住まいづくり・住まい探しの情報ガイド
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フローリングは大きく分けて2種類あります。材木から切り出したままの無垢材と、薄い木板を接着剤で張り合わせてブロック状にした集成材です。集成材は手入れがラクでコストもお手頃ですが、最近の人気を集めているのが無垢材です。また、色合いや材質だけでなく、デザインにこだわる方が増えており、ヘリンボーン張りなど独特の模様が作れる寄木張りに熱い視線が集まっています。それでは、フローリングにこだわった実例やリノベーションプランをご紹介します。
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(リノベーション事例「北欧家具や照明が映える、シンプルでナチュラルな空間:マンション」)
この例ではリフォーム・リノベーションにより、以前は濃い赤茶色だったフローリングを、無垢材のフローリングに一新しました。リビング・ダイニングはホワイトを基調とした壁やシンプルなカラーのインテリアで構成されていますが、床のナチュラル感が温かみを感じさせてくれます。見えない部分ですが、床暖房を取り入れています。床暖房は後から追加することが難しい部分です。床のリフォーム・リノベーションをお考えの際は、ぜひ検討してみてください。
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(リノベーション事例「自然と家族がリビングに集まる、温かみのある北欧スタイル:マンション」)
この例は全体をカフェ風の空間にしたデザインで、床には天然木のフローリングを採用しました。ダイニングスペースは、モザイクタイル風の壁紙が目を引きますが、床のナチュラルな風合いに溶け込み、落ち着きのある空間とおしゃれを両立しています。天然木の魅力は、不揃いな木目や色ムラだけではなく、実際に足で踏んだ時の心地良さや天然の香りにもあります。この安らぎの空間では、食事時の会話も自然と弾みそうです。
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(リノベーション事例「家に居ながら爽やかな青空を楽しむ西海岸風の住まい:マンション」)
この例はリゾート気分が感じられるようにデザインしました。床に採用したのは、ヘリンボーンのフローリング。青空のようなターコイズブルーの天井に対して、色合いは大地を、模様は波や砂浜を連想させてくれます。ヘリンボーンのフローリングは、クラシカルでシックという特徴がありながら、今回の事例のように色合い、もしくは木片の長さや向きによっても、さまざまな顔を見せてくれる、懐が深い床なのです。
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(リノベーション事例「シンプルなのに計算し尽くされた知的スタイル:マンション」)
この例は、白と黒のモノトーンを基調として、安らぎを求めてデザインされたお住まいです。床に採用したのは、ナチュラルな木目のホワイトオーク。単なるモノトーンの色調のリビングでは無機質さを感じるものですが、この床が空間に広がりを与えながらも、自然な柔らかさを感じさせてくれます。ちなみにオークは無垢材を代表する木材です。美しい木目でありながら、耐久性に優れ、時間の経過とともに味が出てくるので、床材の有力候補です。
無垢材のフローリングは、一度味わったら離れられない魅力があります。その一方、天然木なので水に弱く、ペットがいるお部屋や、トイレや洗面・脱衣所などには不向き。そんな場所には、表面加工ができる集成材がおススメです。また無垢材やヘリンボーン張りには、その魅力に比例してコストがかかる点にも注意が必要です。お住まいの雰囲気を決定付ける床ですから、 思い描いたイメージが実現できるかどうか、じっくりと専門家に相談してみてくださいね。