ゾーニングも完璧！
ミッドセンチュリーを意識した男前リノベｰション

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木目が映える無骨すぎないインダストリアル空間

リアリエ編集チームがInstagramなどSNSで見つけた「中古＋リフォーム・リノベーション」から、皆様の参考になりそうな素敵なお部屋をご紹介します。

今回ご紹介するのは、神奈川県在住のK様。シングルライフを謳歌する30代男性の住まいです。こだわりのコーヒーを自分で淹れ、お気に入りの音楽を聴きながら過ごす、こうした家での時間が大好きというK様。以前の賃貸住まいでは趣味のDIYを生かして、お気に入りのアイテムを自分流のインテリアで飾っていたそう。もっと自分の世界観を空間ごと楽しんでみたいと、中古マンションを購入し、リノベーションすることにしました。以前のオーナーがワンルームとして広々と使っていた物件を、LDK、寝室、ワークスペースの2LDKに変更しました。以前のオーナーがリノベーションした部屋をベースに、さらにリノベーションを加える。新たな部屋でインテリアの主役は、新居に合わせてオーダーしたミッドセンチュリーテイストの家具たち。インダストリアル感を出しつつも、躯体に白いペンキを塗り、どこか懐かしくて温かみのある空間が完成しました。

壁を彩るのは、以前から集めていたレトロなアイテムをおしゃれにディスプレイした吊り棚。床に物を置かない工夫を取り入れることで、空間を広く見せられる効果もあります。白と木目が基調となった住まいでアクセントとなっているのが、グリーンやブルーのアイテム。好みの色を差し色として使うことで、ますます愛着が湧く空間になりました。さらに、壁や天井にあえて配管を露出させることで、男っぽいインダストリアル感を演出。おしゃれで男前なリビング＆ダイニングの居心地は予想以上に良いものになったそう。

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DIYを楽しむ余白を残したキッチンスペース

朝、起きたらまずコーヒーを一杯。オフィス用にボトルにも入れていくなど、大のコーヒー好きのK様。造作した吊り棚には、こだわりのコーヒー器具が並べられています。このキッチンスペースは、ナチュラルな木材を張った実にシンプルなもの。というのも、これから自分の好みで色やタイル、壁紙などを張り替えられるように、あえて“余白”を残しておいたのだそう。完璧に作りこまず、未完成にすることで、後々の楽しみを残しておく。好奇心を自ら沸き立たせるという、将来に渡って楽しめるアイデアです。

自慢の書斎は金網で仕切られた秘密基地

自宅で仕事をしたり、趣味のDIYを楽しむため、最初からワークスペースの確保を考えていたそう。作業に集中するためにも個室感を持たせたいと考えていたところ、デザイナーから提案されたのが、壁代わりにエキスパンドメタルを使用するというアイデア。ガレージ風の無骨さがありながら、風も通る上、適度な目隠しもできて、実際に使ってみても快適だそう。壁には棚を設けてアウトドアグッズやレコード、楽器などの収納に。デスク前には、金具を差し込めばアイテムがディスプレイできる有孔ボードをDIYで設置。ハイバックチェアなど、自分の好みがぎっしり詰まった、まさに秘密基地のようなスペースです。

ロッカーやドアにもこだわりが満載！

古いものが逆におしゃれでカッコいい。流行に左右されず、普遍的な価値を感じるアイテムに心惹かれるというK様。テーブルやソファなどインテリアはお気に入りのインテリアショップで購入したものが大半。玄関で出迎えるシューズロッカーも同様。味わいのある色とデザインに加え、一足ごとに扉がついたロッカーは開ける楽しみも味わえます。半分をガラス窓にしたダークブルーの扉もまた、開ける楽しみを味わえるアイテム。真鍮製のドアノブはイギリス製というこだわり。扉の向こうにある世界への興味を沸き起こさせる粋な仕掛けが満載の男の城です。

トイレやパウダールームは白で統一

全体的なテイストはインダストリアルにしつつ、どこか優しく清潔感のある住まい。その秘密は“白”の使い方にあります。パウダールームはパキッとした白い壁と黒い床でモード系なテイストに。洗濯機の上は可動式の棚を設置して、見せる収納で使いやすさにも考慮しました。一方のトイレは、明かり窓を設けた白い扉でレトロな雰囲気。無機質さと素朴さが程良く調和され、味のあるヴィンテージ感が生まれました。

リノベーション前の間取り図：1R

空間を仕切ることなく、1ルームとして使用できるスタジオタイプの物件。部屋の中央付近にキッチンがあり、収納はクローゼット1カ所のみ。自然光がすみずみまで行き届く大空間は、開放的で気持ち良さそうですが、実際に暮らすとなると家具のレイアウトなどで悩んでしまう場合も。

リノベーション後の間取り図：2LDK

広々とした空間をベッドルーム、収納兼ワーキングスペース、LDKの3つの空間に仕切ることに。とはいえ、壁を多く作るとせっかくの開放感が無くなってしまうため、ワーキングスペースは壁の代わりにエキスパンドメタルを使用して抜け感を与えることに。リノベーションでゾーニングを行い、より使い勝手の良い住まいへと生まれ変わりました。

今回の事例は、パナソニックリフォームが手がけたリノベーションではありませんが、リアリエでは、このような素敵なリフォーム・リノベーションを実現するお手伝いも行っています。どうぞ、お気軽にお問い合わせください。