダストリアルに

キッチンと廊下の両方から行き来できる回遊動線上に位置する洗面＆ランドリースペース。白ベースのスッキリとした空間も、あえてインダストリアルテイストにリノベーション。洗面は木のカウンターとし、収納はブリキ缶などのジャンクアイテムで、ディスプレイも兼ねています。ランドリーの主役はオールシルバーのシンプルな見た目で、機能性も重視したパナソニックのドラム洗濯機『Cuble』。後付で設置したラックは、黒のスチールに木のバーがお気に入りだそう。収納に使用しているバスケットは、市販のものに奥様がステンシルを施したDIYグッズ。使用頻度の高い掃除用具やスプレーも、お洒落に目隠しされています。

玄関には思い出の品や靴をお洒落にディスプレイ

リノベーション前は、床から天井までの造作クローゼットがあったという玄関。圧迫感を無くすためにすべて取り払い、見せる収納にリノベーション。壁に棚板を並べて、靴や古道具などお気に入り雑貨をディスプレイ。一角にはお子さんたちのファーストシューズも飾り、家族の思い出スペースにもなっています。床はモルタルを敷いて土間風に。お客さまが必ず足を止めて眺めるので、きれいな状態もキープできて一石二鳥。

アイデアが光るジャンク感たっぷりのベランダガーデン

ヴィンテージ雑貨と多肉植物をお洒落に飾ったベランダも、立派なインテリア空間。古道具屋さん巡りで集めた工具入れや鉢に、さらにペインティングし、ジャンク感をアップさせるという手の込みよう。床に敷いた木材のタイルは、ところどころにクルミの殻を敷き詰め、一斗缶の蓋にペインティングをしてはめ込みアクセントにするといったアイデアも。訪れた人も驚くベランダガーデンです。

リノベーション前の間取り図：3LDK

購入時は築17年、73㎡の物件。もともとは洋室2、和室1の3LDK。キッチンとLDとの間には途中まで仕切り壁がありました。造りもしっかりしていて、比較的きれいに使われていた物件でした。

リノベーション後の間取り図：4LDK＋WIC

リノベーション後は、1部屋増やして4LDK＋WICに。いちばんのポイントは躯体あらわしにしたリビングに隣接する和室を二間に分け、夫婦それぞれのベッドルームを設けた点。キッチンは仕切り壁を取り払い対面式とし、広々とした空間に。リビング横の和室とベッドルームには内窓を設けて自然光が取り入れられる工夫もなされています。

今回の事例は、パナソニックリフォームが手がけたリノベーションではありませんが、リアリエでは、このような素敵なリフォーム・リノベーションを実現するお手伝いも行っています。どうぞ、お気軽にお問い合わせください。