家づくり、街づくりを通じて考えるSDGs

創業者 松下幸之助の想いは、
SDGsの取り組みの原点でもあると考えています。
パナソニック ホームズは、その想いを引継ぎ、
家づくり、街づくりを通して、
人々の豊かな暮らしを支えていきます。

公開日:2023/07/31

パナソニック ホームズ東京支社 城南支店 市場開拓プロジェクトチーム

社外との連携によって、
お客様のウェルビーイングな暮らしに貢献したい。

パナソニックホームズ株式会社
マーケティング企画室 共創企画課 主幹 辻かおり
アフラック生命保険株式会社
DX推進部 DX企画課 課長 堤大輔さん

※記事に掲載の役職名、商品・サービスについての内容は公開時点の情報になります。

関連するSDGs

  • すべての人に健康と福祉を
  • 人や国の不平等をなくそう
  • つくる責任つかう責任
  • パートナーシップで目標を達成しよう

お客様のウェルビーイングに貢献する両社共通のゴールのために。
住まいづくりだけでなく、暮らしへのお役立ちを目指しています。

PHs_辻

●PHs_辻:私が所属するマーケティング企画室 共創企画課は、他の企業様と連携し、お客様に対して、家を建てるだけではなくその後の暮らしにもお役立ちすることを目指しています。当社は、創業から60年の間に多くのお客様とのつながりを築いてきましたが、今では長い年月の中で繋がりが薄くなってしまったお客様もいらっしゃいます。そのようなお客様に対して、住まいという暮らしの基盤を提供する企業として、より暮らしに寄り添ったお手伝いができないかと考えていました。そんな折、アフラックさんからお声がけいただき、一緒にお客様に役立つ取り組みができるのではないかと考え、「くらしのソムリエ」という暮らしの相談サービスを共同開発しました。

Aflac_堤さん

●Aflac_堤さん:アフラックは、生命保険を通じてお客様を生涯にわたってサポートすることをミッションとしています。一方で、パナソニック ホームズさんは、住まいづくりを起点にお客様へ幸せな暮らしを届けることを目指されており、両社のビジネスには、お客様のウェルビーイングに貢献するという共通のゴールがあります。そのため、私たちは当初から、会社の枠を超えたひとつのプロジェクトチームとして、協力し合える関係を築くことができていたと感じます。「くらしのソムリエ」の開発過程では、アフラックがイチからノウハウを提供するのではなく、パナソニック ホームズさんと議論を重ね、お客様のニーズや解決策を共に理解し共にどうお役立ちしたいかを考えることで少しずつ具体化していきました。

くらしのソムリエとは?

くらしのソムリエとは?

「くらしのソムリエ」は、パナソニック ホームズにお住まいのオーナー様に対して、より良い暮らしの実現をお手伝いするサービスです。暮らしの中の「健康」と「お金」に関する漠然とした不安について、気軽に相談いただくことが可能です。様々な分野の専門家が解決に役立つサポートを提供します。

お客様のライフスタイルやマインドの変化に寄り添える企業として、暮らしをサポート。

PHs_辻

●PHs_辻:住宅を購入するお客様には、出産を迎える方や子育て中の方が多くいらっしゃいます。このような方々は、お子様の将来に必要な資金や、ご自身の万一の病気等に不安を抱えていることが多いことが調査からわかっています。また、人生100年時代と言われる現代では、経済的なゆとりをもって老後を過ごすことが難しくなってきているため、将来の資金計画への悩みが増えてくることも予想されます。定年後を意識し始める年代のお客様でも、サラリーマンとしてまだまだ働き続けなければならないと考える傾向が見られており、健康維持がますます重要な課題になってきているようです。このようなお金や健康の不安について、パナソニック ホームズへ気軽にご相談いただけるようにすることで、お客様の心身の不安を解消し、ウェルビーイングを実現するお手伝いができるのではと考えています。お客様に「くらしのソムリエ」についてご意見をお伺いすると、暮らしのベースとなる「住まい」に関わる当社が、暮らしそのものである健康やお金に関するサービスを提供することに親和性と価値を感じていただいていることがわかりました。
また、お客様との住まいづくりの中で、将来の暮らし方を共有したくさんの対話を重ねて具現化する過程を共に過ごさせていただいたからこそ、暮らしのお悩み事についても相談しやすいと感じていただけるようで、非常にありがたいことです。お客様のペースでご利用いただくことが可能であり、ライフスタイルやマインドの変化に寄り添えることがサービスのポイントであると考えています。

●出典|内閣府 国民生活に関する世論調査(令和4年10月調査)

互いの事業を通じた知見や強みを掛け合わせることで、連携を図り
多様なニーズに対応できるサービスへ発展させ社会に貢献していきたい。

Aflac_堤さん

●Aflac_堤さん:パナソニック ホームズさんは、住まいづくりやサポートを通じて、お客様が安心して暮らし続けられる環境の実現を目指されています。それに対し、保険サービスの知見やノウハウを基に、アフラックが協力できる部分があると考えています。

PHs_辻

●PHs_辻:医療って住宅メーカーにとって参入しにくい分野だと思いますが、オーナー様のウェルビーイングを追求するには不可欠な分野でもあります。これからもアフラックさんとの共創を通じて、豊かな暮らしを実現させていきたいと考えています。

Aflac_堤さん

●Aflac_堤さん:人は年を重ねるにつれ、悩みが増えていくものです。さらに、ウェルビーイングに関しては、お金や健康以外にも多くの要素があります。教育に注力される方や、働き方、ワークライフバランスを重視される方など、お客様の多様なニーズにお応えするため、「くらしのソムリエ」のサービス拡充や改善に努めていきます。

PHs_辻

●PHs_辻:今後は、「くらしのソムリエ」を続けていく中で末長くオーナーさまに寄り添い、更なるお役立ちを図りたいと思っています。
そしてこの取り組みをベースに、社内はもとよりその他のお会社さまとの連携をもっと強化していきたいです。
これから当社を検討くださるお客様や取引先様へお役立ちできるよう、皆さまと共に事業を通じた社会貢献活動を拡げていきたいと願っています。

サービス開発の様子

アフラック生命保険株式会社の取り組み

アフラック生命保険株式会社は、デザイン思考に基づいた顧客中心主義のビジネスを推進されています。
特に、がんを重要課題に掲げており、がんの予防や早期発見につながる啓発活動に取り組まれています。さらに、がんの当事者や家族を生涯にわたって社会全体で支える「キャンサーエコシステム」の構築を推進し、がん治療によって心身にかかる負担や経済的な問題に加え、就労や就学といった多岐にわたる課題への貢献を目標とされています。
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