住まいづくり・住まい探しの情報ガイド
変動金利と固定金利それぞれの特徴を見極める
金利のタイプは、「固定金利」、「変動金利」、それに「固定金利の期間を選べる変動金利」の3つがあります。それぞれのローンには、優遇金利が設けられていることが多いので、確認してぜひ利用しましょう。
金利タイプのメリット・デメリット
金利タイプを選ぶ際には、金利動向(上昇局面、下降局面)だけでなく、自分のライフプランにあった選択が必要です。将来、収入が減ったり、教育費がかかるなど、家計収支の変化が予想される場合や、金利上昇によるローン返済額の増加に対応できるかにより、選び方が違ってきます。
固定金利
借入時の金利が全返済期間を通じて変わらないタイプです。
- 【メリット】
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- ・借入れ後に金利上昇しても返済額が変わらない
- ・借入時に返済期間全体の返済計画が確定する
- 【デメリット】
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- ・借入れ後に金利が低下しても返済額が変わらない
変動金利
借入時の金利が全返済期間を通じて変わらないタイプです。
- ●固定金利期間選択型
- 「当初3年間○%」など、一定期間、固定金利が適用された後に、変動金利が適用されるタイプです。
- 【メリット】
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- ・固定金利期間中は返済額を確定できる
- ・固定期間終了後に金利が低下した場合、返済額が減少する
- 【デメリット】
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- ・固定期間終了後に金利が上昇した場合、返済額が増加する
- ・借入時に固定金利期間終了後の返済額が確定しないので、返済計画が立てにくい
- ●変動金利型
- 金融情勢の変化に伴い返済の途中でも定期的に金利が変動するタイプです。
- 【メリット】
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- ・借入れ後に金利が低下した場合、返済額が減少する
- 【デメリット】
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- ・借入れ後に金利が上昇した場合、返済額が増加する
- ・借入れ後に金利が急上昇した場合には、未払利息※が発生する可能性がある
- ・借入時に最終的な返済額が確定しないので、返済計画が立てにくい
- ※未払利息とは?
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変動金利型では、半年ごとに金利の見直しがあります。将来金利が大幅に上昇し、毎月の「利息の支払額」が毎月の「返済額」を超えてしまった場合、その超えた分の利息の支払いは繰り延べられます。これを「未払利息」と呼んでいます。
さらに金利のアップが続いた場合、元金が全く減らず、未払利息が積み上がっていくこともあり得ます。
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変動金利型では、半年ごとに金利の見直しがあります。将来金利が大幅に上昇し、毎月の「利息の支払額」が毎月の「返済額」を超えてしまった場合、その超えた分の利息の支払いは繰り延べられます。これを「未払利息」と呼んでいます。
一般的な変動金利型の注意点(元利均等返済の場合)
金利の見直しは通常、半年ごと。返済額は5年間変わらない。
5年ごとに見直される返済額は、見直し前の1.25倍が上限。
金利が一定以上上昇すると、利息が返済額を上回り、未払利息が発生する可能性がある。
最終返済日を迎えても元金、未払利息が残った場合、最終返済時に一括返済することになる。
金利タイプの変更について
返済途中に金利のタイプを、変動金利型から固定金利期間選択型などに変更できる住宅ローンがあります。金利タイプの変更ができる場合は、変更に伴う手数料が必要か、固定金利期間選択型の場合は固定金利期間終了後にどの金利タイプが選択できるか、合わせて金融機関に確認しましょう。
この内容は、2018年3月31日現在のものです。
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