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住宅情報誌・元編集長の本音トーク

第10回『中古住宅物件も「写真」次第で売却効果が変わる。売り手が意識すべき写真テクニック』

プリンシプル住まい総研 所長:上野 典行 氏

『中古住宅物件も「写真」次第で売却効果が変わる。売り手が意識すべき写真テクニック』

講師
プリンシプル住まい総研所長 : 上野 典行 氏

 永年住んだ住宅物件を売りたい。一通りの手続きが済み、あとは不動産会社に任せておけば良いや・・・。
そんな時、売り主である皆さんが、成すべき事があります。永年住んだからこそ、愛する住宅物件を更に高く売る為に出来る事があります。それは「写真」を撮る事です。

上野 典行 氏

売りたい値段で、すぐ売れれば苦労はしない。

 住み替えや家族環境の変化等で、永年住み慣れた住宅物件を売却する事は、とても感慨深いものです。売り手である皆さんにとっては「愛着がある住宅物件」だと言っても、買い手にとっては、「初めて見る住宅物件」です。想い出がある柱の傷も、買い手にとってはタダの傷でしかありません。希望通りの価格で売るというのは、とても難しい事です。

買い手の気持ちになって、チラシやネットを見てみましょう。

 気持ちを180度切り替えて、買い手の気持ちになってみましょう。「売りたい」という気持ちを抑えつつ、「こんな建物なら買いたいな」と中古住宅物件を探してみましょう。しかし、ご自身の手持ち物件の立地条件は変えられません。「もっと駅に近い方が良いな」「もっと築浅が良いな」という気持ちを抑えて中古住宅物件を見てみると、「もっと綺麗だったら良いな」「もっと暮らし易いと良いな」「もっと安ければ良いな」といった具合に、買い手の気持ちになれるはずです。

古くても、中古リフォームしたら、こんなに良くなる。

 「もっと築浅なら良いな」と考えている人には、「こんな中古リフォームをしたら、もっと使い易くなりますよ」と、アピールする事が大切です。古くなった物件を、そのままチラシに載せても魅力的には映りません。ボロボロになった室内や外観写真をネットに載せて、「反響が無い」「買い手が付かない」と嘆いていても仕方がありません。もし、そうであれば、中古リフォームプランを提案して、もっと買い手の気持ちにアピールして行くと良いでしょう。

周辺写真を提供しましょう。

 さて、買い手の気持ちになると「その新天地で、自分はどんな生活が出来るのだろうか?」と、色々な夢や想像が拡がります。果たして、誰がその疑問に答えられるのでしょうか?そうです、それは売り手です。売り手は、そこに長年、住んでいたのですから、「どんな生活が出来るのか」を、一番良く知っています。それを写真で、上手く伝えるのです。

 例えば、「春には、近くの公園で桜が満開に咲いて、とても綺麗」と売り手のあなたは、よく知っています。そうであれば、その「桜の写真」を物件広告に載せるのです。「窓から、隅田川の花火大会が見える」「天気が良いと、たまに富士山が見える」というのであれば、その「花火の写真」「富士山の写真」をチラシやネット広告に載せるのです。本来、広告を作るのは、中古物件を扱う不動産会社ですよね。でも、彼らは、そうした「生活が伝わる写真」「ベスト写真」を持っていないのです。

【上級編】生活シーンを写真で伝えれば、売れる!!

上級編。生活シーンを伝えれば、売れる!!

 「公園では、休日にバザーがあって、とても楽しく買い物が出来るの」「公民館では、ママだけのエアロビ教室があるの」「敷地は旗竿地(※はたざおち)だけど、子供に自転車の練習をさせられるの」と、そこで暮らしてきた皆さんだからこそ、伝えられる事があります。それを、出来れば「写真」で伝えるのです。中古住宅物件の広告で知る事が出来るのは、ややもすると古い建物写真と価格等のスペックに関する情報だけです。それでは、魅力が伝わりません。「バザーで買い物をしている写真」「エアロビしている写真」「自転車乗りを練習している写真」を、もし載せる事が出来たならば、間違いなく目立ちます。

 自慢の対面式キッチンも「友達を呼んでパーティを開こう」とか、防音オーディオルームも「好きな音楽を、大音量で聞き放題」といったシーンを写真に出来れば、買い手にとって夢が拡がります。売り主の顔を出すのが嫌であれば、後ろ姿だけでも良いのです。買い手は「どんな生活が出来るか」にこそ、興味が有るものです。

 「その様な住宅物件広告は見た事が無い」・・・そんな声が聞こえてきそうです。

 では新築マンションの広告はどうでしょうか?注文住宅の広告はどうでしょうか?建物の外観や室内の写真に、モデルの夫婦・子供がイメージとして一緒に写っていたり、周辺環境の写真が載っているのを見た記憶が有るでしょう。

 もし、「素敵な生活シーン」を上手く写真で伝える事が出来れば、希望の価格のままで、ワクワクしながら「買いたい!」と言ってくれる買い手が、現れるのではないでしょうか?
中古住宅物件の売却を考えている方は、是非、検討してみて下さい。

※旗竿地(はたざおち)とは、奥の敷地から細い路地状の敷地を通って公道へ接するような形の土地で、ちょうど竿に旗が付いた形に似ている事から、この様に呼ばれています。敷地延長とも呼ばれています。

上野 典行(うえの のりゆき)氏

講師の経歴:上野 典行(うえの のりゆき)氏
プリンシプル住まい総研 所長

リクルートに入社後、採用の編集企画室、続いて新領域推進室にて新規事業に携わった後に住宅領域に異動。
「住宅情報タウンズ編集長」「住宅情報マンションズ編集長」「SUUMO編集長」を経て独立。
「プリンシプル住まい総研」設立。日本賃貸住宅管理協会 研修副委員長、全国賃貸住宅新聞等、連載中。

プリンシプル住まい総研

※プロフィールは、取材当時のものです。

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