住まいづくり・住まい探しの情報ガイド
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第2回ホームインスペクション(住宅診断)のメリット
株式会社さくら事務所
ホームインスペクションを利用する割合で一番多いのが、住宅を購入する「買主」さま。理由としては、契約後のリスクヘッジ、住む前に修繕や補修が必要な箇所を知りたい、修繕やリフォームをする費用の目安を知っておきたいといったことがあげられます。
ホームインスペクションを買主さまが実施することのメリットとして、まずは住宅に不具合や瑕疵がないか、建物の専門家が売買の利害関係のない第三者としてチェックすることで安心して購入・居住することができることがあげられます。
そして、中古住宅は建物の情報が少ないこともあるため、購入の際にどうしても不安に感じる「欠陥住宅」や「買ってはいけない住宅」をつかむリスクを回避することもできるでしょう。住宅の構造、設備など、本質的な性能もわかります。
また、安心して住むために、いつ頃、どこに、どのくらいのお金をかけてメンテナンスすればよいか、一定の見通しをたてることができます。購入後、住んでみたら漏水などの不具合が多数見つかり、リフォームや修繕費用が予想外にかかってしまうというケースも。
あらかじめリフォームや修繕費用を把握しておくことで建物は予算内だったのに、建物とリフォーム費用で予算を大幅にオーバーしてしまうという事態を防げます。また、将来の修繕に備え、積み立てを計画したり、ホームインスペクションの報告書を住宅の資産価値を保つための「家の履歴書」として残したりすることができます。
売主さまの場合、建物に対し漠然とした不安を持っている買主さまに、あらかじめ住宅の修繕箇所、改善点などコンディションを把握し、情報開示をすることで、売却後のトラブルを防いだり、スムーズな売却につなげるための材料として活用したりできるでしょう。
売買取引において利害関係のない、中立な立場で公正にホームインスペクションを行った場合は、売主さま・買主さまとの関係を損ねることなく、建物についてのアドバイスや情報などを得ることができます。不安がある場合は気持ちよく取引するために専門家によるホームインスペクションの活用を検討してもよいでしょう。
株式会社さくら事務所は「人と不動産のより幸せな関係を追求し、豊かで美しい社会を次世代に手渡すこと」を理念として活動する、業界初の個人向け不動産コンサルティング会社。1999年、不動産コンサルタント長嶋修が設立しました。
第三者性を堅持した住生活エージェント企業といった立場から、利害にとらわれない住宅診断(ホームインスペクション)や、不動産購入に関するさまざまなアドバイスを行なう「不動産の達人サービス」を提供、約30000組超の実績を持っています。
※プロフィールは、取材当時のものです。