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第5回ホームインスペクションで分かった不具合事例~中古一戸建て雨漏り編

株式会社さくら事務所

中古一戸建て雨漏り編

建物は雨漏りが大敵。雨が木材や基礎に染み込んで建物の構造強度に影響を及ぼすこともあるのです。
特に中古一戸建ての場合は、経年劣化によるひび割れなどから知らない間に雨漏りをしてしまっているケースもよく見られます。

そこで今回はホームインスペクター(住宅診断士)が中古一戸建てホームインスペクション(住宅診断)で発見した不具合事例をもとにチェックポイントをご紹介します。

軒天井はひび割れをチェック

軒裏のモルタルにひび割れが複数見受けられました。
モルタルに浮きが生じていないか(剥がれかかっていないか)を点検されることをおすすめします。

屋根にコケや退色などの劣化が見れられないかチェック

コケや退色等の劣化が著しい状態です。
こういった状況が見られた場合は、早急にメンテナンスが必要でしょう。
再塗装が難しい場合は屋根の葺き替えが必要になる可能性も考えられます。

次の画像は雨漏りをしている屋根裏の様子です。
比較的大きな水染み跡が見受けられました。染み跡の様子から現在も継続して雨漏りを起こしている可能性があります。
こういった状況になっている場合、屋根面の詳細点検及びメンテナンスの検討をしましょう。

外壁の細かいひび割れ(ヘアークラック)をチェック

モルタル塗り塗装仕上げ部分の外壁に複数個所ひび割れが確認されました。
一部はややひび幅が開いている状態です。将来的に雨漏りに繋がる場合もある劣化事象のため、できれば補修を行った方が良い状態です。

一般的に一戸建ては築後10~15年目が外装(外壁・屋根)の最初のメンテナンス時期の目安となります。
購入時には、もしまだ一度も修繕が行われていない建物だった場合、外装のメンテナンス費用も含め、予算にあっているか検討をしてみましょう。

雨漏りを放置してしまうとシロアリやカビの発生で木材が劣化してしまい、後々、補修費用の負担が大きくなるケースも。購入前にしっかりチェックして補修予算を含めて検討しましょう。

不動産の達人 株式会社さくら事務所

株式会社さくら事務所は「人と不動産のより幸せな関係を追求し、豊かで美しい社会を次世代に手渡すこと」を理念として活動する、業界初の個人向け不動産コンサルティング会社。1999年、不動産コンサルタント長嶋修が設立しました。
第三者性を堅持した住生活エージェント企業といった立場から、利害にとらわれない住宅診断(ホームインスペクション)や、不動産購入に関するさまざまなアドバイスを行なう「不動産の達人サービス」を提供、約30000組超の実績を持っています。

※プロフィールは、取材当時のものです。

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