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第4回ホームインスペクションで分かった不具合事例~中古一戸建てひび割れ編

株式会社さくら事務所

中古一戸建てひび割れ編

新築と異なりまだ不動産情報が整備されていないことが多い中古住宅。
物件見学で、「建物のひび割れ」などを発見すると不安を感じてしまい、購入をためらう方も。

特に中古一戸建てでチェックしたいポイントの一つが、外壁の不具合や劣化状況。
建物の外壁に劣化による不具合があると、雨漏りの原因につながります。

雨漏りが進行してしまうと、構造である木材に浸透。腐食やシロアリを呼ぶことにつながり、建物の強度が下がってしまう恐れも。

しかし、不具合の原因がわかれば修繕すればまだまだ充分に長持ちする住宅であるケースがほとんどです。

今回は、外壁不具合でチェックしておきたいポイントの一つ、「ひび割れ」について、ホームインスペクター(住宅診断士)の診断した現場事例をもとにポイントをご紹介します!

外壁全体をチェック

外壁面にひび割れが数ヵ所見受けられました。
ひびの幅は最大で約0.35mmと、出来れば補修を行うのが望ましい状態です。

外壁の塗装材には塗装材の劣化を示すチョーキングも確認され、全体的にメンテナンスを行うのが望ましい状態でした。

名刺が挟まるような幅のひび割れは要補修!

基礎に、幅1.4mmを超える大きなひび割れがありました。
基礎は構造躯体の重要な部位です。ひび割れの大きさから早めに補修されることをお勧めします。

写真はひび割れにクラックスケールを差し込んでみた状態です。
基礎を貫通して裏側に達している可能性があります。早期に補修されることをお勧めします。

基礎をチェック

基礎立ち上がりにひび割れが複数確認されました。

車庫のひびの幅は非常に大きく、雨水などが内部に進入すると鉄筋を錆びさせ、基礎の劣化を進行させる恐れがあり、補修が必要な状態です。

屋上やバルコニーをチェック

屋上周囲(パラペットと言います)にひび割れが見受けられました。
ほとんどヘアクラックと呼ばれる細かい軽微なひび割れですが、劣化が進行すると雨漏りの原因となる場合があります。

次回のメンテナンスの際には防水工事を行い笠木等のカバー材を設置される事をお勧めします。

チェックポイントまとめ

  • 細かいひび割れがいくつもないか
  • 名刺またはシャープペンの芯が入るような幅(0.5mm以上)の幅のひび割れはないか
  • 建物全体、基礎、屋上やバルコニーなど外壁部分を確認

目安として、築15年以上で外壁のメンテナンス工事を一回もしていない建物は補修の時期が来ていますので、
購入予算の中に外壁リフォームを組み込む検討しましょう。

自分でチェックしてみてよくわからない、補修についてアドバイスが欲しいといった場合は建物の専門家やリフォーム会社に調べてもらうと良いでしょう。

不動産の達人 株式会社さくら事務所

株式会社さくら事務所は「人と不動産のより幸せな関係を追求し、豊かで美しい社会を次世代に手渡すこと」を理念として活動する、業界初の個人向け不動産コンサルティング会社。1999年、不動産コンサルタント長嶋修が設立しました。
第三者性を堅持した住生活エージェント企業といった立場から、利害にとらわれない住宅診断(ホームインスペクション)や、不動産購入に関するさまざまなアドバイスを行なう「不動産の達人サービス」を提供、約30000組超の実績を持っています。

※プロフィールは、取材当時のものです。

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