住まいづくり・住まい探しの情報ガイド
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和室は、ライフスタイルの洋式化やマンションの増加、洋室に比べてコストやメンテナンスの手間がかかることから減り続けてきましたが、和室の雰囲気や機能性に対する強いニーズがありました。今は一室を完全な和室にするのではなく、洋室に和風テイストを取り入れたり、リビングの一角に小上がりを設けたりするなど、「和」の趣を取り入れる形で復活しました。実際に、現代的な和室はどの様なものか見ていきましょう。
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(リノベーション事例「充実したセカンドライフを彩る、安らぎの“和”を取り入れた空間づくり:マンション」)
一戸建てからマンションへの住み替えを想定したご夫妻のお住まいには、約26帖の広々としたリビングの一角に、小上がりの和室を造りました。仕切りには格子を、畳には半畳縁無しの琉球畳を採用したことで開放感があります。マンションでは珍しい床の間を設けたことで、戸建ての雰囲気も生まれました。小上がりの壁は、伝統色のウグイス色です。この和の色をリビングのインテリアに用いることで、空間の調和が取れています。
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(リノベーション事例「住まいが作る、夫婦の程良い距離感:一戸建て」)
和のテイストが大好きなご夫妻が過ごすリビング・ダイニングでは、窓に障子、扉に襖のような引き戸、リビングに長火鉢風のテーブル、その下に置き畳を採用しました。床は洋室ではよく使われる無垢材のフローリングですが、板の間に思えてきます。和室の特徴である柱が見えないため洋室ではありますが、和の雰囲気を漂わせる天然素材をふんだんに使い、金属素材を可能な限り減らしたことで、和室のような安らぎを感じられる空間になりました。
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(リノベーション事例「定年後の心豊かな暮らしを彩る”和モダン”ライフ:マンション」)
こちらの3LDKのお住まいは、畳を敷いた部屋以外、床をダークブラウンで統一しました。和室としたリビング・ダイニングは、梁、窓や扉の縁、飾り棚を床と同色のダークブラウンに、壁や戸を白にして、メリハリの利いた和モダン空間としました。和モダンには、彩度が低く、濃い目の色がよくなじみます。LDはダイニングエリアを広く取っており、その床座のテーブルに料理が並ぶ様子は、まさに現代的の和風の食卓と言えるでしょう。
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(リノベーション事例「個々の時間も人が集まる時間も楽しめるモダンな二人住まい:マンション」)
こちらのリビングに面したお部屋は、奥様の趣味の生け花や茶道のお稽古場としてデザインされました。戸を開けた時、洋室のリビングとの一体感がでるように和モダンな造りとしました。畳にはシックなグレートーンの琉球畳を採用。この半畳縁無しの畳はカラーの種類が豊富で開放感があるので、和モダンではよく使われます。壁は和紙、低い位置の飾り棚は床の間を思わせ、和の趣があります。サロン的な和室として活用できるでしょう。
和室といえば、木材による構造が見える造りの部屋のことでしたが、昨今の住宅事情から、畳敷きなど和風テイストの洋室も「和室」と呼ぶようになりました。最近注目されているのが和の趣に洋風のモダンスタイルを融合させた和モダン。コストやメンテナンスの面でもお手軽です。「和室」の良さは、家族みんなが寝転んだりしてくつろげることや、大人数の来客に対応しやすいなどの柔軟性にあります。あなたのライフスタイルに、現代的な和室を加えてみてはいかがですか?