回遊動線を生かして
夫婦ふたりの生活を快適に

by リアリエ

マンション
夫婦
回遊動線
ミックスカラフル
北欧
360°ビュー

インテリアにもこだわれる広々空間

今回はお子さんが独立されたご夫婦に、おすすめのリノベーション案をご紹介します。もともとは3LDKのマンションを、2LDKのゆったりとした間取りに変更。特に、玄関まわりとLDKをオープンな空間として、広々とした印象を与えることを重視しました。さらに、リビングと寝室、洗面所、浴室を一直線上につなげることで暮らしやすさも考慮。扉を開ければ、風が住まい全体まで隅々と行き渡り、心地良い住まいになるでしょう。

住まいの全体的な雰囲気は、どの世代にも評判の良い北欧テイストに。床は無垢材を使用し、壁は白で統一したナチュラルベースとすることで、鮮やかなカラーのソファやデザイナーズチェア、カップボードなどのインテリアがとても映えます。また、シンプルな空間なので、モダンやクラシカルなど、どんなテイストにも合い、好みが変わっても安心。明るく広いLDKでインテリアにこだわりながら、自分たちの空間を楽しむことができます。

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収納、キッチン、ダイニングを直線状に配置

ご夫婦ともに、まだまだ現役で働く世代には、やはり家事の時間を短縮させる工夫も必要。そこで取り入れたのが、対面キッチンの横にダイニングを並べるレイアウトです。さらにキッチンの奥には、パントリーを設置。収納から料理、食事と動線が直線で繋がるので、効率性が抜群です。ダイニングテーブルの上にはペンダントライトを飾り、椅子はイームズチェアを置いて、お洒落感を添えたこともポイントです。

使い勝手の良さを極めた家事コーナー

キッチンの奥にはパントリーの他に、棚板を造作して家事コーナーを設けました。作業台としてはもちろん、スツールに座れば、簡易的なスタディコーナーとしても使えます。また、パントリーの入り口は、開閉が可能な引き戸にしているため、通常は扉を開けて風を通し、来客時は扉を閉めて目隠しすることも可能。内部は清涼感のあるタイル地に可動式の棚を設けて、収納も手入れもしやすいようにしました。

寝室を真ん中に配置した回遊動線

リビングと隣接していた和室は洋室に変更し、寝室として使うことに。さらに押入れを無くし、壁は引き戸にして洗面所と行き来できるようにしました。寝室を住まいの中心部に置き、ウォークスルータイプにすることで、起床時や就寝時などの動きがとてもスムーズになります。洗面所も広々と使えるため、車椅子の使用も問題なし。将来的な親の介護を視野に入れた仕様になっています。

土間収納も設けた明るい玄関フロア

使用頻度の少ない玄関横の個室は思い切って無くし、オープンな土間に変更しました。廊下側の窓からの採光を活かすことで、明るく開放的な空間を住まいの入り口に演出。お客さまを気持ち良くお出迎えすることができます。土間部分には、オープンタイプの収納を設置。目隠しの仕切り壁もあるため、お客さまの目に触れることなく、しかも風通しも良好。靴やアウトドアグッズの収納に最適です。